故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.616 「送別会」のお話。

2015年09月08日 | 日記

今回、旅行に参加された4人の中高年男性は、この日はそれぞれの日程で教え子や友人・知人との交流や観光地への視察に出かけた。私はご多忙中の韓先生をガイド役にお願いし、午前中はハルビンで最近人気のスポットとなっている群力開発区にあるショッピングモール「关東古巷」、そして午後からは「極楽寺」と「普照寺」を参観することにした。

 

観光スポットの「关東古巷」を見学した後、バスと地下鉄を乗り継ぎ、黒龍江大学近くの「九転小磨」という名前のレストランで、黒龍江大学日本語学科の于博士と韓先生が私のために「送別会」を開催してくれた。「九転小磨」とは豆を石臼で9回挽くという意味とのこと。健康志向が叫ばれているハルビンでは、特に有名な豆腐料理店である。

 

「健康によい」ということで、このお店には多くの市民の方々が訪れていた。「インゲン豆の煮物」「干豆腐」そして白い布で覆われた人気の「豆腐」がテーブルに運ばれてきた。この「豆腐」の上にネギと味噌を乗せて食べる。最後に丸い「ゴマパン」が出てきた。パンは具としてキクラゲ・肉・セリなどを挟む。私にとってどの料理も美味しく、感動する味であった。

 

ご多忙の中、2日間にわたり「歓迎会」と「送別会」を開催していただいたお2人の先生の気持ちのこもったおもてなしに、心から感謝申し上げたい。

 

 于博士と韓先生が私のために「送別会」を開催してくれた。

有名な豆腐料理。