紫蘇の効用

観劇・ゴルフ・フラメンコ・わんこの事・・・ラリホーな毎日です♪

◆shiso家のわんこをご紹介◆

コンクールの空気

2007年02月25日 | フラメンコ

池袋の芸術劇場でミュージカル観たあと、急いで新宿へ向いました。
スペイン舞踊振興マルワ財団のフラメンコ・コンクールが新宿文化センターであるからです。

過去の受賞者である先生がエキシビションで踊るので、その時間までに間に合えばと思ってたんだけど、余裕で着いて、本選のプログラム5番から14人の踊りも観ることができました。
全体的にエレガントな感じの作品が多かったように思います。
新人公演と比べると、足わざより表現、アピール力といったものが感じられました。
ホリゾントも真っ黒な幕をさげ、照明も単一ながら、かえっていい雰囲気の中で緊張みなぎるバイレの数々。
バックはスペイン人のカンテやギターさんが多かったです。

コンクール出場者が踊り終わって、審査時間にエキシビション。
クアドロ風に3人のダンサーと2人のカンテ(歌い手)、1人のギターがいて、ティエントス、ソレア、シギリージャ、とプロの技を見せ付けてくれました。
客席もたぶんフラメンコやってる人ばっかで、コンクールに目を凝らして観てた人々の前で踊るって、こりゃまた違った緊張感があると思うけど、すんばらすぃ踊りで感動~
近くのお席の人が、ウチのセンセ指して「きれいね~さすがの踊りね~」と言ってたので嬉しくなっちった


第4回CAFフラメンコ・コンクール 本選
2007年2月25日(日)
新宿文化センター大ホール


ミュージカル・ブルックリン

2007年02月25日 | ミュージカル

シルビアさんの舞台があれば甲府から飛んでくる(実際、電車でだけど。)HiYさんとミュージカル「ブルックリン」観劇です。

 ブルックリン:伴都美子
 パラダイス:マルシア
 フェイス:シルビア・グラブ
 テイラー:石井一孝
 ストリートシンガー:今井清隆


NY郊外のブルックリンでストリートパフォーマンスをするヒッピー風な5人。
そこで見せる芝居はその中の一人の自伝です。
という劇中劇なので、キャスト全員がいろんな役をいやり、裏方をやり、いろんな廃材で装置や衣装をこしらえてる。
そのアイデアと展開がすっごく楽しい。
死んでしまった母親が娘のもとに降臨するとき頭上の天使の輪が蛍光灯とか、黒いビニール袋で作った衣装や、ケンタッキーフライドチキンの袋がショルダーバッグとか、デリバリーピザの箱でアーミーの帽子にしたり・・・とかとか。
しかし、ストーリーはベトナム戦争によって引き裂かれた家族というのがベースなので切ないんです

歌で見せる聞かせるミュージカル、ダンスは少なっ。
なんと一番踊ってるのが今井さんですから。
ミュージカル初出演の伴都美子ちゃん、表情が弱いけど、歌はすごく良かった。
やはりバランスとれてるのはシルビアさん。歌も存在感も
石井さんと夫婦役と聞いて、濃い夫婦だ~と思ってたけど、二人がラブい時間は短くて濃ゆいの石井さん一人でやってた

マルシアのド迫力にみんなのハートはワシヅカミ。

終演のアナウンスが流れても拍手がやまず、キャストが嬉しそうに出てきて応えてくりまちた。


ミュージカル『ブルックリン』
2007年2月18日(日)~2月28日(水)
東京芸術劇場 中ホール