故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.521 「山菜採り」のお話。

2015年06月05日 | 日記

この時期、私が毎年1回、楽しみにしているものに「山菜採り」がある。例年、ゴールデンウィークに行っていたが、今年は2週間ほど遅い「山菜採り」となった。場所は十日町市にある妻の実家から四輪駆動車で20分ほど細い急な山道を登ったところにある。毎回私達は「山菜採り」の名人に道案内をお願いしている。

 

この日は天気にも恵まれた。虫に弱い私は肌を露出しないよう長袖に手袋などの重装備をして山に入った。専門家と一緒に細い山道を汗をかきながら登ると「ワラビ」が足元に見えてきた。更に30分くらい草むらの中を歩くと汗が噴き出してきた。汗が帽子のツバを伝わり滴り落ちてくるのが分かった。

 

この山は「ワラビ」のほか「ゼンマイ」「ウド」「木の芽」「フキ」などの山菜も一緒に見つけることができる。まだ残雪のある山の新鮮な空気を吸いながら、私達はダンボール箱一杯の山菜を収穫することができた。また、ウグイスの鳴き声を聞きながら新緑の中での昼食も格別な味がした。 

 

「山菜採り」の専門家の説明によると、この集落の最盛期は80軒ほどの家があったが、高齢化と過疎化が進み、現在ではわずか8軒に激減したという。

 

私達はダンボール箱一杯の山菜を収穫することができた。

「ゼンマイ」「ウド」「木の芽」「フキ」などの山菜も一緒に見つけることができる。

「ワラビ」

「ウド」。

「ゼンマイ」。

山にはまだ残雪が見られる。

ウグイスの鳴き声を聞きながら、新緑の中での昼食も格別な味がした。 

妻の実家から四輪駆動車で20分ほど細い急な山道を登ったところに山菜がある。