歌舞伎座があったトコは、今はまっさらな地になってしまって新たな歌舞伎座の工事ちう。
ショベルカーやドリルでガガガガやってます。
なつかしい歌舞伎座に出会いに映画『わが心の歌舞伎座』を観にきました。
スクリーン上でふたたび~。
大御所11人がそれぞれ歌舞伎座に帰する思いを語っているのですが、みんな切り口が違って面白い。
勘三郎さんのほんとうに個人的なかかわりを歌舞伎座の象徴として語ることにすごく感動しちゃったし、この人の愛嬌に
歌舞伎座が閉じて、長年ここで働いていた方が取り壊す前なのに、誰が見てるというわけではないのに静かに箒で廊下を掃いている姿も沁みました。
貴重映像をノスタルジックなハイビジョン映像で見ることができますぞな、もし。
この映画、3時間強の長丁場なんすよ。
で、おなかぺこぺこになっちゃって、久々に稲庭干温飩 銀座佐藤養助へ。
限定メニュー「比内地鶏のつけ麺」
冬に嬉しいつけ汁がコンロにかかってる
稲庭のコシとつるりん感を味わって満足
「ごちそーさまー」とお店出るとお向かいにすてきなカフェの佇まい。
プレッツカフェクレープリー
クレープオランジュちうのを頼みました。
見た目はチョコ、なかにオレンジマーマレードがたっぷり
オレンジ×チョコの大好きな組み合わせが食べれてしゃーわせ
『わが心の歌舞伎座』
平成23年1月15日~
東劇
2年に一度のマルワ財団のフラメンココンクール。
今年いよいよHaKちゃんが挑戦です
予選は今日明日の2日間で60名が出場。
そこから本選に進めるのは16名
えも言われぬ緊迫感が会場のシアター1010に張り詰めてます。
楽屋入りしたHaKちゃんから短いけど、リアルな気持ちのメール
うぅ頑張れ~
そしてHaKちゃん応援隊6人で劇場入り。
出場者みなさんの舞を客観的に観てるようで観れないようで…
ふわふわと魂がゆらめくような気分でHaKちゃんの出番が来ました。
・・・ゴメン。涙で見えない
でも、ひとつひとつの動きが目に焼きついた。
こんな大舞台に立てたHaKちゃんがうらやましくて、こんなに頑張ったHaKちゃんソンケー
あっつい気持ちで予選の会場を出て、北千住在住のメンコ仲間MaFちゃんと合流。
MaFちゃんの愛娘MoMoちゃんのお披露目~
かわゆくって、今日はなんて心の震える日なの~
さんざんのご歓談後、AsTちゃん、TaKみんぐで北千住で飲むっぺ~
MaFちゃんからアジな飲み屋街だよ~と指差された小路を行ったとこにあるはりや総本店で飲むっぺ~
和風バーニャカウダがお通しよ
トマトチーズの串焼き・・・あちちぃ~
牛レバ刺し・・・オイルとにんにく臭満載
烏賊ゲソ炙り焼き・・・だってはらわた好きだから
地鶏のぶるだっく・・・ぶるだっくって何?
名古屋コーチンスープの雑炊・・・しめかと思うでしょ?
とり皮せんべい・・・またツマミ開始。
蒸し鶏とトマトの自家製ラー油サラダ・・・ボリュームが嬉し
む~ん、スノッブな街、北千住
テレビ番組で録画してまで見るのは料理番組
見たもの全部作るわけじゃないけど、その手際とか料理器具とか見るの好きです。
『男子ごはん』と『スタイルアップ毎日がイタリアン』はチョーおきにいり
『男子ごはん』は"男"の料理っていうより"男子"の料理。
ル・クルーゼのお鍋とかすてきなペッパーミルとか、こだわりもおしゃれだし、細かい味付けが乱暴じゃなくて良いわ~
新木場のスタジオもおしゃれだしね~
『スタイルアップ毎日がイタリアン』はジャーダ・デ・ラウレンティスがセクシーなおよふくで、バンバンお料理する番組だけど、食材も調理器具もそんじょそこらで手に入れられるようなもんじゃないのもあって、それがまた見てて楽しい
毎度、高カロリー食材を使ってたっくさん作るけど、たいてい一人ですぐ味見。
そして「ん~サイコー」 「カンペキっ」とうっとり自画自賛。
それなのにスタイルバツグン。
可愛いです
関係ないけど…スタイルアップの前にやってる『今日の料理ビギナーズ』のはつえさんのマネをして料理作ってくれ、とせがむ母。
AkSちゃんが出演するフラメンコ発表会のお手伝い要請を受け、AtKちゃんやArKちゃん達とすけだちじゃ~なんちて。
あんまり心の準備もせず、お手伝いしに横浜のホールへ向かいました。
会場に到着すると、お教室の先生が受付回りの準備をされていて、そのあと、お手伝いのスタッフさんに役割や段取りを説明。
その手際のよさと、余裕っぷりにびっくり
あたくしは舞台上手の袖係。
出の人の衣装チェックや人数確認、舞台で落ちたものを収集(イヤリングとかペイネタがぶっ飛びますからね)します。
40人余りの生徒さんが出演ですが、全員ブレリア踊るし、曲も全部違うし、プログラムが良くて、きっと客席で見てても楽しい発表会だったと思います。
お手伝いとしては、なんか一緒に緊張しちゃうっていうか、力が入っちゃう
でもリハより本番のほうが断然うまくいって、良かった良かった
お昼のお弁当が崎陽軒のシュウマイ弁当で、夜の打ち上げが中華、と横浜ならではな感じでした
さぁさ、今年初のドッグランへと代々木に参りました。
着いたのがお昼前だったので、先にランチイルキャンティで
ドレッシングがでらうまで評判だから、ドレッシングの味が一番生きるミックスサラダオーダー。
味噌味ドレ
ピッツァマルゲリータは窯焼きの味
シーフードラザニアってめずらしい
イタリヤーンな気分だったから嬉しかったと、母上さま。
わんこの入れないレストランだったから、外で待ちわびたしゅりちゃんとつるちー。
前のめりで代々木公園へ
ランに入ったら、しっぽが鋭角45度に上がるほどにコーフン
ファッショナボーなイタグーが注目の的。
女子たちの会話・・・
びみょう。
まだおむつしてるようなちっちゃい男の子がつるちーを指さし「ママ、かんがる、かんがる、」と
跳ねてみせたげなよ。
事件です
しゅりちゃんのまわりにわらわらと寄ってくるわんこズ。
次第に追っかけまわされ、ストーカーわんズが多数となり、とうとうしゅりちゃんはたくさんのわんこにフルボッコにされちゃいました。
しゅりも「きゃきゃ」言ってるから関係ないとこで遊んでた野次馬犬もみーんな飛んできて、まつりです。
しゅりの上に覆いかぶさっているわんこを飼い主みんなで引っぺがし…
母上さまはよそのわんこを蹴り倒し
すると…
木の葉に埋もれてくしゃくしゃになったしゅりを発掘
たくさん噛まれたらしく、服もよだれでびしょびしょ。でも流血事件にはならなかった
ま、無事だったから言えるんですが…葉っぱにまみれてひーひー言ってるしゅりちゃんの姿がなんか可愛かった
新宿のエルフラメンコの会員の新年会に出席しました。初めて~
AtKちゃん、AkSちゃんと張り切ってエルフラに入場です。
お食事がゴーセーです。
オードブル
にんにくのスープ
牛ソテートマトチーズのせ
パエリア
木イチゴのケーキ
食事が終わって、ペドロ・コルドバグループのショー。
ペドロと奥さんのベレンのグェヒーラのパレハが面白かった
会員みんながフラメンコやってる人だから、アーティストも力が入ってて、すごいショーでした
そしてこの新年会の目玉は抽選会
一位にはスペイン航空券が当たるのです。
その他、お食事券やワインetc・・・
80名余りの参加で当たりのワインは60本
はずれの割合がすくなっ
あたくしは~っ赤ワイン、グレッグノーマンエステイトを当てました
AkSちゃんはワインも当てて、その上お食事券まで当てた~
あーあ、ここで今年の運使っちゃったね
「なにやら盛り上ってんなーと、その騒ぎに目をやったら懐かしい人がいる~」と声をかけてきたYuSちゃん。
昔のカルチャー時代のフラメンカで、5年ぶりくらいに会っちゃった
わいのわいのと最後まで居続け、衣裳部屋まで見せてもらったり、写真撮ったりと楽しく過ごしました。
その後、みんな自然な流れ流れで流れ着いたのが新宿ゴールデン街にあるフラメンコ居酒屋ナナ。
ディープな香り満載
小さい酒場で、シェリー酒一杯いただいて、スペイン人のカンタオールがずっと歌ってて、一緒に流れ込んだDnHさんはずっとギター弾いてて、フラメンコ臭にまみれました。
今年も初芝居は国立劇場
お正月飾りで華やいでおりまする。
初日のお楽しみ、鏡割りは菊ちゃん、松緑さん、菊パパ、時蔵さんが紋付き袴でロビーに登場。
そんなに早く行って並んだわけじゃないけど、蛇行の加減ですごく前で見れました
「音羽屋!」とか「萬屋!」とか「紀尾井町!」と声が飛ぶ中、国立劇場理事長の方の挨拶の時に「隼町!」
ウケる。そして、なんかカッコいい。「隼町」って。
松緑さんの挨拶・・・「柄にもなく二枚目を演るので、気分のいいお正月」なーんて言ってたけど、自分三のセンだと思ってるの
達陀だったんだってかっこよかったよ
芝居は200年前書かれた復活狂言『四天王御江戸鏑』
相馬太郎良門/鳶頭中組の綱五郎実ハ渡辺綱:尾上 菊五郎
源頼光/茨木婆:中村 時蔵
袴垂保輔/平井保昌:尾上 松緑
女郎花咲実ハ土蜘蛛の精/一条院:尾上 菊之助
やきいもの金/碓井貞光:坂東 亀三郎
はらぶとの福/酒田公時:坂東 亀寿
弁の内侍:中村 梅枝
七里姫/豊後忠政:尾上 右近
卜部季武:中村 萬太郎
巨勢国岡:尾上 松也
皮肉の喜兵衛:河原崎 権十郎
鰊の局:市村 萬次郎
伴森右衛門:市川 團蔵
星鮫入道蒲鉾:坂東 彦三郎
良門伯母真栄:澤村 田之助
序幕 相馬御所の場では、竜宮城を見たてて、唐風の扮装や舞があって明るく楽しい趣向になってます。
右近くんと子役さん達のお袖ひらひらの舞や、中華街で見るような龍の舞など見ごたえあるシーンから始まって、華やかです。
二幕目 一条戻橋の場ではこの芝居のテーマ蜘蛛さん出現。
これがバルーン的でぷくぷくしてます。
大きくて出来がいいわりにはちょっとしか出てなくて、また周りの破れ寺にとけこんで、イマイチインパクトに欠けた感…。
この場のクライマックスは菊ちゃんの宙乗り。
土蜘蛛の精となって糸をぱぁ~と撒き散らしながら空を飛ぶ。
ゆったり、静かに高く高く飛んでいく蜘蛛でした。
三幕目は世話ものの場面になっています。
ここらへんからストーリーは度外視して、江戸っ子風味な菊五郎劇団を楽しむ場としてあるようです。
鳶頭綱五郎の菊パパ、手にドーナツ持ってんの?と思ったら頭芋だって
お正月の風物詩とのことですが、ドーナツのお年賀みたいな感じですよ。
ここで手配かかってる綱五郎の似顔絵がエラくイナセな男に描かれてる、欲すぃな~
場面はお座敷になって、例のおふざけコーナー。
タータンチェック着物で子役さん4人のMZK48(三宅坂48・・・4人だけどね)
「会いたかった~会いたかった~会いたかった~」に
「Yes」と、黒みすから激しくはりきった声
そして、お土砂。人がぐにゅぐにゅになるだけじゃなく、柱もぐにゃってなるのがすごい
あっぱれ美術さん
イマドキものは戦場カメラマンの登場。
見た目は本物かと思ったけど、しゃべりはもちっと研究して。
「困ります、お客様写真撮影は困ります~」と追っかける劇場係のおねえさんのぐにゃり方が上手
四幕目 二条大宮源頼光館の場では菊パパやっちまった
「中根屋の花咲…」と言いたいところを「中根屋の中咲」と言い間違えて、言いなおそうとしてからぐだぐだ。プロンプも激しくセリフを言うから客席も笑いがおきてるうち、「ごめんっ」と言ってその場をすっ飛ばした
菊ちゃんも必死にフォローしようとしてたけど、意味不明のまま流れていった…時が…。
NHKの中継~っ(汗)
大詰は菊ちゃんまたも宙乗り。
今度は舞台上を横切る感じで。これがかっこよかった、というか不気味な雰囲気でした。
松緑さん保昌の活躍で蜘蛛退治。
蜘蛛がテーマなだけに立ち回りの四天のスパッツは赤地に濃紺か黒の網目模様で、さながらスパイダーマン。
れれれ、蜘蛛を退治するのがスパイダーマン?
狙ってたかどうかは不明です。
北野天満宮の場での勢揃いでは菊ちゃんは美しい公家姿で幕で、お正月らしく深く考えなくて楽しい舞台でした
初春歌舞伎公演『四天王御江戸鏑』
平成23年1月3日(月)~1月27日(木)
国立劇場