故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.610 「学生食堂」のお話。

2015年09月02日 | 日記

ようやく懐かしい黒龍江大学に到着した。当大学構内はA区・B区・C区の3つの区に分かれており、それぞれの区に3~4階建ての大きな「学生食堂」が約35.000人の学生の胃袋をまかなっている。A区の正面玄関からC区の端まで歩くと約30分はかかる広大なキャンバスである。私達は朝食を宿泊ホテルのあるA区の「学生食堂」で食べることにした。

 

夏休み期間中であり、学生の姿は少なかった。この「学生食堂」は衛生上の問題もあり、食堂従業員は紙幣やコインを直接手にしないことになっている。従ってここでは現金を支払って料理を注文することができない。学生は食べたい料理の前にある「カード読み取り機」に学生カードをタッチした後、料理を受け取ることになる。

 

私達は韓春紅先生のカードをお借りして「トマトの卵煮」「野菜炒め」「スイカ」「お粥」などを注文した。料金は1皿1.8元(日本円で約36円)から高いもので4.8元(日本円で約96円)となっていた。それでも3年前に私が黒龍江大学に勤務していた頃と比べるとかなり値上がりしていた。

 

「学生食堂」では私も知っている大島先生の教え子達とも再会し、一緒に朝食を楽しむことができた。

 

大島先生の教え子達と一緒に朝食。

私が食べたお粥と料理。学生から「桃」の差し入れがあった。