故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.613 「東方餃子王」のお話。

2015年09月05日 | 日記

中国の食べ物の代表格のひとつに「餃子」がある。ハルビン市内でこの「餃子」で有名なチェーン店が「東方餃子王」というお店である。市内の繁華街では「東方餃子王」の看板をあちこちで目にすることができる。この日は“黒龍江大学健康協会”という大学の教職員で組織されたメンバー4人が私達のために心温まる「歓迎会」を開催してくれた。

 

この“協会”のメンバーは自らの健康の維持管理のために毎朝、キャンバス内にある1周400mのグランドをジョギングしている。6年前に私もこの協会に入れてもらい、毎朝、教職員や学生達と一緒に散歩を楽しんできた。今回の「歓迎会」には一緒に旅行に参加した元ハルビン医科大学の西山先生と友人の樋浦さんにも加わっていただいた。

 

黒龍江大学前の「東方餃子王」で何種類もの名物「餃子」を食べながら、昔話に花が咲いた。1993年に新潟県国際交流員として1年間、新潟県庁に赴任された張暁光先生が「玉泉酒」というアルコール度が40%で10年ものの最高級「白酒」を2本持参された。私は久しぶりにこの「白酒」を味わいながら日中友好交流を深めることになった。

 

席上、一人ひとりから楽しい挨拶をしていただいた。日中友好交流、とりわけ民間交流の重要性を話された古い友人の言葉が耳に残った。今後とも民間大使の一人として、一歩、一歩、地道な交流活動の輪を広げていきたいと考えている。

 

20年来の友人である張暁光先生(右から2番目)を囲んで記念写真。

“黒龍江大学健康協会”のメンバーと記念写真。

アルコール度が40%で10年ものの最高級「白酒」。