故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.258 「千灯まつり」のお話。

2014年09月15日 | 日記

古い話になってしまったが、今日の話題は先月、我が家から徒歩で5分ほどのところで開催された≪千灯まつり≫のお話。このまつりは新潟市中央区本町通の「5番町」と「6番町」それに隣接している「人情横町」の3か所で新潟の夜をスローに楽しむイベントとして14年前から開催されてきた。

 

午後4時半頃から係員の方々がこの3か所の商店街の路上に約6.000個の手づくりの「灯篭」を並べ始めた。午後6時半から一斉にこの「灯篭」の中にあるロウソクに火がつけられることになっている。大人を始め、幼稚園児、小・中学生や専門学校の学生など多くの若者も手づくり「灯篭」の作成に参加した。

 

「灯篭」の表面に絵や交通安全などのメッセージが書れてあり、それを川の流れのように路上に並べていった。この日は午後7時からサッカーの「アルビレックス新潟」の試合があるため、残念であったが、私は「灯篭」のロウソクに火が付けられる前に会場を後にしなければならなかった。

 

幻想的に光り輝く「灯篭」の姿を拝見することはできなかったが、幸運にもサッカーの試合の方はこの日の「灯篭」にお祈りした願いが届き、≪1対0≫で勝利することができた。

 

「浴衣」を着た若者の姿もみられた。

 

路上ライブも開催されていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


No.257 「打撃戦」のお話。

2014年09月14日 | 日記

先ずは下の写真の「スコアボード」を見ていただきたい。私の所属している「新潟エージレス野球クラブ」が「上越ライフロング」に≪10対9≫で辛くも逃げ切った試合であった。この試合に出場できるのは、来年度の≪全日本古希軟式野球大会≫の出場権をかけた新潟県予選のため、70歳以上の選手に限定されている。

 

いつもの試合であれば、高齢者の健康管理上の問題もあり、試合時間が1時間30分を超えると次のイニングに入らないなどの特別規定がある。しかし、この大会は試合時間にかかわらず、7回戦まで実施することになっていたため、2時間30分程の時間のかかった試合となった。

 

新潟チームが1回表に3点を先取し、2回にも2点をあげリードを広げた。しかし3回に4点を取られ逆転された。その後、両チームとも点を取りあう≪打撃戦≫となった。新潟チームは何回となく得点圏にランナーを進めたが、なかなかタイムリーヒットが出ず、逆に見逃しの三振や内野フライなどが目に付いた。

 

一方、上越チームはヒット、盗塁、内野ゴロなどで得点を重ねたが、後一歩及ばなかった。得点できる時に得点する機会を失うと苦戦することを教わった試合でもあった。

 

時折、雨も降ってきた。

試合終了後、健闘をたたえ、相手チームにエールを送る「新潟エージレス野球クラブ」。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


No.256 「歓迎会と送別会」のお話。

2014年09月13日 | 日記

先日、同じ会場で≪歓迎会と送別会≫を同時に開催した。会場の「寿司割烹 いかだ」には私を入れて5人のメンバーが集まった。≪歓迎会≫の来賓は新潟市の国際交流員として赴任された中国・黒龍江大学日本語教師の韓春紅先生。それに同大学に3年間、日本語教師として日中友好交流にご尽力され、先日大学を退職して帰国された大島先生。

 

さらに同大学日本語学科の卒業生で、現在、新潟大学大学院に留学中の張文婷さんの3人。また≪送別会≫のゲストは黒龍江大学日本語学科の学生で1年間、新潟大学の留学生活を終えて帰国する葛乃禎さん。私達の会は皆さんの健康と今後のご活躍を祈念して「乾杯」から始まった。会場となった部屋には元新潟県知事の金子清氏が揮毫された「千客万来」の額が掛けられていた。

 

新潟名物の新鮮なお寿司を始め、枝豆、イカ、馬刺し、アユの塩焼きなどを食べてもらった。私の感覚でお寿司や新潟の地酒は美味しいもの、嫌いな人はいないと思っていた。しかし韓先生は日本酒は飲まれないし、生の魚も食べられない。また海苔も好きではないという。韓先生に再確認すると「お寿司は苦手である」ことが分かった。

 

私はこれまで何度となく中国を始め外国からの友人・知人をこの店にお連れし、新潟の名物を味わってもらっていた。今回ばかりは自分の好みで会場を選んだ判断の甘さを感じてしまった。 

 

《欢迎会和送别会》 

前几天,在同一个会场我们同时举行了欢迎会和送别会。包括我在内,五个人一起来到了会场寿司烹调筏子。欢迎会的主宾是韩春红、大岛老师和张文婷。韩春红老师现任新潟市国际交流员,来日本以前在大日语系当老师。大岛老师跟我一起在大当了三年老师,为中日友好做出了很大贡献,七月离职回国了。张文婷是大日语系的毕业生,现在在新潟大学大学院留学。 

 

还有,送别会的主宾是葛乃祯。她也是大日语系的学生,在新潟大学留学一年后,马上要回国了。首先,我们一起干杯,祝愿大家身体健康,万事如意。会场里挂着{前新潟县知事金子清写的}千客万来的匾额。我们吃了新鲜的新潟寿司,还品尝了毛豆、乌贼、生马肉片、盐烤香鱼等等。  

 

我觉得:寿司和新潟的地方酒/味道很好,应该没有人不喜欢吃。但是,韩老师既不能喝日本酒又不能吃生鱼片,好像也不太喜欢紫菜。我问她,知道了她不喜欢吃寿司。我总是带{来自外国的}朋友来这家店,让大家品尝一下新潟的特产。但只有这次让我感到<单凭自己的喜好 >来选择会场是不够的。

 

会場の「寿司割烹いかだ」には私を入れて5人のメンバーが集まった。

美味しかった「馬刺し」。

新潟名物の「枝豆」。

鮎の塩焼き。

美味しくいただいた新潟の地酒。

部屋には元新潟県知事の金子清氏が揮毫された「千客万来」の額が掛けられていた。

入口の部屋には元新潟県知事の平山征夫氏が揮毫された額も掛けられていた。

 

 

 

 

 


No.255 「ベジタリアン」のお話。

2014年09月12日 | 日記

私の持っている電子辞書で≪ベジタリアン≫という単語を引くと「菜食主義者」という短い解説しかない。インターネットで調べると「≪ベジタリアン≫とは動物性食品を避け、穀物、豆類、野菜、果物などを中心に摂る人を指す」と説明されていた。先日、私の所属している「英会話教室」のイギリス人教師であるスティーブ先生の妹さんのご家族が来日された。

 

そこで私達は教室のメンバーでご家族の≪歓迎会≫を開催することになった。お聞きすればご家族5人の中で≪ベジタリアン≫の方が何人かおられるとのこと。肉や魚を食べないとなると新潟市内で会場探しに苦労する。結局、新潟市中央区にあるバイキング方式を採用している「ひな野・新潟古町店」というお店で開催することになった。

 

このお店は旬の素材を使った身体にやさしい料理を約50種類ほど用意してある。このほかにデザートや健康茶、ソフトドリンクなどを楽しむことができる。イギリスから来られた≪ベジタリアン≫のお客様は肉料理などを避け、野菜料理を中心に新潟の食材を楽しんでくれたようだ。

 

私たちはご家族と会話する機会に恵まれ、本場のイギリス英語に接することができた。楽しい時間はアッという間に過ぎてしまった。

下の写真は「ひな野・新潟古町店」のホームページから。

 

 

 

 


No.254 「ジャンケン勝ち」のお話。

2014年09月11日 | 日記

私は早起き野球チームの「豆九クラブ」にも所属している。9月に入ると朝日が昇る時刻が日に日に遅くなってくる。この「新潟市北部野球連盟会長杯・野球大会」に参加するには、午前4時30分に我が家を出発しなければならない。まだあたりは暗く、街灯の明かりが目に入ってくる。

 

グランドに到着する頃になってもまだ薄暗い。選手は自主的に入念にストレッチや柔軟運動、ジョギングなどをやってからキャッチボールを始める。この日の対戦相手は昨年度この大会で優勝した「北部ファイターズ」である。相手ピッチャーはやや横手から快速球を内・外角の低目にピシッと投げ込んでくる。

 

決め球のシンカーも持っている好投手である。試合は両チームともチャンスは作るがあと1本のタイムリーヒットが出ない。スコアボードには「0」が続いた。結局7回まで得点を挙げることができず、《0対0》で引き分けに終わった。大会特別ルールにより両チームの選手9人による《ジャンケン》で勝敗を決めることになった。

 

幸運にも我がチームは1番から4番まで勝ち進み、5番で負けたが6番が勝ち、結局《5対1》で勝利した。私は久しぶりに両手を挙げ、勝利の味を噛みしめる選手の姿を見ることができた。

 

グランドに到着する頃になってもまだ薄暗い。

グランドはだんだんと明るくなってくる。

いよいよ試合開始。

《0対0》のため、両チーム9人による《ジャンケン》で勝敗を決めることになった。  

我がチームは1番から4番まで勝ち進み、結局《5対1》で勝利した。

私は久しぶりに両手を挙げ、勝利の味を噛みしめる選手の姿を見ることができた。

 

 

 


No.253 「“温泉”と“へぎ蕎麦”」のお話。

2014年09月10日 | 日記

先日、私は久しぶりに“温泉”と“へぎ蕎麦”を楽しんできた。行き先は新潟県十日町市にある千手温泉「千年の湯」。ここの温泉は加温もしていない《源泉かけ流し》で有名な温泉でもある。特に神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、打ち身、冷え性、疲労回復などに効果があるという。

 

野球をしている六十肩の私にとっても効果がありそうである。この日は平日のお昼の時間帯のためか、入浴客も少なく、ゆったりと湯船に浸かって日頃の疲れを癒してきた。温泉を楽しんだ後、着替えをしていると日焼けしたスポーツ愛好家のグループが入って来られた。

 

その中のメンバーで、私が中国・黒龍江大学に勤務していた時、お世話になった人に偶然、再会することができた。その方は黒龍江省・ハルビン医科大学で日本語教師をやっておられた西山先生であった。短い時間であったが、脱衣所で次期再会を約束してお別れすることになった。世間は広いようで狭いものである。

 

入浴後はツルツルした“のどごし”とシコシコした“歯ごたえ”で有名な越後名物・小嶋屋の「へぎ蕎麦」をご馳走になった。私は温泉でいい汗を流し、大好物の「へぎ蕎麦」をいただき、至福の時間を過ごすことができた。

《温泉和荞麦面》 

 

前几天,我隔了很久泡了温泉并品尝了荞麦面。我们去了新潟县十日町市的千手温泉-千年之汤。这里以天然温泉的源泉流而闻名。特别对神经痛、肌肉痛、关节痛、肩膀痛、青肿、寒症等症状的治疗效果特别好。 

 

对于{因打棒球而肩膀痛的}我而言,好像会有效果。这天因为是平日,{中午来泡温泉的}人很少。我悠闲地泡在浴池里,洗去平日的疲惫。享受温泉之后,在换衣服的时候,碰见了{皮肤晒得黝的}体育爱好者们。其中,很偶然地碰到了{当年在龙江大学一直关照我的}朋友。 

 

那位朋友是{当时在哈尔滨医科大学当日语老师的}西山先生。虽然是短暂的重逢,但是,我们在换衣间,相约一定再见,然后互相道别。世间很小。泡完温泉之后,我品尝了滑溜好吃的越后名产小岛屋的荞麦面。 

我既泡温泉/出了很多汗,又品尝到了美味的荞麦面,度过了幸福快乐的时光。

 

新潟県十日町市周辺はススキが咲き、秋の訪れを伝えていた。

日本一の米である「魚沼産コシヒカリ」も黄色い穂をつけていた。

「栗」も大きな実をつけ始めていた。

千手温泉「千年の湯」の入口付近にある「足湯」。

下の画像2枚は千手温泉「千年の湯」のホームページから。

ツルツルした“のどごし”とシコシコした“歯ごたえ”で有名な小嶋屋の「へぎ蕎麦」。

 


No.252 「萬代橋誕生祭」のお話。

2014年09月09日 | 日記

新潟市と沼垂町の合併100周年と萬代橋重要文化財指定10周年を記念して「萬代橋誕生祭」が行われた。この日、新潟市内で1番交通量の多い「萬代橋」を交通止めにして開催された。自動車やバスのいない「萬代橋」には新潟県内の≪20≫の蔵元から地酒が振舞われ、多くの人で賑わいを見せていた。

 

「萬代橋」の中央付近には多くの見物人を前に、地元の小・中学生による元気のいい「万代太鼓」が打ち鳴らされ、大きな拍手を浴びていた。また勇壮な「新潟市民みこし」や沼垂まつりのシンボルである「献額灯篭」が繰り出し「萬代橋」の誕生をお祝いした。

 

「萬代橋」下流の信濃川には消防艇による放水が行われ、上流にはカヌーを楽しむ市民が集まった。この日は公募で選ばれた「結婚式」も橋の上で盛大に開催された。席上、司会者から来賓として登場した篠田新潟市長さんに対し「夫婦円満の秘訣は?」と聞かれ「先ず夫が妻に謝ること。」と市長さんの持論をご披露された。

 

新潟市のシンボル「萬代橋」の上で開催された 「萬代橋誕生祭」。

「萬代橋」には新潟県内の≪20≫の蔵元から地酒が振舞われ、多くの人で賑わいを見せていた。

記念の「枡」で新潟県の地酒を楽しむ人々。

沼垂まつりのシンボルである「献額灯篭」が繰り出し「萬代橋」の誕生をお祝いした。

「萬代橋」下流の信濃川には消防艇による放水が行われた。

「夫婦円満の秘訣は、先ずは夫が妻に謝ること。」と市長さん(右)の持論をご披露してくれた。

「萬代橋」の上流にはカヌーを楽しむ市民が集まった。

 

 

 

 

 


No.251 「暗雲」のお話。

2014年09月08日 | 日記

≪暗雲≫を電子辞書で引くと、ひとつ目は「真っ黒な雲。今にも雨を降らせそうに、暗く立ち込めている雲。」二つ目に「不穏な情勢や暗い気分のたとえに使う。」と説明されている。この≪暗雲≫が漂い始めてきたのが、私が熱心に応援しているサッカー≪J1リーグ≫に所属している「アルビレックス新潟」である。

 

8月20日付けの私のブログNo.232号で「このままでは≪J2リーグ≫へ降格してしまう危機感が漂い始めてきた。」と気力の感じられない選手の動きを指摘した。そして先日、天皇杯全日本サッカー選手権大会で、≪J2リーグ≫の15位に低迷している「ファーレン長崎」に延長戦の末、≪1対2≫で敗れてしまった。

 

更にこの日≪J1リーグ≫最下位の「徳島ヴォルティス」にもいいところなく、≪1対2≫でそれもホームゲームで連敗した。悪いことは重なるものだ。韓国代表のキムジンス選手とポイントゲッターの川又選手が退団した。そして次節の試合は攻守の要のレオシルバ選手と主将の大井選手が出場停止となった。

 

試合終了後、滅多にブーイングしない新潟のサポーターからも大きなブーイングの声が上がった。今後、上位チームとの試合が待っている。選手には最後まで諦めない気合の入った動きを見せてもらいたい。

 

 

この日も24.903人のサポーターが詰めかけた。

試合開始5分で先取点を奪われる。

24分に成岡選手が同点ゴールを決める。

38分に徳島ヴォルティスの得点王・高崎選手にこの日2点目のゴールを決められた。

大井選手がレッドカードをもらい、1人少ない10人で戦うことになった。

試合終了後、負けて芝生の上で座り込んだりあお向けになる選手たち。

試合終了後、喜びを表す「徳島ヴォルティス」のサポーター。

滅多にブーイングしない新潟のサポーターからも大きなブーイングの声が上がった。

 


No.250 「降雨によるノーゲーム」のお話。

2014年09月07日 | 日記

先日、私は所属している早起き野球チームの「豆九クラブ」の試合に参加してきた。早起き野球は午前5時30分に試合が開始される。そして7時には終了となる。そのため私は早朝4時に起床し、4時半に我が家を出発。薄暗い道を自転車に乗り、約25分ほどで会場の新潟西海岸公園にある「少年野球広場」に到着した。

 

この時間帯はキャッチボールやトスバッティングをするには薄暗く「ボール」がよく見えない。起きてすぐのため十分な準備運動を行って5時30分開始の試合に備える選手も多い。一方、試合時刻近くなっても姿を見せない選手も見られる。この日は夜中に小雨が降り、外野の芝生は濡れていた。

 

この日の対戦相手は強豪の「入舟ブラックウェーブ」。「豆九クラブ」は初回にヒットと盗塁などを絡めて2点を先取した。しかし3回に2点を取られ同点とされた。途中小雨が降り出したが、試合は続行された。4回にライト前のタイムリーヒットが出て、≪3対2≫とリードしたが、5回に猛烈な雨が降ってきた。

 

グランドには水が浮き、雨の止む気配もなく、結局「降雨によるノーゲーム」となり再試合となった。勝っていた試合であったがゲリラ豪雨には勝てなかった。

 

いよいよ試合開始。

曇り空にうっすらと「虹」が見えた。

≪3対2≫とリードしたが、5回に猛烈な雨が降ってきた。

 

 


No.249 「新潟県護国神社」のお話。

2014年09月06日 | 日記

私達は「白山公園」を参拝した後、最後の見学先である「新潟県護国神社」へと向かった。神社に到着するといつも静かな雰囲気の漂っている景色と異なっていることに気が付いた。幸運なことに、この日は「みたま祭」が開催されていた。松林に囲まれた神社では四段に組まれた黄色い提灯の長い列が参道の両側に飾られていた。

 

毎年お盆の期間、「新潟県護国神社」では≪家族を守る≫≪郷土を守る≫≪国を守る≫との崇高な精神を持って一命を国に捧げた人々の御霊(みたま)を慰めるお祭りを開催している。私達は丁度、このお祭りの日に神社を訪問することができた。黄色い提灯の前列には各界で活躍されておられる方々から奉納された「絵」や「書」が掲げられていた。

 

新潟県知事・泉田裕彦さんの「和」、新潟県国際交流協会・中山理事長さんの「知足」、新潟市出身の作家・新井満さんの「千の風になって」、地元のラジオ番組のパーソナリティ・大倉修吾さんの「笑顔一番 元気一番」、明治大学理事長・日高憲三さんの「個を磨き 個を強く」など感銘する言葉などが奉納されていた。

 

この日、私と大島先生は午前中から黒龍江大学の教え子で新潟大学留学生である葛乃禎さんを新潟市内に案内した。そして私は「新潟県護国神社」の本殿で退院して間もない葛さんの健康とご多幸をお祈りした。

 

松林に囲まれた神社では四段に組まれた黄色い提灯の列が参道の両側に飾られていた。

新潟県知事・泉田裕彦さんの「和」。

新潟県国際交流協会・中山理事長さんの「知足」。

新潟市出身の作家・新井満さんの「千の風になって」。

地元のラジオ番組のパーソナリティ・大倉修吾さんの「笑顔一番 元気一番」。

 

私は「新潟県護国神社」の本殿で退院して間もない葛さんの健康とご多幸をお祈りした。

 

 

 

 


No.248 「白山公園」のお話。

2014年09月05日 | 日記

新潟市食育花育センターを見学したあと、私達は「新潟県庁」へと向かった。ここの職員食堂で美味しい≪ラーメン≫を食べ、いつもお世話になっている新潟県国際課を訪問した。黒龍江大学に留学経験のある桑原中国室長さんを始め、私が同大学に勤務していた当時、いろいろな面でご協力いただいた本間さん、和田さんとも久しぶりに懇談することができた。

 

「新潟県庁」を見学したあと、私達は「日本の都市公園100選」にも選ばれている≪白山公園≫へと向かった。この公園には新潟総鎮守である白山神社があり、池・築山・花木などを配したオランダ風の≪回遊式庭園≫が楽しめる。私達は白山神社に参拝した後、この公園から直接、信濃川河畔まで行けるコースを散策した。

 

途中、国の登録有形文化財で明治期の風情が残っている「燕喜館」や新潟市芸術文化会館の「屋上庭園」などを見学しながら、信濃川河畔の「やすらぎ堤」へと向かった。ここには1964年の新潟地震で橋が信濃川に落下した「昭和大橋」がある。

 

私達と一緒に散策した新潟大学留学生の葛乃禎さんは新潟地震の写真や補修して橋脚が曲がったまま使用されている現在の「昭和大橋」を興味深そうに見学していた。 

 

白山公园    

参观完新潟市食育花育中心之后,我们来到了新潟县厅。在食堂里,我们品尝了非常美味的拉面。然后,拜访了{一直关照我们的}新潟县国际课。其中,桑原室长有过在龙江大学的留学经验。还有本间先生和和田先生,我在大工作时,他们曾经给了我很多帮助。 

 

参观完新潟县厅之后,我们来到了{被选为日本100座城市公园之一的}白山公园。在公园里,有{镇守新潟县的}白山神社,还可以欣赏到荷兰风格的回游式庭园,那里有水池、假山、花和树等。我们参拜完白山神社之后,就出了公园,散步到了信浓川边。 

 

途中,我们参观了燕喜馆。这是国家级有形文化财,充满了明治时代的情调。还参观了新潟市艺术文化会馆的屋顶花园,然后又去了信浓川河畔的休闲堤。这里坐落着昭和大桥。这座桥是1964年建成的。就在那一年,发生了大地震,桥塌了,以后又进行了修复。修复后的桥墩虽然倾斜,但现在仍在使用。 

 

新潟大学的留学生葛乃祯也兴致勃勃地看了新潟地震的照片和昭和大桥。 

 

私達は「新潟県庁」の職員食堂で美味しい≪ラーメン≫を食べた。

新潟県庁の職員食堂。昼休み時間外のため利用者は少ない。

白山神社の本殿。

国の登録有形文化財で茶室のある「燕喜館」。

白山公園の「蓮池」。

白山公園の「ひょうたん池」。

中国・黒龍江省、ハルビン市の太陽島公園にある「曲がり橋」と同じ橋。

新潟市芸術文化会館の屋上のある「屋上庭園」。

1964年の新潟地震で橋が信濃川に落下した「昭和大橋」の写真。

 

補修したものの橋脚が曲がったまま使用されている現在の「昭和大橋」。

 

 

 

 


No.247 「新潟市食育・花育センター」のお話。

2014年09月04日 | 日記

本格的な中国庭園のある「天寿園」を見学した後、私達は車で5分ほどで到着する「新潟市食育・花育センター」を見学することにした。この日は夏休みのためか子供を連れた多くの家族連れで賑わっており、駐車場も混み合っていた。入場無料のこの「センター」は、入口を入って左側に≪花≫、右側が≪食≫の情報展示コーナーがある。

 

中央の奥には珍しい花を鑑賞できるコーナーも設置されている。このセンターの中では食事バランスをチェックしてくれるコーナーに人気が集まっていた。ここでは見学者が「トレイ」に自分の食べたい物を乗せ、年齢と性別を入力するとその人の食事バランスの適否をコンピューターが自動的に診断してくれる。

 

例えば、「脂肪分の取りすぎ」「野菜不足」「アルコールが多い」などと指摘してくれる。なかなか面白い企画である。新潟大学の留学生の葛さんもこの企画に挑戦してみた。結果は「バランスのとれた食事である」と診断された。このセンターは室内だけではなく、広い屋外も様々な植物が植えられており、季節の花を楽しむことができる。

 

私達はここで「新潟の食と花」をパネルや実際の花などを鑑賞しながら、楽しく勉強させてもらった。

 

 

 

 

 

 

 


No.246 「思い出の新潟市内観光」のお話。

2014年09月03日 | 日記

先日、私は黒龍江大学日本語教師であった大島先生と2人で、教え子で新潟大学留学生の葛乃禎さんを新潟市内の観光案内に連れ出した。留学中の葛さんは昨年末、自転車転倒事故で足首を骨折し救急車で「新潟中央病院」に運ばれ緊急手術を受ける大ケガをされた。

 

退院後、ケガも順調に回復し、先日足首の骨を固定していた「ボルト」を摘出する手術が行われた。現在は《松葉杖》なしで歩けるようになった。葛さんは間もなく1年間の留学生活を終え、帰国後は黒龍江大学の4年生に進むことになっている。私達は新潟の生活の最後の思い出づくりとして新潟市内の観光案内を計画した。

 

行き先は葛さんが行ったことのない場所を中心に選定した。この日案内したコースは「天寿園」⇒「新潟市花育・食育センター」⇒「新潟県庁」⇒「白山公園」⇒「護国神社」である。今日は「天寿園」のお話。ここは《日本庭園》と《中国庭園》の2つの立派な公園が同時に楽しめる場所となっている。

 

特に《中国庭園》は中国から直接資材を運び込み、中国・北京市林園局が設計・施工した日本初の本格的な「池泉回遊式・中国山水庭園」である。この日は「日中交流のあゆみ」展が開催されており、葛さんも新潟県と黒龍江省との歴史などを会場でゆっくりと学習することができたようだ。

 

 教え子で新潟大学の留学生の葛乃禎さん。(於 : 天寿園)

 

 

 

 

 

 

 

 

 


No.245 「勝点3」のお話。

2014年09月02日 | 日記

皆さんご承知のとおり、サッカーは試合に勝つと「勝点3」がもらえる。引き分けは「勝点1」そして敗戦は「0」となり、勝点がもらえないシステムになっている。ひとつの試合勝つことは引き分け3試合分に相当する。それだけに勝たなければ上位に行けない。

 

これまで私が熱く応援している「アルビレックス新潟」は今シーズン6勝7引き分け6敗で勝ち点が「25」。一方、この日対戦する「大宮アルディージャ」は3勝7引き分け9敗で勝ち点が「16」となっている。サッカーJ1リーグの18チーム中、10位の「新潟」は17位の「大宮」に負けるわけにはいかない。

 

試合は「新潟」が前半20分にゴール前に上がったボールをつなぎ、FWの成岡選手が先取点を奪った。ハーフタイムにはスタジアム脇から恒例の花火が打ち上げられた。後半16分に同点とされたが、43分に途中出場のFW鈴木選手がゴール隅に蹴り込み≪2対1≫で「勝ち点3」をもぎ取った。

 

「新潟」のポイントゲッターの川又選手が退団したこの日も≪26.949人≫のサポーターが詰めかけ勝利を祝った。また、スタジアムもチームカラーの「オレンジ」と「青」の光でライトアップして「アルビレックス新潟」を応援してくれていた。

 

 

スタジアムもチームカラーの「オレンジ」と「青」の光でライトアップして「新潟」を応援してくれていた。

 

 

 

 

 

 


No.244 「3日目の花火大会」のお話。

2014年09月01日 | 日記

≪新潟まつり≫の最後を飾るのは、やはり「花火大会」である。しかし台風11号の影響で 「3日目の花火大会」が一日順延され、4日目の夜に開催されることになった。そのため私は信濃川河畔の「やすらぎ堤」に二日続けて花火見物の「場所取り」に行くことになった。午前中は強風と雨が一時激しくなり、花火大会の開催が危ぶまれたが、夕方になって風雨も落ち着いてきた。

 

私の家族のほか新潟市国際交流員で中国人の韓春紅先生からも一緒に観覧していただいた。台風の影響で「花火大会」が延期にならなければ、英会話教室のイギリス人教師のスティーブ先生のご家族も参加してくれる予定であったが、残念ながらこの日は別の日程が入っており、欠席となった。

 

定刻の午後7時15分に“スターマイン“が打ち上げられ「3日目の花火大会」が華々しくスタートした。ほぼ3分おきに“スターマイン“が打ち上げられ、豪快な花火には歓声と大きな拍手が送られた。また、昭和大橋に取り付けられた「ナイヤガラ大瀑布」の花火には、多くの観客が立って拍手を送っていた。

 

主催者の発表では約1万発の花火が打ち上げられ、約46万人の見物客が訪れたという。この「花火大会」も8時45分に大型スターマインの「エボリューション」が最後に打ち上げられると、大歓声と拍手が起こった。3日間にわたる≪新潟まつり≫の終わりを告げる花火でもあった。

アニメの登場人物などの顔をした花火も登場した。

 

 昭和大橋に取り付けられた「ナイヤガラ大瀑布」には、多くの観客が拍手を送っていた。