紫蘇の効用

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福岡・博多の旅-Ⅱ

2007年02月17日 | 旅行・遠出

のち

博多滞在2日目、今日は博多座花形歌舞伎昼の部を観て帰京です。

一幕目 新歌舞伎十八番の内 高時
 北条高時:市川海老蔵 
 安達三郎:坂東亀寿 
 衣笠:尾上松也 
 秋田入道:片岡亀蔵 
 大仏陸奥守:片岡市蔵

亀寿くんがキリリ二枚目で活躍。うれP~
でも犬を扇の一打で殺してしまう残酷者なのだー。
場面変わって海老さま高時、柱にもたれかかって飲んだくれ~。
愛犬を殺されて怒っているようだけどセリフがよくわからん。通る声なのに・・・。
そして暴君ハバネロ高時におしおきしちゃうぞと天狗たちがからかうとこでの天狗ダンスすごい~
ジャンピング&フライング
高時が天狗ダンスをまねっこしてワンテンポずれで踊るさまはうまいね~。
お着物(三鱗の文様)がポップなのもかわいい。

二幕目 新歌舞伎十八番の内 春興鏡獅子
 小姓弥生/獅子の精:尾上菊之助
 胡蝶:中村京蔵
 胡蝶:中村京紫

御殿勤めの小姓弥生ちゃん、殿の前に引っ張りだされて踊ることに。。。
客席はお殿様のいるところと見立てて踊るので、皆様はお殿様の気分で御簾越しにご覧ください・・・とのイヤホンガイドに笑いが起きました。
弥生ちゃんは踊りにしっとり感があって、獅子では勇壮さが増して素晴らしい鏡獅子でした
すんごいまわしてたよ。毛。
胡蝶の舞もきっちりした踊りを見るととてもこれはむずかしい踊りなんだなーと実感。
華やかさ満点

三幕目 倭仮名在原系図 蘭平物狂
 奴蘭平/実は伴義雄:尾上松緑 
 与茂作/実は大江音人:坂東亀三郎 
 女房おりく/実は妻明石:尾上松也 
 水無瀬御前: 市川右之助 
 在原行平:尾上菊之助

在原行平いいよーって聞いてたけど、ホントだ~。
恋わずらいにかかって病鉢巻きしてる姿もすてきだし、お座敷に座ったままでも存在感あるし。
亀兄ぃの音人も口跡さわやかで蘭平の兄さんって説得力あります

この蘭平カンパニーは素晴らしい
さすがに花道での高梯子のパフォーマンスは高揚しました。
振り付けの坂東八重之助さんにも感謝です~。
松緑さん、ホンマのお父さんになったせいなのか、以前より子、繁蔵を思う心や「父はここじゃぞよ」というセリフがしっくりしてたー。

菊ちゃん行平、フィナーレには公家姿で弓を持って登場。
お雛様の4段目くらいにいるお人形みたいだー

昼の部は全部アクション満載みなさん怪我せず千穐楽まで頑張ってね


帰りの便まで時間があるし、博多座の隣りイニミニマニモの中でご飯たべましょ。
とレストラン街で食べるトコ物色。
大漁旗が目に飛び込んできた

魚料理屋さん小松丸にいたしましょ。
 お通しにくらげの酢の物
 小松丸御前(海鮮ちらし・さつまあげ・穴子・茶碗蒸)
 ふわっふわのいかしゅうまい
 あら(クエ)の唐揚
幻の魚"あら"を食べれた~ さすが美味じゃったわい。


二月花形歌舞伎
平成19年2月2日(金)~2月26日(月)
博多座