故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.273 「読書の秋」のお話。

2014年09月30日 | 日記

先日、新潟市中央区礎町にある「クロスバルにいがた」の図書館に立ち寄ってみた。読書の秋である。この日も多くの人々が図書館で読書を楽しんでいた。本棚に並んだ本を覗いてみると「中高年のためのスポーツ医学 Q&A」という図書が目に止まった。「Q&A」形式になっている本で、その中で≪運動は体力づくり、筋力アップ以外にもに効果があるか?≫という興味ある質問が掲載されていた。

 

「運動はストレスの解消、気分の落ち込みなどにも効果がある。運動をすることにより肥満や糖尿病などの生活習慣病のほか、ストレス解消にも役立ち、不安感やうつ病の解消にも効果がある。心理的にも日常生活から離れてスポーツのみに集中することでストレスから解放される。」という回答であった。

 

また体力が向上すれば、自分をコントロールすることも簡単になり、自信や満足感が得られることになるという説もある。スポーツ仲間がいればその人たちに励まされることが心理的な支えになり、一緒に行うことでさらに楽しい時間を共有することができる。また運動による適度な疲労は快い睡眠にも役立つ。ウォーキングなどを行うことにより肉体的な疲労を起こし、眠気を生じるようになる。

 

さらに著者は「仕事が忙しくて運動する時間がないという人も多いと思うが、肉体的、精神的に健康な状態で働くために必要な時間と考えて、時間を見つけて身体を動かすようにしてください。」と指摘していた。