今日も酒が送られてくるので、早く帰るつもりだった。
が、定時過ぎにパソコンをシャットダウンしていたら、向かいに座っている上司から『すぐにでも帰らなきゃいけない?20分くらい時間もらえる?』と声をかけられる。
本当は肉体改造に行くためさっさと帰宅したい気はあったが、雨でもあるしどうしても行きたいというほどの欲求ではなかったので時間を取ることにした。
場所を喫茶室みたいなところにしたり、飲み物くらいは奢るよと言われたり、なんか怪しい。
ひょっとしてよくない話をされるのかと、えらくドキドキしてしまう。
まさか、飛ばされるのか?
いや、それはないだろう。
他に何があるだろうか。
最近はそんなに目立って悪いことはしていない。
特にシモネタもよからぬ場所では口を滑らせていない。
強いて言えば、今日ヤマンコ君からのメールには『マンコ』と書かれていたが、それはヤマンコ君が勝手に書いたものであって私が書いたものではない。
ドキドキしながら喫茶室まで歩く。
結局、話は今私も携わっているでかい仕事に関するものであり、携わっているみんなに個別に話を伺っているらしい。
20分では終わらず、たっぷり1時間話す。
80円の紙コップココアをご馳走になったが、やはりこんな時間になると腹が減る。
できればカレーをご馳走になりたかったものだ。