泉山の草木花

ひそやかに咲く花々や、やさしさに溢れた植物を皆さんに紹介したいと思います。

いぬざんしょう

2010-11-01 | 樹木
  いぬざんしょう/犬山椒  ミカン科
山椒に比べ、香りが薄く、またよい香りではなく、役に立たない意で「犬」の名を被せています。
でも、葉や果実を咳止めに、また果実の油は、灯油(昔の)や整髪料に使われていました。

毎年、この時期になると、見入ってしまうほどに見事に実を付けて、
新館脇にあるコウヨウザン(広葉杉)の下で、ひっそりと冬支度をしています。

山椒は、棘が対生するのに対して、犬山椒は、棘が互生するので見分け方は簡単です。


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2 コメント

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Unknown (まみる)
2010-11-02 20:22:48
茎がきれいな色ですね。
植物にはよく「イヌ」がついてますよね。
犬はかわいいのに、植物では余りいい意味じゃないのがちょっと残念です。
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まみるさま (michi)
2010-11-03 07:45:37
そうですね、「イヌ」の付けられたもの、多いですね。
それだけ人間とのかかわりも強かったのでしょうね。
「犬も食わない」何とか、なんて面白い表現です。「犬も歩けば…」も。
いちばん人の傍らにいた動物なのでしょうね。
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