故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.439 「フキノトウ」のお話。

2015年03月15日 | 日記

私の電子辞書によると 『≪フキノトウ≫とは、早春、フキの根茎から出る若い花茎。香りとほろ苦さを賞味する。』 と説明されている。先日、私は約3か月ぶりに友人の畑に行ってきた。ここしばらくは天気の良い日が続いていたが、この日は3月に入ったのに畑には雪が少し積もっていた。

 

その雪をかぶった地面から20個~30個程の≪フキノトウ≫が顔を出していた。早速、私は春の使者ともいえる≪フキノトウ≫を摘み取った。薄い黄緑色の≪フキノトウ≫に鼻を近づけると、あの独特の香りがした。家に持帰ってこれを水洗いした後、「天婦羅」と「フキ味噌」に姿を変えて我が家の食卓を飾ることになった。

 

≪フキノトウ≫の脇には昨年秋の終りに植えた「冬菜」が寒さに耐えていた。間もなくすると暖かい春の光を浴びて「冬菜」は葉の間から美味しい緑色の新芽を出してくることになっている。「冬菜」も“おひたし”や“味噌汁の具”として我が家の食卓を賑わす予定だ。もう少しすると収穫の喜びがまたひとつ増えることにもなる。

 

雪をかぶった地面から20個~30個程の≪フキノトウ≫が顔を出していた。

家に持ち帰えり水洗いし、「天婦羅」と「フキ味噌」となって我が家の食卓を飾った。

昨年秋の終りに植えた「冬菜」が寒さに耐えていた。