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新潟市に鎮座 白山神社と護国神社

2012-06-07 | 気まま旅

新潟市は、信濃川、河口のあり、日本海最大の人口を擁する都市で、3世紀の弥生後期(六地山遺跡)に、すでに稲作がおこなわれている。
南北朝で小国氏が治めていた。
小国氏は、坂戸城主・長尾政景の家臣・樋口兼豊の次男として現在の南魚沼市に生まれた実頼は 、1582年、現在の新潟市西蒲区の天神山城主・小国重頼の養子となり、
小国氏を名乗るようになりました。その後上杉景勝の命により、姓を大国と改めています。

新潟港は、15世紀、長岡藩の外港として開発された。藩主の堀直よりは、信濃川と結ぶ新しい街並みと堀造り、そこに商店を指定した。
18世紀、米と港湾の幕府直轄領となり、奉行所がおかれている。

信濃川架かる橋、海側から「柳都大橋」「萬代橋」「八千代橋」「昭和大橋」「千歳大橋」で、JR新潟駅前東大通り、萬代橋、柾谷小路
の街中で、日本海となる。

「白山神社」祭神 菊理媛命、伊弉諾と尊。創建年代不詳で1644年現在地に移されている。周辺は、「白山公園」になっている。


正面大鳥居                狛犬


白山神社 新潟市中央区一番堀通町に、神社朱の大鳥居が目に入る。神社は,新潟市の総鎮守である。
繁華街 古町一番町を抜けると,大通り(かつての一番堀の跡 )の向いですぐわかる。白山神社は山岳信仰の山「加賀白山」と関係が深いと云われている。

「白山公園」は、1964年の新潟地震で液状化現象による噴砂などが発生し被災。園内の施設も損壊。
老朽化した野球場は廃止され、跡地には震災義援金の活用策として「震災記念館」が建設。新潟県民会館。

1970年代から80年代に掛け園内の施設、1990年代に、園地内を経由する川岸町通りを人工地盤下を経由するトンネルに経路を変え、南北の園地が一体となる。
南側は空中庭園を経由して信濃川やすらぎ堤とも接続し、園地は現在、約7.0haの広さ。




境内には、 松尾神社、 黄龍神社、 蛇松明神、 大黒天、 道祖神、 住吉神社、 稲荷御蔵等が鎮座し、池、樹木、花などで整備さ、散策が楽しめる。


境内の大藤棚               山門           拝殿


本殿の様式は、三間社流造銅板葺で趣のある建築。


御廊所


「会津八一」は、歌人、書家。新潟市に生まれ、中学生の頃より『万葉集』や良寛の歌に親しんだ。
東京専門学校(早稲田大学の前身校)に入学し、坪内逍遙や小泉八雲らの講義を聴講し、1906年早稲田大学英文科卒業。
卒業論文にはキーツをとりあげた。卒業後は、現新潟県立有恒高等学校)の教員となって新潟に戻り、多くの俳句・俳論を残した。

1908年に最初の奈良旅行をおこなって奈良の仏教美術へ関心を持ち、またこの旅行が俳句から短歌へと移るきっかけともなった。
1910年に坪内逍遙の招聘により早稲田中学校の教員となり上京し、1925年には早稲田高等学院教授となり翌年には早稲田大学文学部講師を兼任して美術史関連の
講義をおこない、研究でしばしば奈良へ旅行していた。

「記念館」昭和50年開館、八一の作品、書画、遺品喉を展示している。


記念館前                     


古町の商店街に、記念碑が、會津八一生家跡、建立年昭和61年建立、古町通5番町。
石材赤御影石、

       ふるさとの はまのしろすな わかきひを 
                    ともにふみけむ ともをしぞおもふこの故。







「県・護国神社」  会津八一記念館に近い、海方面の北西部西船見町に鎮座されている。県内の戦没者を祀っている。

境内に、坂口安吾の文学碑 「故郷は 語ることなし」と刻まれていた。

北原白秋の歌   「海は荒海 向こうは 佐渡よ、、、、」砂山の碑などがあった。


護国神社                大鳥居               参道


主な軍人は、本間雅晴(陸軍中将、第14軍司令官)、山本五十六(元帥海軍大将、聯合艦隊司令長官)、小林省三郎(海軍中将、鎮海要港部司令官)、建川美次(陸軍中将)など。
                                                                                                                            


松林の緑に囲まれた素晴らしい環境の中にご鎮座。境内脇に遊歩道が設けられ、 西海岸公園として散策出来る。


鐘楼                        境内


小山を下ると、荒波の日本海、今日も白波が打ち寄せていた。


遊歩道                   から見た日本海


「酒の話」麹室
適度の湿気と室内の温度が25~30℃。
蒸米は、コシキから放冷機にかけ約35℃で麹室でモヤシ(種麹)を均一ふり掛け「床モミ」、菌がうまく付くように素手で揉む
布をかけ31~33℃で10時間寝かし、切り返す(固まらないようにほぐす)、これを15~45kgの単位にして箱に移す。これを「盛」という、約45時間管理する。


次回は、繁華街古町を。

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