故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.525 「90歳の現役野球選手」のお話。

2015年06月09日 | 日記

「新潟市早起き野球大会」の試合に勝利したチームは翌日の試合の球審とボールボーイをしなければならない。私は球審をするため、午前4時30分に起床し、自転車に乗り「西海岸少年野球場」に到着した。私の自転車のライトは暗さを探知し、周囲が暗い場合は自動的にライトが光ることになっている。

 

我が家を出発する時、空はまだ薄暗く自転車のライトが光っていた。野球場に到着すると、私は新潟県庁野球部の大先輩である「90歳の現役野球選手」の藤沢さんにお会いした。藤沢さんは45歳以上の選手が出場できる“壮年の部”のバリバリの現役選手である。この日は打順1番で「特別指名打者」として出場された。

 

対戦相手は昨年の優勝チームである「濁川クラブ」。第1打席はストレートの四球。第2打席は内野ゴロ。バットの振りもなかなかのもの。試合前に藤沢さんにお聞きしたが、毎日バットの素振りとストレッチ運動は欠かさないとのこと。グランドに立ったまま両手のひらをピタリと地面につけ、柔軟な身体を私に見せてくれた。

 

試合は「5対4」のサヨナラ勝ち。継続は力なりである。「90歳の現役野球選手」の益々のご活躍をお祈りしたい。

 

打席に入る「90歳の現役野球選手」の藤沢さん。

「90歳の現役野球選手」の藤沢さんと筆者。

新潟日報の記者の取材に応じる藤沢さん。

新潟日報の記事。