故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.434 「天寿園」のお話。

2015年03月10日 | 日記

温泉「さくらの湯」でリラックスした後、私達は「天寿園」へ向かった。この「天寿園」は毎月第2・第4月曜日が定休日のため、今日(日曜日)中に入園しないと明日(月曜日)は見学することができない。明日東京へ戻られる于博士のためには閉園する前に「天寿園」に到着する必要があった。

 

大島先生の運転でなんとか閉園時刻の20分前に「天寿園」に到着することができた。早速、日本庭園を駆け足で回り、庭園の資材を中国の北京から直接運んで完成させたという本格的な中国庭園を見学した。石造りの「曲橋」や「石船」などを足早に見ることになった。

 

私はこれまでこの「天寿園」をゆっくりと時間をかけて何回も見学してきた。しかし、この日の見学時間は過去の最短時間を大幅に更新するものであった。私達は新潟市と中国・黒龍江省ハルビン市との交流の歴史が展示してある「瞑想館」を駆け足で見学することになった。

 

この時、既に閉園時刻に差し掛かっていたが、係員の方のご好意により、特別に見学時間を延長してもらった。約20分間で「天寿園」を見学した後、ハルビン市の“市の花”である「ライラック」が植えられている《ライラック通り》中国名で《丁香路(ディンシャンルー)》を歩く頃には、空が薄暗くなりかけていた。

 

 ハルビン市の市の花である「ライラック」が植えられているライラック通り。

ライラックは中国名で「丁香」という。