食養生365日 食材の栄養や漢方・薬膳的な効能のお話

あなたのバランスをサポートするサロンConcordia~コンコルディアのsoraがお届けする薬膳・食養生のことなど

血と気を補うある日の夕食

2015-04-29 | 症状別レシピ
頭とふだん使わない感覚をフル稼働して学んできてフラフラになりました(@_@)

お勉強で頭を使うと、血が消耗されます。
ふだん使わない感覚を使おうとすると、気が消耗されます。
しかも一生懸命考えたりするから、頭に熱が昇ります。

ということで夕食は、血と気を補い、昇った熱をクールダウンするメニューにしてみました。

レバーとつくねの焼き鳥
レバーで血を補い、つくね(鶏肉)で気を補います。

イカと玉ねぎ入りさつま揚げ
イカで血を補い、玉ねぎで気の流れを整えます。
(本当は熱がこもっている時は揚げ物は控えた方がいいのですが、今回はイカと玉ねぎの働きを重視してOKにしちゃいました。)

ほうれん草のごまあえ
ほうれん草で血を補い、ごま(白ごま)で潤いを与えます。どちらも体を冷やす性質なのでクールダウンに。

温玉の山かけ
卵で体を潤し血を養い、長いもで気を補います。

トマトサラダ
クールダウンして渇きを癒します。

ご飯
お米で気を補います。

焼き鳥はお肉屋さんで購入。
それ以外はあり合わせの材料で手抜き料理(笑)

居酒屋のおつまみみたいなメニューでしょ(^ ^;)
もちろん、一日頑張ったごほうびに1杯呑ませていただきましたよ♪
(/^-^)o日日o(^0^|) カンパーイ!

ぐっすり眠って翌日はすがすがしい目覚め☆

外食される時もこんな風に意識して食べていただくと、明日の活力がアップしますよ~。

それではまたお会いしましょう(^-^)ノシ



おうち薬膳ワークショップsoraからごあいさつ
漢方・薬膳との出逢い

準備の5月

2015-04-23 | ごあいさつ
あたためてきた新しいサービスを提供させていただく準備を始めています。

ちょうど今、大きな学びの最中で、来月ひと区切りを迎えます。
これまで探求してきたことと、新しいことを結びつけるタイミングが来ているようです。

そんなわけで5月のワークショップはお休みをいただき、じっくり腰を据えて準備に取り組みたいと思います。

お休みの間もブログはちょこちょこ書いていくつもりです。

6月以降の予定は決まり次第こちらでお知らせしていきますね。

そしてもうすぐゴールデンウィーク☆
みなさんも素敵な時間をお過ごしください。

それではまたお会いしましょう(^-^)ノシ



おうち薬膳ワークショップsoraからごあいさつ
漢方・薬膳との出逢い

緑のキレイな豆ごはんの作り方

2015-04-12 | 気の巡りをよくする
豆(グリーンピース)ご飯を作りました☆
う~ん(*´艸`)春の味覚。美味しい!

サヤ付きのを買ってきて、おしりからプチっと割って、ペリペリっと剥がすように実を取り出して。
この作業が結構楽しかったりします♪

鍋に水2カップと塩小さじ1/2を入れて沸かします。
沸騰したら豆を入れて3分弱、下ゆで。

ザルに上げるのですが、豆の香りがほんのり移ったお湯は、捨てずにボウルに移して冷まします。

お湯を冷ましている間に、米2合をといでザルに上げておきます。
(炊き始める30分以上前にはといでおきましょう)

炊飯器の釜に米、酒大さじ1、冷ました豆のゆで汁を入れ、水加減します。
10㎝幅の昆布を乗せたら、炊飯器のスイッチON!

豆はご飯と一緒に炊きません。
面倒な場合は最初の下ゆでを飛ばして全部炊飯器に入れて炊いてもいいのですが、やっぱりひと手間かけて豆を下ゆでして後から加える方が豆の緑色がキレイに出て、美味しそうに見えます。

ご飯が炊けたら昆布を取りだし、下ゆでした豆を投入。


蓋をして10~15分蒸らします。
豆をつぶさないように全体をさっくりほっくり混ぜたら出来上がり!!


えんどう豆の栄養や薬膳的な働きのことは、以前の記事も参考になさってください。

地味だけどよく働きます
春になるとスーパーでつい目が行ってしまう野菜、今日のテーマは「えんどう豆」です。えんどう豆を早取りしたものがさやえんどう、成長したのがグリーンピース、豆から出た若い芽が豆苗です...

お仲間の豆苗についてもご一緒にどうぞ☆

ふと思い立ってブログのデザイン変えてみました(PC版)。
長いこと親しんだ青い鳥とナマケモノのかわいいイラストから、蓮の花に。
ヘッダの画像がちょっと大きい気もしますが、文字は読みやすくなりました。いかがでしょうか~?

それではみなさんまたお会いしましょう(^-^)ノシ



【薬膳的分析】
性味/帰経
平、甘/脾・胃

効能
消化機能を整え余分な湿を取る、解毒
口の渇きを抑える、母乳を増やす



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漢方・薬膳との出逢い

あっかんべーで体調チェック

2015-04-06 | 漢方・薬膳
先日ある番組で女子アナさんが、舌を折りたたんでピッタリくっつける技を披露されてたんですが、彼女の舌の裏側に

ビシーーーーーッと

立派な血管が!!
目が釘付けになってしまいました∑('□'*

生理痛ツラいかも…
冷えもキツいだろうか…
肩凝りもあるかしら…
いまどこか痛いところがあるんじゃないかしら…

あれこれ考えてしまいました。

舌の裏側の静脈が紫色にくっきり浮き上がっている状態を、漢方では「舌下静脈怒張(ぜっかじょうみゃくどちょう)」といいます。
これ「お血」の時に出やすいんですね。

気になるあなたは、鏡に向かって舌をえいっと上に持ち上げて裏側を見てみてください。
舌先を上あごにくっつける感じです。
いかがですか?

さらに表側の色が紫色っぽかったり、表面にブツブツと黒い斑点のようなものがあったらビンゴです。

まずは血行をよくする食材を。
気の巡りをよくする食材や、冷えが気になる方は体を中から温める食材も一緒に摂りいれてみてください。


舌には、こんな風に体の状態が現れます。

今回ご紹介した「お血」以外にも、胃腸の調子の良し悪しや、体に熱がこもってる・逆に冷えてる、余分な水分を溜めこんでいる等々…

現れる部位、形、色や苔の状態よって、体のどこがどんな調子なのかが分かるので、食べるものを工夫できます。

これも漢方や薬膳の魅力のひとつ☆

先ほどの舌下静脈も、毎日チェックしていると
今日は見事に浮き出てるな~とか
今日はおとなしいな…とか
自分で変化に気づけるようになります。

私もたまにこの舌下静脈怒張が現れます。
生理前や、やけに肩がこるなあ~と思う時が多いです。

面白いのが、肩をグルグル回して動かすだけで、しばらくすると落ち着いたりするんですよ(^ ^)
Before, After をチェックしてみてくださいね。
(もちろん個人差はありますのでご了承ください。)

それではみなさんまたお会いしましょう(^-^)ノシ



単発(1day)参加も☆申込受付中
『東洋医学と薬膳の基本がわかるコース(全4回)』
詳しくはこちらをご覧ください。



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漢方・薬膳との出逢い

選択の自由を広げる

2015-04-01 | 読んだ本
久々に最近読んだ本のご紹介です。

じつは怖い外食 ~サラリーマンランチ・ファミリー外食に潜む25の危険~ (ワニブックスPLUS新書)

自分が食べているもののことをちゃんと知っておくって大事よね~と、改めて感じた1冊。

著者がおっしゃる通り偏向な部分あることは否めませんが、頷けることもたくさんありました。
外食やコンビニ、中食にも大いにお世話になってた時代もあるのでちょっと怖くなったり(^ ^;)

食とのつきあい方を考えさせられます。
栄養学や農業のことも、もっと深く知りたくなりました。


ちなみに紅花(サフラン)という表記が登場しますが、薬膳では紅花とサフランは別物です☆

紅花は血行を良くしてお血を取り除く働き。性質は温。
サフランはクールダウンさせて精神を落ち着ける働き。性質は寒。

以前の記事で取り上げているので、こちらも参考になさってください。


知識があるからこそ選択の自由が広がるんですよね。
そのひとつの手段として、漢方や薬膳のことをこれからもみなさんと分かち合い、幸せになっていただきたいなと思います。

なんだかんだいって、食べるもので体は変わります。心も変わります。

4月のコース内講座、単発でも参加できますのでピンときた方はぜひいらしてください♪



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