篆刻サークル「石門印会」の先生から10月の
月例競刻の講評が届きました。
10月の篆刻サークルの日(13日)は台風
来襲ということでサークルは急遽中止になりました。
今回郵送で提出した方々の作品です。
10月の課題は「豊潤」(ほうじゅん=純粋で豊かなこと)
印(石)の大きさ八分(約2、5cm)
以下先生の好評です。

字形が傾いているが金文なので余り気にならぬ。
形状のユニークさを楽しんでいる姿が伺える。
中央に少し寄せてもよかったか。右辺縁の
欠けが大きかった。

対角に文字を配し、朱の空間を残す意図が生きている。
右字中央が余裕を欠く。左字は右側やや下がって
みえる。バランス一考のこと。刀線硬し。

文字の細線と辺縁の太さの対比が成功している。
安定感がある。しかし刀線が細いと弱々しく
見えるので留意されたい。右字下線の太さが
少し目立つ。補刀を。

文字は近来になく安定感あるものとなった。
変化と力強さがある。周縁の回線は細く弱い。
なくてもよかったと思う。あるいは下線と
右線のみでよいかも。

丁寧な彫りに上達の跡を見る。右字「口」
やや大きい。左字偏の巾がせまい。上に
上げて右字の下線を左に伸ばすのも一手か。
辺縁の左上角一考の余地。

活力のある刻はさすがといえる。
字巾を二対一にしてバランスをとっている。
右字下線右下がり。左字縦線が弱くなった。
もう少し削り込んで欲しい。辺縁はよし。
中止の電話が入ったので、13日に提出しようと
思っていた作品は
「11月でよい」と言われ、提出しませんでした。
私の作品↓は次回講評していただきます。

月例競刻の講評が届きました。
10月の篆刻サークルの日(13日)は台風
来襲ということでサークルは急遽中止になりました。
今回郵送で提出した方々の作品です。
10月の課題は「豊潤」(ほうじゅん=純粋で豊かなこと)
印(石)の大きさ八分(約2、5cm)
以下先生の好評です。

字形が傾いているが金文なので余り気にならぬ。
形状のユニークさを楽しんでいる姿が伺える。
中央に少し寄せてもよかったか。右辺縁の
欠けが大きかった。

対角に文字を配し、朱の空間を残す意図が生きている。
右字中央が余裕を欠く。左字は右側やや下がって
みえる。バランス一考のこと。刀線硬し。

文字の細線と辺縁の太さの対比が成功している。
安定感がある。しかし刀線が細いと弱々しく
見えるので留意されたい。右字下線の太さが
少し目立つ。補刀を。

文字は近来になく安定感あるものとなった。
変化と力強さがある。周縁の回線は細く弱い。
なくてもよかったと思う。あるいは下線と
右線のみでよいかも。

丁寧な彫りに上達の跡を見る。右字「口」
やや大きい。左字偏の巾がせまい。上に
上げて右字の下線を左に伸ばすのも一手か。
辺縁の左上角一考の余地。

活力のある刻はさすがといえる。
字巾を二対一にしてバランスをとっている。
右字下線右下がり。左字縦線が弱くなった。
もう少し削り込んで欲しい。辺縁はよし。
中止の電話が入ったので、13日に提出しようと
思っていた作品は
「11月でよい」と言われ、提出しませんでした。
私の作品↓は次回講評していただきます。

