やれこら やれこら 昨日も今日も

自分だけはと力んでみても,膝はガクガク,息ハアハア。会話は「アレ,ソレ」そして「やれこら」。鍛えるべきは皮肉とジョーク。

今更チヤホヤ

2015-09-15 07:13:43 | 今日のやれこら
「1,2,・・・14,15,・・・・・29,あそこにも有るから,30,31個」
初めて実をつけ,色づき始めた姫リンゴの数を数えています。


遡る事,20年前です。
整った枝に小さなリンゴ,盆栽の姫リンゴをホームセンターで見かけます。
「これはカワイイ」
ついつい「衝動買い」した,姫リンゴです。

もともと,盆栽の趣味はありません。
2年目には「世話」をしきれなくなり,姫リンゴは「地植え」となります。
鉢から解放された姫リンゴですが,植えられた場所は,あいにくの「瀬戸内」です。
「葉っぱはチジレ,幹はカサカサ」
当然,育ちは「順調」とはいきません。

5年前です。
とうとうリンゴは息切れした様にみえました。

ですが,4月半ばに掲載したブログに書いています。
  
・・・・5年目の今年,枝一杯の花を咲かせたんです。

(再掲,姫リンゴ満開)

びっくりするやら,感心するやら・・・嬉しくなります。
 “姫リンゴ,苦節20年,やっと瀬戸内海気候に順応,良かった,良かった”



 “タヌキは背が届かないはずだから,
         問題は鳥だ,目ざといカラスもいるし”

 ・カラス対策,「糸張り囲い」
 ・小鳥対策,「木,丸ごと網覆い」  

「20年ぶりに実った姫リンゴ」です。
食用になるかどうかは「無知」ですが,鳥には貴重なビタミンCになるかもしれません。
「守ってやらなければ」
と,考えていたんです。

が・・・
余分なことと,姫リンゴが怒るかもしれません。

「20年放って置いて,今更チヤホヤ,好きにさせてくれ!!
             鳥に食べられるなら,本望だ!!」

3日ぶりです

2015-09-14 06:30:14 | 今日のやれこら
“あれ,元気を出して,また咲いて”


花壇で白い花を咲かせた,レインボーリリーです。
レインボーリリーは,一度白・ピンク・黄色と花を咲かせました。
そしてその花が枯れ,葉っぱだけになった直ぐ後です。
2cmほどの「毛虫軍団」の襲来を受けたんです。
葉っぱは一夜にして食い荒らされ,萎れ,枯れました。
そのレインボーリリが,葉っぱの無いまま,いつの間にか花を咲かせています。


“気が付かなかったなぁ,
          ここ3日間はバタバタしたからなぁ”

PCの前に落ち着いて座るのは,3日ぶりです。

『おじいちゃん,おばあちゃん,みにきてください』

4日前,10日は孫が通う幼稚園で「敬老参観日」の予定が有りました。
孫から,「参観お願い」の便りが届いていたんです。
お爺さんは,散髪に行き,車を掃除しました。
おばあさんも,それなりに・・・準備しました。
二人で,出かけることにしていたんです

その「敬老参観日」が,台風で1日順延し11日になりました。
あいにく,11日は爺さんに,年に何度もない「欠かせない予定」が有りました。
仕方有りません。
「敬老参観日」は,おばあさん一人だけ「新幹線」で出かけたんです。
そのおばあさんが,幼稚園で孫と対面した直後です。
おばあさんの携帯に連絡が入ります。
「母(97歳)危篤」。


お爺さんは,「欠かせない予定」を早めに切り上げました。
おばあさんは,孫への「最低限の義理」を果たし「新幹線」に飛び乗りました。


“それにしてもなぁ”
ぼんやりながめたTVに,被災地の映像が映し出されています。
一日も早く,「日常」が戻りますように。

今日の所は

2015-09-11 06:01:15 | 今日のやれこら
“死亡事故多発かぁ,気を付けないとなぁ”

パーキングエリアで休憩中です。
トイレの側に,「速度落とせ!! 死亡事故多発」と書いた看板が有ります。

今日は久しぶりの遠出,山陽道を走っているんです。
遠出と言っても,往復150kmほどです。
ドライブ好きの人にとっては,大した距離では無いはずです。
ですが,たまにしか高速道路を走らない我が家の常識では,十分遠出です。

今日の遠出の目的は,行楽では有りません。
・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・

“しかしなぁ”

PCの隣にTVが,有ります。
聞こえてくる「音声」と「映像」。
とてもブログに集中できる情精神状態にはなれません。

雨の量,水の力,牙をむいた自然は恐ろしいものです。
これ以上の被害が拡がらないよう祈るばかりです。

今日の所は,この辺りで。

本物ですか??

2015-09-10 07:02:51 | 今日のやれこら
台風18号の影響で当地にも一時強い雨が降りました。
その雨が止んだ午後です。

連れ合いに頼まれスーパーに,出かけます。
「運転手兼荷物運び」は私の役目,「出番」です。

“こんな所にポストがある,今まで気づかなかったなぁ”


よく来るスーパーですが,初めてポストが有るのに気が付きます。
ポストを見つけたのは,入り口から少し離れた店外です。

生花,ポテトチップス,缶・ペットボトル飲料,etc。
このスーパーは,店外にたくさんの商品を「高く」陳列しています。
特売日には,その「高く」が「うず高く」になる事もあります。
ポストは,いつもその「高かったり,うず高かったり」の商品に隠れています。
出入り口からはほとんど見えません。

“本物らしく見えるが,置いて有る場所がなぁ”

プラ回収ボックスの隣,目立たない,見つけにくい場所にポストは有ります。
一見本物らしくは見えますが,場所が場所です。
もしかすると,この「ポスト」は偽ポストで,何かのシンボルマークかもしれません。

「このポスト本物ですぅ?」
側を通りがかった店員に,思い切って聞いてみたんです。
『えっ』
思わぬ声掛けに,一舜びっくりした素振りの店員ですが,答えてくれます。
『本物ですよ,郵便屋さんも決まった時間に集めに来ますよ』

“本物のポストとはなぁ,間違いないんだろうなぁ”

店員さんが言うんですから,間違いないはずなんですが・・・
私の「常識」では考えられない場所に,ポストは有ります。
まだ,「素直」には信じていないんです。

“んーん”
・・・・
“あっ,そうだ”
“これは名案,これで疑問が解決だ”

「このポストは本物ですか??」と書いて,
自分宛てのはがきを投函して見れば良いんです。


奥が深すぎる

2015-09-09 07:29:03 | 今日のやれこら
「コロコロ」とも聞こえるし,「ギロギロ」とも聞こえるし,「キィロ,キィロ」とも。
セミの鳴かなくなった庭から,コオロギの鳴き声だけが,聞こえてきます。

“おっ,君は? 赤とんぼではなさそうだし”

「クマゼミ,ミンミンゼミ,ツクツクホーシ,アブラゼミ・・・」
セミの見分けは付きますが,トンボは・・・
「オニヤンマと赤トンボ,シオカラトンボ」ぐらいの,見分けしかできません。

その名前の分からないトンボが,欅の枝先に留まっているのを見つけました。
胴体はオレンジ色っぽい茶,羽根は透き通って見えますが先に少し茶色の紋があります。

“アップしてやるからな,逃げるなよぅ” 
「カシャ」


後ろからの撮影は成功です。
“次は,顔アップだ”
驚かさないように「そろりそろり」と前に回ろうとしたんですが・・・
“あらら”
気配を察したトンボは,シャッターを押す間もなく慌てて飛んで行きました。

雨こそ降りませんが,今日も空は厚い雲に覆われています。
たちまちの畑仕事は,有りません。
庭も湿っています,先日から始めた芝刈りも後日に先送りです。
暇を持て余して,庭に出ています。


“そうかぁ,トンボネット検索だ!!それなら,暇潰しにもなるし”
退屈凌ぎに始めた,ネット検索でしたが・・・

「トンボ科,ヤンマ科,イトトンボ科,・・・,ムカシトンボ科・・・」

“トンボを侮るなかれだ,これじゃあ,「奥が深すぎる」”


とても暇潰しの知識欲では,トンボに太刀打ちできそうも有りません。

“もう一度現れたら,「気合を入れて」名前を捜してやるからな”


一度「視察」しなければ

2015-09-08 07:07:57 | 今日のやれこら
“あらら,今度はフード&ドラッグだ”


半年前までは,「100円ショップ」だった店の看板が変わっています。
「フード&ドラッグ」の店が,一月前に開業したようです。

店の建物は,築30年は経っているはずです。
始めは地元スーパーが,その後,県内大手ス-パーが,次に100円ショップが・・・
開店しては閉鎖を繰り返していました。
看板もその度に化粧直しです。
最上段に,市内「あちこち」で見かける「ドラッグストアー」の名前が書いて有ります。
その下に「薬・化粧品・お酒・精肉・鮮魚・青果」です。

“ドラッグストアーで焼芋販売は知っているが,「精肉・鮮魚・青果」とはなぁ”
「ドラッグストアー」も競争激化のようです。
「精肉・鮮魚・青果」で対抗かも知れません。


“店の半分は薬とその類,後の半分は「精肉・鮮魚・青果」に,分けているんかなぁ?”

何はともあれ,一度「視察」しなければ・・・。
買い物は有りませんが,通りがかりに店に入ってみることにしました。

まずは,店の入り口に掲示してある解説を読んでみます。

当店○○は医薬品、化粧品等の日用品に加え、お肉・お魚・お野菜・果物・お惣菜が登場!!
食へのこだわり、健康へのこだわり,さらにグレードアップさせてお客様に貢献致します!

“思っていたのと違うなぁ”
思っていたような「店を半々に」,では有りません,出入り口も一つです。
店に入ると直ぐに,ポテトチップスが詰まれ,隣に「潤い肌」関連の商品が有ります。
通路の右側に,栄養ドリンクと風邪薬に胃腸薬,目薬も有ります。
その通路を もう少し向こうに進むと,果物・野菜・総菜・・・
一番奥に肉が並べて有り,鮮魚,お刺身,寿司が有ります。


この店も開店したばかりです。

    『ドラグうストアーで働いてみませんか?
                 魚を「さばける」従業員 大募集』

その内,こんな求人広告が出るかもしれません。

なぁーんだ,簡単だ

2015-09-07 07:30:46 | 今日のやれこら
“切れ味が・・・”
芝刈りに使う電動バリカンが,どうもうまく働いてくれません。
「ザーザー」と芝の上を走らせば,「スパッ,スパッ」だった切れ味が悪いんです。

切れの悪さは,作業効率に響きます。
何より,仕上がりの「見た目」の悪さにつながります。

“道具は,メンテナンスが大事だからなぁ”


「切れ味回復」
メーカー推奨の研磨剤を「取説」通り使いましたが,思ったほどの効果は・・・

“こうなったら,「やすり」だ”
とは思うんですが,バリカンの形状はハサミが連なったのと同じです。


“刃物が研げる人が羨ましい”
“「ハサミ」を「駄目」にした事があったからなぁ”

読ませてもらったブログで,思いだしました。

まだ庭の剪定を,植木屋さんに頼んでいた頃の事です。
「良い砥石が有るがぁ,使わせてもらうでぇ」
仕事を終え,庭の隅で埃をかぶった砥石を見つけた職人さんが,そう言います。
砥石は父親が使って以来,何十年も埃をかぶったままでした。
職人さんは,砥石の埃を水で落とし,ハサミを砥ぎ始めました。

「スゥー,スゥー,スゥー」
砥石の上で前後する職人さんの手つきはなめらかで,如何にも易しそうです。

“なぁーんだ,簡単だ,やってみるか”
今も昔も,思い付きのチャレンジ精神?は,旺盛です。
“ハサミ,ハサミ,職人さんと同じようにすればいいんだからなぁ”
野菜の収穫に使っていたハサミが,切れにくくなっていました。
それを試しに砥いでみようと思い付き,実行したんですが・・・
余計,ハサミは切れにくくなります。

『包丁を砥いだことも無いもんが,ハサミをいきなり研ぐとは・・・』

母親に呆れられたんです。         
簡単に見えた「ハサミ砥ぎ」ですが,熟練の「腕」が必要だったようです。

“明日は,思い切って「ヤスリ」を使おうかなぁ
「砥石で包丁砥ぎ」も,満足にできないんだから,無理かなぁ”


目地・すき間 壁のひび割れに

2015-09-06 07:05:10 | 今日のやれこら
空は曇っていますが,雨は降りそうにありません。
今日の仕事は,芝の「キワ刈り」をする事にします。
芝の「キワ刈り」とは,私が勝手に使っている言葉で,
芝と庭石の境目,芝刈り機が「刈り残す」場所を刈る事です。

“あれ,ここにこんなものが”

一度も使った形跡は無く,新品状態のままの「多用途シール」です。
「キワ刈り」に必要な,電動バリカンを工具棚から取り出そうとして見つけたんです。
パッケージには,「目地・すき間 壁のひび割れに」と書いて有ります。
私に,補修材収集の趣味は有りません。
家のどこかの修理に必要だから,買ったはずなんです。

“後で,やろ”
「多用途シール」使用の仕事を後回しにして,そのまま忘れたに違い有りません。

“ どこの「目地・すき間 壁」だったかなぁ 
          いつ,買ったかも思い出さないなぁ”

今日の仕事,「キワ刈り」の最中も気にはなるんですが,どうしても・・・



今日の「キワ刈り」は,コード切断も無く,端から「順調」に進みます。


「キワ刈り」が,庭に置いた「餅つき臼」の辺りに近づいた時です。

餅つき臼の水は満杯になり,少しの風で波うちこぼれそうです。
昨日,久しぶりの「強烈」な夕立が有ったからです。

“あっ,思い出した,そうだったんだ”

風+雨→ 横殴りの雨→ 雨,壁を伝う→ 隙間が有れば水侵入→ すき間が有るのは,

「換気扇取り付け穴だ!!」

3か月前の6月初旬,換気扇の大掃除をした事が有りました。
その時,はずれもしない外枠を無理矢理・・・・
結果,壁と取り付け金具の間に有った,「防水シール」が「部分損傷」したんです。

「目地・すき間 壁のひび割れに」は,その修理のためだったんです。

“昨日だけでもなあ,この3か月で,どれくらいの雨水が侵入したかなあ”

今日は,17番だ

2015-09-05 07:09:32 | 今日のやれこら
身体は,年相応に「ガタ」が来ています。
月に一度がF病院とS病院,二ヵ月に一度がK病院,それぞれ通院しています。

“薬が切れたからなぁ,変わりは無いが行ってくるか”

今日の病院通いは,月に一度のF病院です。
以前は医師が三人いた病院ですが,今は二人で,患者の多さは変わらず。
いつも待ち時間の長い病院です。
F病院は,受け付けを済ますと,受診順を書いた大きな番号札を渡してくれます。
そして順番が来ると,貰った番号札は診察室入り口に掛けられます。
・・只今の診察は○○番,○○番の自分は,『後,何人,もう少しだ』・・・
待ち時間が長くても,なんとなく納得してしまいます。
大きな番号札は,順番を待つ患者のイライラ解消「対策」
の様です。

“今日は,17番だ”
受付で17番の札を貰いました。


“あれ,17番がとばされた”
私は呼ばれないで,二つある診察室には,18,19番の札が掛けて有ります。


“おいおい,どういう事だ”
少しムッとしますが,札の下に小さな字で書いてあるんです。
「検査・処置のため,順番が前後することがあります」
大人の対応をしなければ・・・ぐっと我慢です。

“患者が多くて大変なのはわかるが,もう少しなぁ”

19番の次に呼ばれて入った診察室での事です。
医師が,カルテを見ながら,言います。

「血液検査の結果を見ますと,MRIを撮った方が・・・」

『えっ,あっ,そんな,一月前に・・同じことを・・』
「えっ,あっ,そ,そうでしたね,前々回のカルテを見ていました」

「検査で,異常なかったんですよねえぇ」

“診察順は前後しても仕方ない!!
    せめて,カルテの日付を確認してから,診察してくれ!!”


『路』と『論』

2015-09-04 06:41:34 | 今日のやれこら
畑の側の傾斜に生えている「ニラ」の花です。
葉っぱの間から伸びた茎に,白い花びらが幾つも付いています。


花の少ない時期だからかもしれません。
2cmほどの,チョウチョの様に見える「虫」が何匹も花の周りを飛んでいます。

   “ん?”
   “違う,間違いだったんだ
       これは何十年に亘る間違った思い込みだ”

「蕎麦は,タデ科ソバ属の一年草木」「ニラは,ネギ属の多年草の緑黄色野菜」
「ニラ」に似た花のネット検索で,この年になって「初めて」知りました。
ニラと蕎麦は,まるで違うんだ。

(蕎麦畑,ネットよりコピペ)
「一面に白く広がる蕎麦の花,そば粉になる前の蕎麦の実」
テレビに写真,蕎麦の花と実の映像は何度も見ています。
ですが,これまで蕎麦畑を実際に見たことはありません。
ご近所で栽培しているところも有りません。
映像で見る蕎麦の花と実は,畑の傾斜に生えた,ニラの花と実にそっくりです。

「細長い葉っぱで,ニラと同じような茎を出し,やがて実を付け・・・」
蕎麦は,ニラと同類の「草?の実」からできるとばかり思っていたんです。
「実物」を見たことのない,映像だけの「イメージ」が長年の勘違いの元だった様です。

「蕎麦は,ニラに似た草に実る」
長年の勘違いを,今まで,誰に言った事も無いし,聞かれて説明した事も有りません。
私だけの問題です。
あの時の「覚え間違い」に比べれば,「負」の気分は「軽い」ものです。

あの時とは,学生運動華やかかりし頃,50年近く前の事です。
「アメリカが・・日本が・・安保が・・安田講堂が・・・」
下宿に集う同級生と,慣れない酒を飲みながら激論をしていたんです。
その時,「思い込み」で口に出し,たいそう「負」の気分になった言葉が有ります。
『路』と『論』の違いです。

「君の話はめちゃくちゃだ!! もっとみんなに分かるように,
『理論整然』 としゃべれ!!」

[土食て虫食て口渋い]

2015-09-03 06:45:53 | 今日のやれこら
“真っ青な空に飛行機雲が”


単純作業に口ウルサイ監督は,作業員に迷惑の様です。
今日は久しぶりの青空,黙って空を見ていることにしました。

電線に止まったツバメが3羽,鳴き交わしています。
「ピッチ,ピッチ,ピチュ,ピチュ」「ピッチ,ピッチ,ピチュ,ピチュ」 
・・・子供も大きくなって長距離飛行は大丈夫そうだし,そろそろ・・・
どこか南の島に,帰る相談をしているのかもしれません。

「明日は雨のようだし,今日の内に植えておこう」
『そうねぇ』

という事で,「ラッキョウ」を植えることにしたんです。

「ラッキョウ」を植える作業は,私と連れ合いの役割が決まっています。
監督と作業員,作業内容によって役目は変わります。

石灰を撒き,肥料を撒き,「ヨイショコラ,ナニクソ」と,三鍬を振り下ろし。
事前準備の「畑耕し」は,私が作業員ですが,これは事前に済ませています。
今日の作業「植える」では,私が「監督」です。
「ラッキョウ」植えは,腰をかがめしゃがんで移動しながらの作業です。
その姿勢が,私の「腰」には応えて辛いのです。

「もう少し深く,ダメダメそれでは,深すぎる」

ついつい監督の言葉には,力が入ります。
作業員が植えている「ラッキョウ」が,先祖伝来の「ラッキョウ」だからです。
・・・収穫した中から,次の年に植える種「ラッキョウ」を選び・・・
少なくとも50年以上は,そうして引き継いできた「ラッキョウ」の子孫なんです。


『終わりましたよ』

ツバメの鳴き声を聞きながら,「聞きなし」を・・・
もう少しで,よどみなく,言えそうだったのに・・・

「土食て虫食て口渋い」,「土食て虫食て口渋い」

「あの方法」は

2015-09-02 06:45:03 | 今日のやれこら
例年この時期,まだ水やりが必要だった庭が今年は水分たっぷりです。
あちこちに「えのきだけ風キノコ」も生えますが,芝も伸びます。

芝を刈ったのは,もう一月前です。
芝は,フェアウエーどころかラフの様になった所も有ります。

“折角の芝が・・・そろそろ刈らないと”
とは,思うんですが・・・
その前にする事が有るようです。
所々にかたまって生えてきた,名前を知らない雑草です。
根から2,3本茎を伸ばし小さな葉っぱを付けています。

このまま芝刈り機で刈り取れば,芝の見栄えは良くなりますが,雑草の根は残ります。
そのうち茎を伸ばし,又すぐに目立つようになります。

“いちいちの草取りも面倒だし,腰に応えるしなぁ”   
“かと言って,「あの方法」ではなぁ”
手ごわい雑草「カタバミ」退治に使った方法を,思い出しました。

スポイトを使用して,除草剤を一滴ずつ花弁に注入しました。
ひと月経った頃には,芝生の中の「カタバミ」が,チラホラになっていました。
思い付きで始めた「あの方法」は,カタバミには効果が有ったんです。

“あらら,芝生にこぼれてしまった”
スポイトに吸い上げる量の加減が難しく,花弁の周りにもこぼれていたようです。
花弁が有ったはずの,周りの芝は茶色くなり,芝生に斑模様が出来ています。


“やっぱり,「手ぐわで,コツコツ」しかないかなぁ”
1時間以上,「熟慮」して出した結論です。

作業着に着替え,蚊よけスプレーをふり掛け,使い古しの風呂イスを持ち出し,
「今日は30分だけ」と,重い腰を上げます。

「ザアー,ザアー,ザアー,ザアー,ピカッ,ゴロゴロ,」
「作業」を初めて10分もしないうちに,大雨が降り雷も鳴りだしたんです。


“今日の「作業」は「熟慮」の結果だ,いつもの思い付きで始めたんじゃないんだ!!”

雨と雷に腹は立ちますが,到底かなう相手では有りません。

まだ不安定なお天気は,続くようです。
芝が「それなり」に整うのは,もう少し先になりそうです。
                やれこらやれこら

君の季節は

2015-09-01 06:49:41 | 今日のやれこら
“おっ,季節外れの花が”

梅雨時,枝一杯の花を咲かせ,甘い芳香を放つクチナシですが,この時期にとは。
花の少ない庭に,一輪だけ,ポツンと咲いています。

空は,どんよりしたままの午後です。
昨夜から降り続いていた雨は,一旦止みました。
日差しも無く,気温もあまり上がらず,暑さに慣れた体は,一気に肌寒く感じます。

“鳴く元気も出ず,身体だけは寒さで「ブルブル」しているのかなぁ”

「ツクツクホーシ,ツクツクホーシ,ミーンミンミンミーン」
昨日まで,元気一杯に鳴いていたツクツクホーシとミンミンゼミです。
そのセミの声が,今日は聞こえません。
喧しさになれた耳には,静かな庭がうそのようです。


“昼間のセミより,君たちの方が,心地良いなぁ”

「ピィーコロコロ,ジーピィー,ギィーコロコロ」
時折交じる,「リーン,リーン,リーン」

上手くは表現できませんが,秋の虫たちです。
秋の虫の気配は,昨晩までも「若干」有りました。
その「若干」が,気温の下がった夕方から「盛大」に変わります。
季節は,確実に変化しているようです。


“しかし君の季節は長いなぁ”
秋の虫の音に,耳を傾けている私のそばを,
「ブーブーブーン」
気温低下に負けず,相変わらず「活発」な『蚊』なんです。