紫蘇の効用

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弁慶二態

2006年10月01日 | 歌舞伎

のち

今日一日だけの公演『弁慶二態~能と歌舞伎による~』が国立劇場で上演。
入口前でチケットを出し、さて入場~と思いきや、バックさせられ足元に柵が・・・
「ただいまより皇太子殿下が入られますのでお待ちください」と留められました。
きょとーんとしている眼前に皇太子さま登場です。
 こちらにお手をおふりあそばされる殿下。
まぁ、一緒の観劇ですわね。
しかも、わたくしどものお席が二階の最前列だったので、皇太子さまと並びだったのよん

『弁慶二態~能と歌舞伎による~』
【一幕目】
能 舞囃子「安宅 延年之舞」
 近藤乾之助(宝生流)

【二幕目】
歌舞伎十八番の内「勧進帳」長唄囃子連中
 弁慶:中村吉右衛門
 義経:中村芝雀
 富樫:中村梅玉


まず、能の安宅は幕があがると奥行きをみせるブルーのホリゾントの前、正方形の所作台が中央に設えてあり、演者全員が座ってます。
粛々と始まり、次第に笛・太鼓の盛り上がりに圧倒~でした。

二幕目の歌舞伎 勧進帳はとっても嬉しい配役。
客席の盛り上がりがすごい
大向こうも拍手も怒涛のごとく。
吉右衛門さんの迫力いっぱいの弁慶に梅玉さんの凛々しい富樫はサイコー
芝雀さんの声が通って、義経らしい品があって
そして目が釘付けになったのが中村梅丸くんの太刀持ち
太刀を持つときもしっかと高くあげ、富樫の後ろに控えてるときも動かず、所作も丁寧。
すごいゾ。
感動的な舞台でした


文化庁芸術祭祝典「弁慶二態」
2006年10月1日(日)  14:00~
国立劇場大劇場