やれこら やれこら 昨日も今日も

自分だけはと力んでみても,膝はガクガク,息ハアハア。会話は「アレ,ソレ」そして「やれこら」。鍛えるべきは皮肉とジョーク。

クレーン見学   やれこら やれこら

2014-10-15 07:48:15 | 今日のやれこら
台風一過ですが,さわやかな秋晴れという訳には行きません。
雨は降りませんが,太陽は雲に隠れています。
夕方になっても,時折風が強く吹きます。

“んっ,クレーンが1機増えている”
庭から見える景色です,約1km離れて下に見えます。
田んぼを区画整理した場所に,県立の特別支援学校が建設中です。
この間までは,クレーンは2機でした。
精一杯伸ばせば50mにも届きそうな大型と,その半分くらいの小型です。
今日は,小型よりもう少し小ぶりな一機が,増えています。
遠目に見ると,親キリンが子供の兄弟を引率しているようにも見えます。

“まだ,四時過ぎだ,散歩のついでに見に行こう”

近くで見るクレーンは,迫力満点です。
いつまでも見ていたい気分になりますが,クレーンにも勤務時間が有ります。
5時前には仕舞い支度です。
精一杯伸びたクレーンを,たたみます。
まるでカマキリが伸ばした“手”を折り曲げる様です。
一連の動作がまるで“生き物”です。

夕方からの北風は,一層寒く感じます。
折角歩いて温もったからだが,“見学”で冷えてきました。
少し歩き足りませんが,今日の散歩はここまでにします。

帰りは登り坂です,急げば急ぐほどきつくなります,しんどくなります。
身体は前かがみになります。
手は膝に,足は“がに股”,息が弾みます。
一気に登れば,家まであと5,6分ですが途中休憩です。

「やすみょうてんな,どこまでいっちゃったんな?」
崖の上の畑から声がします。
町内の70過ぎの“おじさん”ですが,元気に畑仕事をされています。
子供の社会見学ではありません。
さすがに「クレーンを見学に」とは言えません。
「○○まで」,とっさに工事現場近くのスーパーの名前を出します。
“おじさん”は言います。
「○○近くの工事じゃあー,大けなクレーンがうごきょうるなー」 
(近くの工事現場で,大きなクレーンが働いていますね)         
                     やれこら やれこら