故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.211 「霊谷寺」のお話。

2014年07月30日 | 日記

「総統府」を見学した後は中山陵の東隣りにある「霊谷寺」に向かった。このお寺は≪六朝≫の梁代から約1.000年の歴史を持つ寺である。ガイドさんからこの「霊谷寺」も前日見学した中山陵の≪392段≫の石段とまでいかないが、かなり長くて急な階段を登りますよと言われた。

 

ここは広い「霊谷寺」の境内を歩き、いくつかの門をくぐり、≪辛亥革命≫の資料館になっている「無梁殿」を見学した後、参道の先に空に突き刺すような≪九重の塔≫である「霊谷塔」が見えてきた。塔の中に入ると螺旋階段が塔の中心部に設置され、最上部まで続いていた。ガイドさんが言っていた急な階段とはこの階段のことであった。

 

階段は全部で≪252段≫あるという。私は途中で2回ほど休み、汗をかきながら最上部まで登りきった。この「霊谷塔」の背後には緑の山が続き、前方には見晴らしのいい景色が地平線まで続いていた。登れば当然、降りなければならない。階段を降りる方が私の足には応えた。

 

この日の私の「万歩計」は昨日よりもさらに多く、19.577歩を記録した。

 

世界文化遺産「中山陵」の東隣りにある「霊谷寺」の入場券。