私は3月9日に久しぶりに新潟県庁の18階にある展望回廊に行ってみた。前回、2月23日に黒龍江大学日本語教師で現在、東京大学で日本文学を研究している于佳玲博士と一緒にここに来て以来のことである。于博士と来た時は残念ながら日本海に浮かぶ「佐渡」も「粟島」もハッキリと見えなかった。
また、雪をかぶった遠くの山々もよく見ることができなかった。その足で私達は新潟県観光協会発行の観光パンフなどが置かれた県庁1階の部屋でマスコットの「レルヒさん」と記念写真を撮り、中庭にある1983年8月5日に新潟県と中国・黒龍江省との間で友好協定が締結されたことを記念して植樹された“ヒマラヤスギ”を見学した。
しかし3月9日は雲が多かったが、強い風が吹いていたため、遠くまで実によく見えた。「佐渡」のほか「粟島」も見ることができたし、真っ白い雪に覆われた山々が近くに見えた。天気が良くても「粟島」が見える日は少ないので、この日は幸運に恵まれたといえよう。
観光パンフが置かれた部屋で、記念写真を撮る大島先生(後ろ姿)と于博士(中央)。
一番左の木が「ヒマラヤスギ」。
新潟県庁の最上階の18階が「展望回廊」になっている。
「佐渡」のほか、もうひとつの島である「粟島」も見ることができた。
この日は「佐渡」もハッキリと見ることができた。