三谷幸喜ファンのIsAちゃんとPARCO劇場で「ショーガール」を観ます。
かつて木の実ナナ&細川俊之コンビでロングランヒットを続けた「ショーガール」。
このたび、脚本・演出三谷幸喜さん、てことで懐かしさと期待とで楽しみにしてた舞台です。
探偵:川平慈英
K.K:シルビア・グラブ
「ここはNew York!・・・じゃなくて東京三鷹市下連雀」と始めるステージは古民家の居間のセット。
ここに住む地味ーな女が夫の浮気相手なので身辺調査を探偵に依頼するハデな女が登場。
シルビアさんです。
そして探偵カビラJが調査に向かう先の地味な女もシルビアさん。
早変わりで対局の役だけど、顔が顔だけに地味じゃない・・・。
自転車のこぎ方に味だしてるけどね
調査しているうちに恋がめばえるという単純明快ストーリーの中にダンスや歌がおりまざって、後半はミュージカルナンバーや歌謡曲(また!)でのショータイム、最後にはシルビアさんの美脚全開のレオタード姿。
脚長っ
1時間強のステージでしたが充実かつ、あっという間の楽しいショーでした。
大人のショーなので平日は22:00開演だそうですが、この二人、大人だけどかわいい。
芸達者でパワフルで、ショーマンとして最高でした。
カテコで絶賛拍手が続いてたら、「このあと(今PARCO劇場で同時上演してる)『君となら』のメンバーと三谷幸喜さんと焼肉行くので~、さくっと終わりましょう~」と言って幕・・・でした。
どこのお店行くのかなー?
観劇後のDinnerはNHK方向へ歩を進め、grill&kitchen coneyへ。
ジャンルはイタリアンらしいのですが・・・
お店の雰囲気はフレンチカントリー
そしてメニューは無国籍風
お通しが楽しい
ドライトマトやブリチーズ、ポテトサラダにたことセロリのマリネ、スモークレバー・・・
そして「絞たてオリーブの香りのするオリーブオイル」と説明されたオリーブオイル。
文言かぶってる、と思ったら、ホント、絞たてオリーブの香りのするオリーブオイルだった
和牛のマルチョウ焼きはいい焼き加減。
牛スジのトマト煮込みのスープ旨っ
タコとアンチョビのアヒージョ ~フォカッチャセット~
ビールもワインも美味しくいただけるお料理
最後の夏休み、洒落た夕べとなりました。
KOKI MITANI'S SHOW GIRL
2014年8月21日(木)~9月14日(日)
PARCO劇場
先週、1975年の宝塚花組のベルサイユのばらの舞台放映があって、録画しといたものを今日は万全の体制を整えて見ることにしました。
これは最初の「アンドレとオスカル編」で、当時舞台もいっぱい観に行ったし、その時のビデオもすり減るまでみて、本当にテープがノービノビになったっけ。。。
アンドレ:榛名由梨、オスカル:安奈淳のコンビは大フィーバー(死語)でしたねー。
紅白にも出たし、アイドル人気投票でも1位になってたし。
懐かしさに涙なくしては見れない
そして、セリフや歌の順番、それぞれのジェンヌさんの歌い方のクセもしっかり覚えてる自分が怖い・・・
ショーちゃん、綺麗~ 今見てもトキメク
ダンスもうまいし、クサいセリフをおもいっきりクサく言ってサマになるのはさすが~
ミキちゃんも歌うまいしー。脇役の人のギャグもうまいしー。
また、繰り返し見たちゃお。
見終えたあと、たまらなく見たくなったのが俳優祭のベルばら。
古いビデオをひっぱりだして、連続視聴。
こちらは1989年の歌舞伎座の俳優祭で佛国宮殿薔薇譚(べるさいゆばらのよばなし)というタイトルで歌舞伎俳優がガチにベルばらに挑んだ余興。
オトワーヤ大英帝国王子とエンデブ侯爵夫人(って名前で誰か解りますよね)
名古屋弁王子とドスコイ貴族婦人。。。
マリーアントワネットは雀右衛門さん、ルイ16世が團パパ。
今は亡きお二人・・・
團パパのルイ16世、外人みたいでつよ。ほんわかした感じもぴったりハマリ役。
児太郎時代の福助さんのオスカルと、師匠譲りのチブデブ短足と自己紹介する右近さんのアンドレ。
宝塚より女っぽいオスカル
アンドレ、このヅラがキモい。
当時はモテ男だったはずなのに、なんかキモ路線でアンドレをやってます。
そして右近さん、無駄に歌がうまい。やたら歌ってる。
革命の日のシーン。白熱の演技・・・のようだがこの顔でアホっぽいやりとり
みごとなトレースを見せる場面の数々。
笑えるそっくりクオリティ
フィナーレ「タンゴ」、みんなノリノリ
歌六さんセンターで宝塚ダンス炸裂っ
信二郎さん、宝塚にいてもおかしくないよねー。この顔
本家宝塚と続けた見たから、顎が痛くなるくらい笑えた。
AkSさんに「劇団☆新感線の五右衛門ロック」のチケットあるんだけど行かなぁ~い?」
とメールがあったのが3日前。
お昼公演だし、千穐楽だし、すぐ「行く~」と返信。
シアターオーブでの観劇は初めてです。
アトリウムというか入口から客席までが階段やらエスカレーターやら入り組んでいて遠い。
東京国際フォーラムに雰囲気は似てるけど、なんといっても窓からの景色がばっつぐん。
五右衛門だけに「絶景かな~」
富士山もくっきり見えました。
石川五右衛門:古田 新太
明智心九郎:三浦 春馬
猫の目お銀:蒼井 優
シャルル・ド・ボスコーニュ:浦井 健治
春来尼:高橋 由美子
前田慶次郎:橋本 じゅん
石田三成:粟根 まこと
マローネ:高田 聖子
蜂ヶ屋善兵衛:村井 國夫
豊臣秀吉:麿 赤兒
アビラ・リマーニャ:右近 健一
賽の目金次:河野 まさと
前田玄以:逆木 圭一郎
雲隠れのお霧:村木 よし子
仕掛けのばね蔵:インディ 高橋
小林小女:山本 カナコ
土竜のぜい六:礒野 慎吾
死神右京:吉田 メタル
枕返しのおつゆ:中谷 さとみ
くれくれお仙:保坂 エマ
蜂ヶ屋番頭福助:村木仁
エスパーダ:川原 正嗣
ハガネ太郎:冠 徹弥
ひげ紋次:教祖 イコマノリユキ
アンヌ・デ・アルワイダ:天海 祐希
さて、劇団☆新感線のZIPANG PUNK~五右衛門ロックIII
いただいたお席は2階でした。
む、舞台まで遠い・・・と思ったけど傾斜もあってすごく観やすいし舞台面の美術がきれいなので上からの観劇のほうが楽しめた気がする。
ステージ上は大阪堺の街並みが洛中洛外図みたいに描かれてて、舞台上手下手から開閉する扉のような装置に、場面によって門だったり襖だったり、あばらやだったりが画像投影されて立体的に観えます。
舞台両サイドにはモニターが設置されていて舞台背景の一部になったり、歌詞スーパーが出たり、ギャグ強調文字が出たり、異国からの伝令が映し出されたり、モニター使いが楽しいです。
すでに1回観劇済みのAkSさんが三浦春馬くん押しで「歌もダンスもめちゃくちゃうまくてね~」とモリモリ盛り上がってます。
あんなイケメンで歌も上手いとなそなの
そいへば「タウンワークタウンワーク バイトがきみにぃ~」なんて歌っててあんまりにも上手くて「アテレコ?」って思ったっけ。
すると、しょぱなから華やかに登場。
前髪をかき上げ、キラリンと効果音つきで、キメキメダンスにお歌~
うめぇえぇぇ
まだ舞台向きの発声ではないけど、こりはミュージカル、ガンガン行けるでしょ。
期待期待。
五右衛門シリーズで、今回も新太さんが石川五右衛門を演じ宿敵とも言える豊臣秀吉と、空海の残した秘宝を巡って、チャンチャンバラバラ・・・というオハナシ。
ま、ストーリーに深みはありませんが、春馬くん演じる明智心九郎は秀吉に殺された明智光秀の隠し子。
明智だけに、江戸川乱歩の明智小五郎にかけて、名探偵ってことで、推理ドラマとなってます。
おまけに戦乱の世。
前作「薔薇とサムライ」に続き異国人も登場。
異国の女王、アンヌ天海祐希さんは映像で出演してます。
シャルル浦井くんは日本にやってきて異彩放ってました。
浦井くん、金髪ウィッグが似合う、似合いすぎ。
普通の日本人は金髪のヅラは浮くのに浦井くんの場合黒髪でいるほうが浮くよね。
今回の舞台は新太さんや橋本じゅんさんが前に感じた破壊力が感じられなくなってき・・・(あっ)
新感線も高齢化の波がそこに・・・(あっ)
4時間近くの長丁場な上、歌・ダンス・立ち廻りと激しい舞台、オリジナル劇団員の年代はキツそー。
しかし、年長の麿 赤兒さんの柔軟性にびっくり。
さすが大駱駝艦!舞踏家!・・・って身体の事じゃなくてキャラクターがね、柔軟でした。
怪演だけどキュートです。
そして大好き村井さん、商人ザ・スーパー・スター
歌も存在も抜群です。
しかし、ジーザスとエリザのパロディーが入れ込まれてたこの作品。
すっきやねー
ところで、蒼井優ちゃん、演出で狙ったキャラとずれてるような感じがしました。
たぶん色気とキップみたいなのを求めていたようだけど、甲高い声のセリフがギャンギャンしてて、身体も華奢なせいか地についてない感じ。
歌も微妙だったし。
小柄でもすごい肝をおさえた演技を見せてくれたのが高橋由美子さん。
とっちゃん坊やの女性版みたいな尼さん、実は不死身の薬を飲んでたという。
その妙にかわいくもあり達観した感もあり、歌声のボリュームもあいかわらず
千穐楽だからいろんなアドリブもあったようですが、スペシャルは春馬くんの側転からの~バク転
そんなこともできるんやー・・・
ラストで大海へ出る五右衛門たち、舞台美術がきれい。
船のクオリティもあがり、オケピあたりからシャーっと波の幕をだして船に打ち付ける波がリアル
印象的な幕切れでした。
そしてカテコでは千穐楽恒例という撒きせんべい。
「2階席はスタンディングは危険です、落ちたら下の人が死にます。座って下さい」
という新太さんの指示により、着席し、2階まで上がってきてくれた出演者から"撒き"ではなく
手渡しでおせんべいをいただきました。
五右衛門せんべい
劇団☆新感線 ZIPANG PUNK~五右衛門ロックIII
2012年12月19日(水)~2013年1月27日(日)
東急シアターオーブ
シアターコクーンで蜷川幸雄さん演出の『ボクの四谷怪談』、観ました。
XB列だったので2列目かと思って行ったら、最前列かぶりつきでした
民谷伊右衛門/当世蒼白青年:佐藤 隆太
お梅/恐怖早熟少女:谷村 美月
お岩/怪奇正体不明:尾上 松也
お袖/可憐同棲少女:栗山 千明
佐藤与茂七/悲憤公害青年:小出 恵介
直助権兵衛/無残薄倖少年:勝地 涼
伊藤喜兵衛:勝村 政信
義父の四谷左門:瑳川 哲朗
次郎吉/天ッ晴淫乱少年:三浦 涼介
お熊:麻実 れい
仏野孫兵衛:青山 達三
小仏小平の母:梅沢 昌代
老女A:市川 夏江
宅悦:大石 継太
第二のお岩:明星 真由美
お色:峯村 リエ
お花:新谷 真弓
法乗院の所化:清家 栄一
バルコニーには提灯が並び、幕は定式幕、舞台転換のスタッフも黒子の装束で、歌舞伎スタイル。
タイトルの騒音歌舞伎に”ロックミュージカル”ってルビをふってあるので、歌舞伎の”歌”のとこが現代調なのかな?
ま、新しい、と思っていたら、これは40年ほど前に書かれた脚本なので、人物の相関関係は江戸時代で、設定は昭和の東京、といずれも今からすれば過去。時代ものです。
昭和っぽいパンタロンジーンズやロンドンブーツに帯刀というスタイルや、今では見かけない行商スタイルのおばあちゃんや、おこもさんなど、随所に昭和臭のするディテールにこだわっていながらも、設定をあやふやにしているので観るほうの受け止め方は千差万別になるだろうなー。
ミュージカルってったって聞かせるほど歌いあげる役者は少なくて、むりやり歌わせてるって感じです。
しかも、上手・下手の上段に歌詞字幕が表示され「〇〇のォ~」と伸ばすとこまで書かれてると歌聞くどこじゃない滑稽な感じです。
古い曲にセリフを当てた歌も多いけど、直助とお袖が小さなちゃぶだいでつましくご飯を食べながらのたわいもない会話を「モグッ」とか「ゴクッ」とかの擬音をはさんでラップ調にしてるのは今ふう。
この芝居のオリジナルの「君はいつも夢の中で」はなつかしのフォークソング風。
そんな中の松也くん、歌めちゃんこ上手いやんけ!
日経の舞台評に「歌も結構うまい」とあって、「結構?」と微妙な期待を持っていったけど、いい声だー。
もっと歌って欲しかった!
松也くん演じるお岩のシーンだけ歌舞伎同様江戸時代で、歌舞伎俳優の松也くんは当然、他とは違う存在感を醸し出していました。
主役・伊右衛門の佐藤隆太くんは誠実とも不誠実ともとれる優柔不断男ながらも葛藤する男にはぴったり。
1人芝居のシーンは「よく頑張った!」って感じ。
そしてイヤミなヤツ与茂七を演じた小出恵介くんにトキめいた~
なんでだろー?
ネクタイ、スーツ姿で下半身ブリーフ一枚で堂々とポージングとか、「俺のこの長い足」とかいって精一杯シンクの上に足を乗せたりしてププッと笑われてたけど、ブロードウェイミュージカル替え歌の白いスーツ、白いシルクハット&ステッキの姿はオーラあったな~
女優さんたちはお色の峰村さん、お熊の麻美れいさんは程よい毒っぽさと天然さがうまい~。
若手のお梅、お袖の二人は意外と埋没してしまった感・・・
直助、次郎吉の子犬みたいな子猫みたいな少年達が芝居の切ない雰囲気を出していて、相対して勝村さんのザ・昭和DJのチャラさに笑かしてもらったー。
瑳川哲朗さんが見るたびに太って、誰だかわからなくなりつつある・・・
健康面は大丈夫なのかな。
印象的な舞台効果は松の雪吊りを模したライティングや戸板を円形に並べて場面転換。
いにしえの和と現代調が織り交ざった感じを期待していたところのツボに入った気がしました。
カーテンコールでは全員火の玉模様のTシャツにGパンで賑々しく踊っていたけど、松也くんはところどころに歌舞伎見得ポーズ取って、元気に飛び回ってるのが微笑ましく思っちゃいました。
そして微妙に袖のそばの垂れ幕の後ろで小出恵介くんが元気に松也くんの振りをまねてた・・・
歌舞伎の「東海道四谷怪談」の戸板返しや骨肉の争いの部分はなく、社会に翻弄されるものの内面を描くみたいなテーマのようで「東海道四谷怪談」から構想を得たオリジナル作って感じで、そんなにトレースしてないように思います。
騒音歌舞伎(ロックミュージカル)『ボクの四谷怪談』
2012年9月17日(月)~10月14日(日)
BUNKAMURAシアターコクーン
宝塚星組公演、『ダンサ セレナータ』と『Celebrity』、StFぴーがチケット取ってくれて一緒に観劇です。
◆ダンサ セレナータ◆
イサアク:柚希礼音
モニカ:夢咲ねね
ジョゼ:涼紫央
ホアキン:紅ゆずる
アンジェロ:十輝いりす
ルイス:真風涼帆
アンジェリータ:白華れみ
舞台は軍事独裁政権下のポルトガル、独立戦争だの、秘密警察だのと、ハードボイルドなストーリー。
そんな情勢下で、有名ダンスクラブのダンサー・イサアクとクラブのオーデションを受けにきた娘に付き添ってきたモニカの恋物語・・・ってんで、ダンスシーンがてんこ盛り。
暗い世相を描きながらもショーダンスの華やかなこと。
このギャップについていくのはたいへん~
ダンスシーンを前のめりに満喫しました。
モニカの兄アンジェロは軍事政権打開の運動をする植民地出身ということで、この兄妹は褐色メイク。
イサアクとモニカのペアのダンスシーンは肌の色の違いもあってエキゾチックな雰囲気が出て、またこの二人、手足のリーチが長くてダンスがうまくて、ダンサー役うってつけ。
プライドの高いイサアクの元相手役のアンジェリータ、クラブのバーテンダーのジョゼを務める二人は今回で退団するのだそうだけど、際立ったキャラでストーリーにいい味つけてた感じです。
二部のショー『Celebrity』は幕の開く前、幕に映し出された画像で礼音さんのカウントダウン。
これも見逃せない。
その名の通りリッチな雰囲気満載で、ヘリコプターで登場という演出ではじまり、ゴージャスな衣装をまとうセレブが歌って踊ってという華やかなステージ。
タキシードダンスはもちろん、男役がダルマ衣装で踊るのも見もの。
脚なっがー
素敵すぎて、宝塚はいつも永遠に幕が降りないでほしいと思っちゃうのでした。
コーフン、コーフン
そんなあたくしたちが終演後に行ったのはすしざんまい(渋っ)
旬の刺身三点盛り
あさりの酒蒸し
活アジたたき
鯛とマグロのサラダ
握りもちょいちょいとな
鮪の竜田揚げ
まぐろの初せりを落としたことで名をあげましたが、リーズナブルなので気軽に食べれるお寿司屋さんです。
宝塚星組東京公演
ミュージカル・プレイ『ダンサ セレナータ』
ショー・グルーヴ『Celebrity』
2012年7月6日(金)~8月5日(日)
東京宝塚劇場公演
ミュージカル・エリザベート、岡田くんのフランツに春野さんエリザとマテトートで、とリクエストし、キャストが合わさったの今日でございましたので、AkOちゃんと観劇ですの。
オーストリア皇后・エリザベート:春野 寿美礼
黄泉の帝王・トート:マテ カマラス
皇后暗殺者・ルイジ・ルキーニ:嶋 政宏
オーストリア皇帝・フランツ・ヨーゼフ:岡田 浩暉
皇太后・ゾフィー:寿 ひずる
エリザベートの父・マックス:今井 清隆
オーストリア皇太子・ルドルフ:平方 元基
少年ルドルフ:山田 瑛瑠
エリザベートの母・ルドヴィカ:春風 ひとみ
エルマー:岸 祐二
マダム・ヴォルフ:伊東 弘美
リヒテンシュタイン伯爵夫人:小笠原 みち子
ヴィンデッシュ:河合 篤子
ツェップス:大谷 美智浩
グリュンネ伯爵:治田 敦
シュヴァルツェンベルグ侯爵:阿部 裕
フランツ初役岡田くん、滑舌は?歩き方は?らいじょび?とドキドキしながら幕開きを迎えたのですが、存外、皇太子役がはまっていて、軍服姿もステキでした。
なにより、エリザのことが愛おしい~って感じで情の深い悲しい王様なとこが良いです。
めまぐるしく歳月が過ぎていく中、フランツの服やヒゲが変わっていくけど、その早変わりがたいへんそう。
どんどんヒゲが増えていって顔が見えなくなっていく・・・
晩年のフランツはじいさま声を表現しようとしてか平泉成か?みたいな発声になってた
春野さん初日を観たAkOちゃんが歌がミョーだったと言っていたけど、今日はちゃんと仕上がってました。
でも面長が幼少時代シシィの子供っぽさを感じさせないのが、ちょっと残念。
でもこのれが、あの鋭い男役だった人?と思うくらい”女性”度高いです。
外国人マテ、しかし日本語歌詞上手だった。
歌い方やビジュアルがブリティッシュロッカーみたいだけど、やはり整ったお顔は黄泉の国の帝王の説得力があります。
小柄だけど、ステキ
後半の肝、『闇が広がる』でルドルフのあまりの踊れなさに目がくぎずけ…
今回はミュージカルとしてというより、ストーリーに深く感じ入ってしまった。
毎日オーストリアのテレビドラマ見てるからかな。
カテコでは岡田くんいつもの高速お手手ふりふりを封印し、王様っぽくゆっくり手を振ってました。
終わってロビーに向かう途中激しく手をふってくる人たちが、と思ったらSaMさんとAiTちゃん。
今日観てたんだー。
お互い1回だけのエリザ観劇が同日になるとわっ
久しぶりに一緒に観劇したAkOちゃんとは、やっぱり焼肉。
トラジでいい肉食べちゃったよ~
ミュージカル エリザベート
2012年5月9日(水)~6月27日(水)
帝国劇場
きりやんのサヨナラ公演です
一幕目はミュージカル『エドワード8世』-王冠を賭けた恋-、
二幕目のショーはブリリアントステージ『Misty Station』-霧の終着駅-
いずれもきりやんが大好きというイギリスものです。
デイヴィッド・ウィンザー:霧矢 大夢
ウォリス・シンプソン:蒼乃 夕妃
ウィンストン・チャーチル:一樹 千尋
ジョージ5世:磯野 千尋
ガイ・バージェス:龍 真咲
ゴドフリー・トーマス:明日海 りお
アーネスト・シンプソン:星条 海斗
ヨーク公アルバート:一色 瑠加
『エドワード8世』はイギリス王室に実在した、王位よりも愛を選び、当時はヨーロッパ一魅力的な男と呼ばれていたそうで、その生活や生涯はドラマチック。
とんでもなく洒落男だったのできりやん演ずるデイヴィッド(エドワードⅧ)もすてきな衣替えの連続。
ことに軍服姿はシビれます。
気の強い女、ウォリスとはアメリカの未亡人との恋なので、まるっきり甘々なわけじゃなく、大人の駆け引きみたいなとこを描いているのがこの二人にあてがきしたように合ってました。
ショーもユニオンジャックとタータンチェックの嵐。
ふわふわのファンタジーな世界とはまた違って、このカチっと感がきりやんらしい。。
ラインダンスがちょこっとだったのは残念ー。
ショーの最大の盛り上がりポイント、タキシード群舞はEuropeのファイナルカウントダウンですー。
ロックで階段タキシードの舞。テンションあがる~
タイトル『Misty Station』-霧の終着駅-とはウマいことつけたねー。
かっちょいくて、歌もサイコーなタカラジェヌきりやんの見納めでした
兵庫の宝塚大劇場でのサヨナラ公演の最終日、トップの千秋楽は白いブーケを持っての出がお決まりなのだけど、きりやんのバヤイ、愛犬がおそろいの袴姿でのご挨拶
そんなとこも好き
意外とデカい愛犬のフィンチくん・・・きりやん力持ちなんやね。
終演後は一緒に観劇したSaFぴーとベトナムキッチンGINZA999でブランチ
ランチセット、生春巻きと蓮の実入りおこわと酸辛フォー。
この酸辛フォーはくせになる味わい
宝塚月組公演
ミュージカル『エドワード8世』-王冠を賭けた恋-
ブリリアントステージ『Misty Station』-霧の終着駅-
2012年3月23日(金)~4月22日(日)
東京宝塚劇場
HiYさんとシアタークリエで上演中のアイ・ガット・マーマンを観劇。
3週間足らずの中でオリジナルキャスト、ファビュラキャスト、ニューキャストと3パターンキャストで演じられ、今日はファビュラキャスト。
エセル マーマン1:シルビア・グラブ
エセル マーマン2:浦嶋 りんこ
エセル マーマン3:エリアンナ
ピアノ:中條 純子/大隅 一菜
実在人物、ブロードウェイで活躍したミュージカル女優エセル・マーマンのドラマチックな一生を彼女の代表ナンバーにのせて歌い踊る、宮本亜門氏演出のすごく斬新的手法のミュージカル。
お顔立ちゴージャスで華やかなシルビアさん、幅も厚みもあるりんこさん、手足ながーいモデル体型のエリアンナさんと個性が全く違うベクトルの3人が一人の女性をかわるがわる演じても、がっつり感情移入できちゃうほどなめらかに進行します。
クラブ歌手からブロードウェイミュージカルのスターになり、映画女優と華々しい活躍の裏で、5回の結婚、子供に先立たれるなど悲喜こもごもなマーマンの人生を語るのに2時間の舞台の中によくぞ納まったってくらいるだけでも波瀾に満ちています。
ザ・ミュージカルな異様なハイテンションではじまるので、最初は客席がおいてけぼりな空気になるかと思いきや、気づいたら3人の魅力にどっぷりつかって熱い空気になっていきました。
最前列の男性客を舞台にあげていじったり、客席通路使いもあったり、風船がふってきたりとHava a Partyな演出も楽しくて、あっという間だったけど、2時間とは思えないボリュームのあるステージでした。
やはりシルビアさんのダンスはキレキレでカッコイイ。動きに無駄がないのに、華がある。
そして晩年のマーマンの哀切を歌い上げるのも凄みがありました。
なんか舞台人としての充実感を感じたー。
ピアノ伴奏の二人も立派にキャストの一部となっていてパフォーマンスに
シルビアさんとエリアンナさんが手をつないで輪っかをつくり、りんこさんがその輪の中でMGM映画のオープニングのライオンの「がぉー」ってのをやったのが笑えた
終演後は有楽町ガード下にある熊本の馬刺し料理がいただけるお店、馬かばいへ。
紅白盛り(たてがみ、ロース)
馬かばいサラダ
馬スタミナ(バクダン)
高菜チャーハン
うずらの鶏ガラスープ煮
肥後ナスうまか揚げ
博多人のHiYさんは九州料理にノリノリになってたじょ
アイ・ガット・マーマン
2012年1月3日(火)~1月19日(木)
シアタークリエ
帝劇でミュージカル ダンスオブヴァンパイアをAkOちゃんと観劇です。
クロロック伯爵:山口 祐一郎
アブロンシウス教授:石川 禅
サラ:知念 里奈
助手・アルフレート:山崎 育三郎
宿屋の亭主・シャガール:コング 桑田
シャガールの女房・レベッカ:阿知波 悟美
女中・マグダ:Jennifer
ヘルベルト:馬場 徹
せむし男・クコール:駒田 一
ヴァンパイア・ダンサー:森山 開次
ヴァンパイアといってもホラー性は全くなくて、ヒロイン、サラもB型気質だし、吸血鬼の研究をしてる優秀な教授のツメもイマイチ甘くて、なんとも頼りなくてブリブリしてるアルフレートも助手の働きしてないし・・・。
最後はみんな血を吸われてアハハ~!みんな仲間だアハハ~!アハハハハ~!てなミュージカルですが、再演が続いてる所以はすごいダンス力のダンサーによるダンスシーンだと思います。
なっつっても二幕の「夜を信じろ」を最初に観た時の衝撃は、何度見ても味わえます。
開次くんの超人的な舞をミュージカルの中で観れる楽しさ。
たまりませぬ。
とはいえ、新キャストチェックもしとくー。
マグダのjenniferは色っぽさと軽さがいいあんばいで適役な感じ。
でも相手のコングさんがなんか弱い。
見た目のインパクトほどアクがないのが意外でした。
圭吾さんのヘルベルト以外まったく想像できなかったけど、同じような感じを踏襲した馬場さん…
顔のワリに足が太いのがなぁ…ちょっと冷める。
アルフレートはあたくし的にはストーリーの中でもあんまり魅力を感じる人物じゃないから、どなたがやっても…(てんてんてん)
やっぱ今日もストーリー以上に祐さんのアップテンポの歌での両手を前に出し固定、右足、左足に重心をかえるの歌唱法に
今日のクコール劇場はリトルコゼットになってました。
うちわでしゃかしゃかお掃除しながら客席と「クコちゃーん」「あいよ」ってやりとりをしてるうちオケピからあの伴奏…
「あの幕の向こうにーお城があるのよー」と歌い始め「お掃除なんかもしなくてもいいのー」
そして「レミゼのオーディション受けよ」ってつぶやきながらのひっこみ。
ところで、入場時に全員にハンケチが配られました。
今週はハンカチ週間・・・ということで、これをカテコでふれと。
これをふりふり「真っ赤に流れる血が欲しい~」
祐さん、はげしく振り回してるからハンカチがしわくちゃです。
カテコでも全力で踊ってる開次くんがステキ
出口では毎日交代でキャストが募金活動。
今日は教授、ヘルベルト、クコールが立ってました。
終演後はAkOちゃんと二人忘年会
有楽町のガード下あたりで新規開拓してみようとお店を探してみました。
すると、韓国料理のコパンコパンに目がとまり、入ってみました。
ふわっふわの海鮮チヂミ
味噌バタースンドゥブ
トッポギ
腸詰
ぜんぶ、日本向けのヒネリが効いてて、ここは当たり
久々のAkOちゃんとの飲みで嬉し楽しい忘年会でした
ダンス オブ ヴァンパイア
2011年11月27日(日)~12月24日(土)
帝国劇場
初めて行く劇場、座・高円寺。
別所さん出演のミュージカル・ユーリンタウンの千秋楽です。
警官ロックストック(ロクスッポ):別所 哲也
リトル・サリー(ちびサリ):坂井 香奈美
ボビー・ストロング(ビンボー・スットボケ):今村 洋一
ホープ・クラッドウェル(ホッピー):関谷 春子
UCC社長コールドウェル・クラッドウェル :塩野谷 正幸
管理人ペニー(ペニペニ):伊藤 弘子
ストロングばあさん(オジョーズ・スットボケ):福麻 むつ美
ストロングじいさん(スットボケじじい):大久保 鷹
バレル(バレバレ):清水 宏
フィップ上院議員(ヒップご意見番):三ツ矢 雄二
座・高円寺。なんとも、いい空間の劇場です。
ロビー奥のには海外の美術館みたいならせん階段もあって贅沢感。
劇場のカスタマイズ性も多様だし、そして大事、大事、トイレも多数。
ユーリンタウンといえば別所さんの可愛いボビー「はしっちゃえ~!」が脳裏に焼き付いてますが、今回は演出家も違い、役も以前ナンチャンのやった警官だし。うーむ。どうなるんだろ。わくわく。
チケットをもぎってもらって、劇場へ続く複雑な道をくねくねと進むと、いばった警官たちがとことどころに配備されてて、
「まっすぐすすめ」だの「席はわかるのか?」だの脅してくる・・・
婦人警官は網タイツにガーターベルト、胸の谷間もあらわな色気大全開でSっぽく「席どこ?」「段差気をつけなさいよ」
Mなあたくしは従順に案内されまちた。
威圧的な態度だけど、優しい警官でしたよ。
ユーリンタウンは歌がほんっとに良いなー。
別所さんが可愛いボビーじゃなくて残念だけど、警官、出番いっぱいだし、素材が分厚げな独裁者的制服を着ながらも縦横無尽に動き、いろいろ役者さんいじり倒して頑張ってた。
ラップも頑張ってた。ケド、ま、別所さんらしく楷書体のラップだったけど。
千秋楽スペシャルか、いじり合いも随所随所に・・・
別所さん「ボビー、いいなぁ、俺だってボビーやってたんだぜー」「だいたいメタファーってわかんないし」とかぼやいてたし、
命令する警官に向かって「帝劇出てるからっていばるなよぉ~」と罵倒(?)されることも…
アニーやマイフェアレディの歌やミュージカルパロディを細かくちりばめて、楽しみ方もいろいろできます。
演出は亜門さんよりもっと毒づいていてシニカルだけど、役者さんがアンサンブル全員パワフル。
そして後半になるにしたがってキャラクターそれぞれが徐々に強くなっていって不思議な一体感を感じました。
ボリュームを感じるお芝居でした。
ぐふっぐふふっ良いお席で、目の前を別所さんが通って握手できちゃった
カーテンコール後、監督の流山さんがステージに登場して「今日は千秋楽なので記念写真を撮ります。カメラを持ってる方、どうぞ撮ってください」って。わーい(@^▽^@)ノ
出演者全員集合
流山児★事務所「ユーリンタウン -URINETOWN The Musical-」
2011年10月14日(金)〜10月30日(日)
座・高円寺
ブロードウェイミュージカルライブ2011。
有名ミュージカルナンバーをミュージカル俳優が歌うショーが新国立劇場で開催されました。
今回、お知り合いが出るというHiYさんがチケット取ってくれました
―Act 1―
「スモーキー・ジョーズ・カフェ」よりOn Broadway:全員
「ゾロ・ザ・ミュージカルよりBamboleo(バンボレーオ):石井一孝
「ポカホンタス」よりJust Around The Riverbend(川の向こうで):土居裕子
「レント」よりOne Song Glory:藤岡正明
「ウィッスル・ダウン・ザ・ウインド」よりWhisle Down The Wind:神田沙也加
「レ・ミゼラブル」よりEmpty Chairs At Empty Tables(カフェ・ソング):岡田浩暉
「ファンタスティックス」よりTry To Remember:戸井勝海
「ジキル&ハイド」よりThis Is The Moment(時が来た):キム・ジュンヒョン
「アイーダ」より Elaborate Lives(迷いつつ):キム・ジュンヒョン 笹本玲奈
「ウィキッド」よりDefying Gravity(自由を求めて):笹本玲奈
「エビータ」よりBuenos Aires(ブエノスアイレス):知念里奈
「南太平洋」よりSome Enchanted Evening(魅惑の宵):今井清隆
「美女と野獣」よりBeauty And The Beast(美女と野獣):今井清隆 姿月あさと
「レベッカ」よりRebecca:姿月あさと
「ロック・オブ・エイジズ」よりDon't Stop Believin':笹本玲奈
「アスペクツ・オブ・ラブ」よりAnything But Lonely:保坂知寿
「サイド・ショウ」よりWho Will Love Me As A Am?(愛してありのままの私を):保坂知寿 土居裕子
―Act 2―
「Mack & Mabel」よりTap Your Trpubles Away ~Doin' The New Lowdown:本間憲一
「ミス・サイゴン」よりI'd Give My Life For You(命をあげよう):知念里奈
「ジーザス・クライスト=スーパースター」よりSuperstar:岡田浩暉
「マイ・フェア・レディ」よりWouldn't It Be Lovely?(素敵だと思わない?):神田沙也加
「ジキル&ハイド」よりIn His Eyes(その目に):戸井勝海 藤岡正明
「フットルース」よりAlmost Paradise(パラダイス~愛のテーマ):藤岡正明
「ロミオとジュリエット」よりAimer(エメ):石井一孝 神田沙也加
「美女と野獣」よりHome(わが家):笹本玲奈
「ビクター・ビクトリア」よりLe Jazz Hot:本間憲一
「ウェスト・サイド・ストーリー」よりTonight:岡田浩暉 知念里奈
「サンセット・ブルーバード」よりSunset Boulevard:今井清隆
「ウェスト・サイド・ストーリー」よりMaria:石井一孝
「マルグリット」よりChina Doll:土居裕子
「ドリームガールズ」よりOne Night Only:保坂知寿
「サイド・ショウ」よりYou Should Be Loved(君を愛すべき人):戸井勝海
「レ・ミゼラブル」よりStars(星よ):キム・ジュンヒョン
「エリザベート」よりDer Letzte Tanz(最後のダンス):姿月あさと
「フォーティセカンド・ストリート」よりLullaby Of Broadway(ブロードウェイの子守唄):全員
すごい曲数
歌だけでもすごくドラマチックで、すごい声量です、みなさん。
劇場のスピーカーの音量もハンパなくて、音波で気圧が高くなってるような気さえしました。
しょっぱなで石井さんがZORROのナンバー「バンボレーオ」を歌ってくれたこと、
岡田くんのカフェソングがグレードアップしてたこと、
そして「ジーザスクライストスーパースター」がノリノリでよかったこと、
「トゥナイト」が意外と声とキーが合っていて素敵だったこと、
キムさんの歌唱がすばらしすぎること、
感動ポインツいっぱいでした
ブロードウェイミュージカルライブ2011
2011年8月27日(土)~2011年8月28日(日)
新国立劇場中劇場
ミュージカル三銃士の千秋楽チケットあるの~一緒に観よう~と声かけてくれたShii-koさん。
ありがとーついぞ見逃しちゃうとこだった
帝国劇場でのミュージカル三銃士です。
ダルタニャン:井上芳雄
アトス:橋本さとし
アラミス:石井一孝
ポルトス:岸祐二
ミレディ:瀬奈じゅん
リシュリュー枢機卿:山口祐一郎
アンヌ王妃:シルビア・グラブ
コンスタンス:和音美桜
ロシュフォール:吉野圭吾
バッキンガム公爵:伊藤明賢
ルイ13世:今拓哉
役者/ジェームズ:坂元健児
ちょいと前には日生劇場でもミュージカル三銃士やっていて、もうすぐ映画でも三銃士が公開されるし、三銃士ばやりです。
本日千秋楽~補助席も満員~
三銃士の3人がだいたい一言しゃべってもおかしい人達だし、井上くん元気印だし、チラシの段階でおかしさを醸し出してたサカケンも「おかっぱ~」といじられて倒されてるし、今さん、こっちのほう行った?行っちゃった?みたいなバカ殿ふう王様だし、山口さん他キャストから浮いてながらも想定通りの異形を放っていたし、コメディーミュージカルです。
その上、千秋楽スペシャルでアドリブも満載。
客席も盛り上がって、今回オケピ前に作られたエプロンステージってのがあるんですけど、そこを三銃士+ダルタニャンが歌いながら渡るとこなんて激しく手拍子、黄色い歓声。
なんか熱かった~
石井さん汗ダクだもん。…いつもか
キャストの中でも絶妙な存在感だったのが、ダルタニャンの愛馬がじゃがいも顔で名前も「ジャガイモ号」
日本語かいっ
歌舞伎みたいに前足と後足の2人で形成されてました。
ナンバーで「ひとりは皆のために」の三銃士のハモリがめっちゃ素敵で、くらくらきちゃいました~
千秋楽特別カテコは毎日昼の部にキャストがロビーで行っていた募金活動が千五百万円強ということで被災地の子供たちのために寄付されることが発表されました。
すごい額が集まるもんですね~
そして、ロシュフォール役の吉野さんが21日の公演中にアキレス腱を切ってしまい、次回博多公演は出演断念とのこと。
すごい殺陣アクションがあるのに、よくやっていたものと、びつくり。
涙の挨拶にみんな涙涙
あたくしもかつてアキレス腱切ってるから、もうズシーンときちゃって、泣いちゃったです…
きちんと治してまた華麗なダンス踊って欲しいです。
ミュージカル三銃士
2011年7月17日(日)~2011年8月26日(金)
帝国劇場
宝塚バウミュージカルの東京公演、雪組『ニジンスキー』-奇跡の舞神ーを観てきました~
SaFぴーがチケット取ってたのにお仕事で行けなくなっちゃって、譲りうけました。
ラッキーごめんねSaFぴー
ヴァーツラフ・ニジンスキー:早霧 せいな
ロモラ・ド・プルツキー:愛加 あゆ
セルゲイ・ディアギレフ:緒月 遠麻
レオン・バクスト:磯野 千尋
タマラ・カルサヴィナ:五峰 亜季
リポン侯爵夫人:麻樹 ゆめみ
エミリー・マルクス:涼花 リサ
ポーラ:早花 まこ
ミハイル・フォーキン:大凪 真生
アドルフ・ボルム:大湖 せしる
イゴール・ストラヴィンスキー:蓮城 まこと
マルセル:香音 有希
ヴェラ:千風 カレン
シモン:透真 かずき
ジョゼット:透水 さらさ
マリー・ランバート:彩凪 翔
レオニード・マシーン:真那 春人
ガンズブルク男爵:帆風 成海
シンプルでフラットな舞台でニジンスキー伝説の舞踊シェエラザードの「金の奴隷」のダンスシーンからの始まり。
決めポイントを残しつつ宝塚ふうにアレンジされていて、たっぷり踊る。
と、言ってもやはり宝塚のショー的なダンスと趣が違います。
バレエダンサーの小林十市さんが振付・指導されてるとのことで、なーる、バレエ的。
ヴァーツラフ・ニジンスキーはダンサーとして栄光を極めながらも、自分が意欲的に取り組んだ作品への評価の賛否両論やゲイであったこと、世界大戦のさなかという情勢で終始、悲劇的な描き方で重くシリアスなんだけど、早霧さんがなんというか透明感があって美しい。
ヴァーツラフのガラスのような繊細さがうまく出てて、その雰囲気に引き込まれました
そして、早霧さんは声を男役風につくらずに発声しているのでかわいい声。
歌はまだまだ迫力があるように歌えてない感じだけど、声がすなおに出る感じだから、場数ふんでチャンスいっぱい掴んだらよくなると思います
宝塚としては禁断のゲイを描いとりますが・・・
ヴァーツラフとセルゲイの男同士のラブシーン、すごく上手でホンマにキスしてるかと思っちゃった
ヴァーツラフに恋するロモラが女の子から妻になってだんだん大人になっていく変化がすごい。
芝居がうまいです~
苦悩しつづけ、狂気に陥っていくヴァーツラフ、腕を高速にぐるぐるとまわして鬼気迫る表現は圧巻。
目に焼き付きました。
そして、車椅子に座っている老いたヴァーツラフが息をひきとったとき・・・そこから「金の奴隷」のダンスシーンには涙涙
エピローグでのヴァーツラフとセルゲイのデュエットも官能的で美しかった
カテコの挨拶で早霧さん、なんだかたどたどしくて、ところどころかんでたけど、腕ぐるぐる「こんな感じで頑張ります」に共演者のみんなも笑ってた
幕が下りても笑いが続いてた
宝塚雪組バウミュージカル『ニジンスキー』-奇跡の舞神ー
2011年5月13日(金)~5月19日(木)
日本青年館
地震以来はじめて母上さまと一緒にお出かけ。
『レ・ミゼラブル』が今の演出で最後の公演なのでわんこにお留守番頼んで、何が何でも観なきゃなの。
12:00開演なので、ハンバーガーブランチすることにしました。
The Beat Diner
はらもち充分、チーズバーガー
がっ 食べてる最中、誰かの携帯の地震速報音がブギギブギギと鳴るや否や、グラグラと地震発生。
うしゃー、舞台観てる間に地震起きたらどーなるの~、と心配しつつ帝劇へ向かいました、
すると地震の影響で交通機関に遅れが出てるので開演を10分遅らせます。とアナウンス。
12:00過ぎて到着した人が多かったです。
ジャン・バルジャン:別所 哲也
ジャベール:岡 幸二郎
エポニーヌ:Jennifer
ファンテーヌ:和音 美桜
コゼット:中山 エミリ
マリウス:原田 優一
テナルディエ:駒田 一
テナルディエの妻:森 公美子
アンジョルラス:上原 理生
今季初のレミゼ。
開始の「ジャジャーン ツッツツー(←わかりる?)」の音を聞くと相変わらず高揚します。
今日は別所さんの声の調子がいまいち…
風邪ひいてるのかな?
裁判所で「おーれーはー2465さーん」のさーんがひっくりかえっちゃった。
前回アンジョだった原田くんが今回はマリウス。
マリウスだろうな、やっぱ。かわいいマリウスでした。
母上さまは「面立ちが菊ちゃんっぽいね」と。
うぅ菊ちゃんマリウス…想像すると
アンジョは歌も見た目も骨太で、アニキ感があって良かったです
カテコではマリウスがコゼットの手を取ろうとしたらバルジャンがコゼット連れ去り、しょんぼりマリウス。
次のカテコでファンティ-ヌがコゼット強奪、涙目マリウス。
そしてアンジョになぐさめられ、肩を抱かれソデに入る。
次には仲良くみんなで・・・ところがまたまたコゼットはみんなに連れ去られ最後までかわいそうなマリウス、といじられまくりでした。
観劇後は帝劇の隣り、国際ビルの地下にあるオイスターバー・ジャックポットで牡蠣~
ぷりぷり生牡蠣、梅のジュレがけ
島根県の岩牡蠣、福岡県の一粒牡蠣、北海道サロマ湖産の牡蠣
ビネガー、ポン酢、チリソースなどお好みのモンかける
焼き牡蠣は磯の香りがイソイソ~
やけどに注意牡蠣フライ
オーガニック野菜のバーニャカウダ風ソース
オリーブとピクルスの盛り合わせ
この右っかわにあるぴろんとした葉っぱ、「なんですか~?」って問うとアイスプラントという野菜で、歯ごたえのある触感がなんともいえまへん。
表面が凍った水滴がついてるみたいだから、この名だそうですが、別名ソルトリーフともいい、海岸沿いの畑で採れるので海水を吸っているのでちょいとしょっぱいんです。
くせになりそうなお野菜でした。
レ・ミゼラブル
2011年4月8日(金)~6月12日(日)
帝国劇場
3年前新宿コマの最後の公演として上演された「愛と青春の宝塚」が今回は青山劇場で再演。
リアル宝塚ファンのSaFぴーと観劇。
嶺野 白雪(リュータン):湖月 わたる
橘 伊吹 (タッチー):彩輝 なお
星風 鈴子(トモ):陽月 華
紅花 ほのか(ベニ):彩乃 かなみ
オサム:松下 洸平
速水 悠介:坂元 健児
影山 航:岡田 浩暉
前回のコマ公演では紫吹淳リュータンと貴城けいタッチーだったので、また新鮮なキャスト。
そしてホンマの男役が岡田くんとサカケンと、マリウス・アンジョコンビ
見どころありすぎっしょ
華やかさを極めた宝塚を楽しむことができる今、戦争中のタカラジェンヌの生活の苦しさや舞台に立てない情勢など信じられないようで、でも本当にあった状況に涙、涙。
オープニング、戦争中とは思えない煌びやかなレビューのシーン。
今ほど羽もおっきくないよ。でも憧れの男役のオーラに満ち満ちてるリュータン。
もんぺ姿になったら・・・足が長すぎてもんぺに見えへん
影山先生への恋に目覚めてガールになったシーンから劇中劇上のまっしろ軍服の男役へ変身のシーンはギャップに爆笑だけど、すぐ舞台閉鎖の悲劇・・・
ジェットコースターな展開。
軍服が似合ってるサカケン、ジェンヌさんと並ぶと・・・背が・・・
ま、いっか。
戦時中にしちゃロマンチックすぎる軍人さんとタカラジェンヌの船の上のダンス
サカケン、ダンスのあと息があがってた
岡田くんは女の園の中で脚本家として生きていく、ってな役どころが想像つかなかったけど、程よい繊細さと鈍感さがあって、いい感じ。
エンディングは戦時中ルックの防災頭巾&モンペから着替えてスタイリッシュでタイトな衣装でなうなダンス。
岡田くんはあんま踊らずセンターの後ろのほうに配置されてまぴた。
サカケンは得意の体操(横転)とかやって見せてたよ。
エピローグが初演よりグレードアップしてました~
観劇後は青山劇場近くの海鮮焼べるたへ。
海の家的な感じの店内。
ビールジョッキがキンキンに冷やされてますじょ。
ジャコと大根のサラダ
焼き盛りはイカ、はまぐり、ほたて、野菜、海老
ゴーカイに焼いて、おしょうゆたらせば、たまらない磯のかほり~
みぞれまじりの雨の中、海の家味わってきました。
愛と青春の宝塚
2011年2月10日(木)~2月27日(日)
青山劇場