やれこら やれこら 昨日も今日も

自分だけはと力んでみても,膝はガクガク,息ハアハア。会話は「アレ,ソレ」そして「やれこら」。鍛えるべきは皮肉とジョーク。

指差し確認   やれこら やれこら

2014-10-19 07:29:59 | 今日のやれこら
「ないないない,無い」
私は,昔から探し物をよくします。
“悪い癖”,“注意不足”,“脳の配線ミス”
色々考えられますが,年とともに顕著になるのは確かです。
次の動作に移る時,無意識に“持っていたものをどこにでも置く”のです。
引き出しや戸棚の中の物を捜すのも苦手です。

今日の仕事は,芋ほりです。
私が畝を作り,植えるときは“指導”をしました。
植えたのは20本ほど,梅雨前です。
その芋が,植えた畝幅の3倍くらいにツルを伸ばしています。
ご近所では,もう皆さん収穫を終えています。
芋ほりはまず,ツルを刈り取らなければいけません。
四方に伸びるツルの根元は結構太く,よく切れるハサミでなくてはいけません。
その為,刃先が少し長く使い勝手の良い,松剪定用のハサミを使用しました。
“もしかすると,今日もハサミを探すことになるかもしれない”
少しは学習しています,手から離したハサミの場所を確認しながらの作業です。
良く切れます,ツルは気持ちよく刈り取れます。
刈ったツルは小さな山に分けてまとめます,後から畑の隅に移動しやすくするためです。
ツル刈りは終了しました,いよいよ芋ほりです。
“おっと,その前にハサミを確認しよう”
ハサミはツルを刈り取った後,目印になる石ころのある所に置いたのを覚えています。
確かにその場所に有ります,“OK”です。

“さぁて,どこからクワを入れようかなー”
“これはよく生ってる”
“こっちは小さいのばっかり”
“土が湿っていて,後で芋の泥を落とすのが大変”
あれこれ話しながら,一畝の6株を掘り終えたところで休憩です。
そして気が付きます,置いた場所に,ハサミが無いのです。
そんなはずはない。
まだ,松の木の剪定は残っています。
ハサミをなくす訳には行きません。
ハサミは,今日掘った芋の何倍も高いのです。
芋ほりは後回しです,慌てて,二人で畑中を捜しますが有りません。

“ここで,ツルをまとめた,この畝のツルはここに持って行った”
“確かにこの石の所にハサミは有った”
一つ一つ指差し確認で,それまでの行動を思い出します。
“あっ”です。
芋ほりの前に,小さな山にしたツルを畑の隅に引きずって持って行ったんです,
その時,ハサミも一緒に引きずられていったのです。
まとめたツルを畑に拡げて,二人で目を凝らします。
ありました!ありました!  あったんです!
ハサミの捜索にくたびれて,後を続ける気力が失せました。
残りの芋ほりは後日です・・・・・
                やれこら やれこら


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