小林美希の取材日記(つぶやき)

取材を通して思う素朴な疑問や、日々の出来事を紹介します。 

日経ビジネスオンライン連載⑨

2010-03-29 10:43:35 | Weblog

 本日掲載の日経ビジネスオンラインで記事を書いております。

 「守るべき弱者はどこにいる?」

2010年3月29日(月)
介護業界で“男の寿退社”が相次ぐワケ
介護福祉士の33歳男性のケース

http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20100326/213634/?bvr

先日の記事

2010-03-22 21:55:34 | Weblog

 先日の日経ビジネスオンラインの記事(http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20100309/213263/)が、掲載からまる1週間経った今も、読んでもらっている。同オンラインはランキングが掲載されているのだが、週刊ランキングで1位だった。現在ランキングでも、いまだ5位になっている。ここのところ、ずっと働き方と妊娠異常の問題に取り組んでいたため、声なき声だったものが、少しづつ、私も、自分のパートナーも、家族や友人も・・・というように、声が挙がってきたのかもしれない。
 きわめてナイーブな話だから、なかなか、表立って言えないことでもあるが、一方で、ある意味ずっと蓋でふさがれてきてしまってきた問題なのではないかと思う。
 若者の非正規雇用問題に取り組み始めた時も、似たような感じだったことを思いだした。

 他人事と思わず、考えてみてほしいと思う。

本質

2010-03-17 16:54:37 | Weblog

 ものごとには、本質というものがあって、ある意味どうでもいいことを細かく言う人が多くなってはいないか。
 国会でも、決算説明会でも、その他いろいろ然りと思う。
 
 人にはそれぞれの役割があるのに、それをあまりに超えた期待が一方的になされ、それが実現されないと裏切られた気持ちになって「可愛さあまって憎さ百倍」の攻撃に遭う人が、どの業界でも、けっこう散見される。
 もちろん、ある程度の立場の人は、ジェネラルであるべきだが、その前に、何かのプロである。それを忘れて、全てを誰かに押し付けるのは、ちょっと違うと思う。

 スケールを大きく物事を見ていくには、あんまり細かいことを言ってもいられないものだ。世の中にたくさん人がいるのに、なぜ、一極集中するのか。
 探ってみる意味がありそうだ。



日経ビジネスオンライン連載⑧

2010-03-15 23:58:07 | Weblog

 3月15日付けの日経ビジネスオンラインで連載が掲載されています。

 「守るべき弱者はどこにいる?」

2010年3月15日(月)
「働きづめ」で得るもの、失うもの
新聞社記者の32歳女性のケース

30 代の男性の長時間労働は統計にも現われているが、女性の長時間労働の姿は統計には現れない。女性の労働の半数以上を占めるパートやアルバイトが平均されてしまう・・・。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20100309/213263/?bvr

むむむ

2010-03-09 01:12:18 | Weblog

 診療報酬の改定内容の資料を見ていたら、私なりに、いろいろ気づくことがあった。
 ので、ちょっと、近いうちに記事にしたいと思う。
 むむむむ。と思った。

 しかし、数年前までは、こんなに医療問題を本格的にやるようになるとは思わなかった。前職にいた頃はむしろ、病院特集の番に当たらないで欲しいと思っていたくらいだったが、人間、いつ何に関心が出てくるかは分からないものだと、つくづく思った。証券経済しかり、労働しかり。人間には、いろんな時期にいろんな可能性が出てくるので、今ダメだからといって諦める必要は全くないと思う。

明日のラジオFM千葉

2010-03-08 23:18:29 | Weblog

 明日7:30のラジオFM千葉のパワーベイモーニングで出演します。

 そういえば、以前、FM東京に出たら、偶然、よく取材でお世話になっている産科の先生が聞いていたと知って、ビックリ。私はあまりラジオを聴かないので、とても驚いてしまった。

 

民法改正

2010-03-04 00:43:42 | Weblog
 選択制夫婦別姓や婚外子差別の撤廃を求める民法改正について、私ももと法学生のなかでも憲法ゼミ生としては、早期の成立を望んでいる。
 婚姻時にどちらか一方の姓を強制しているのは、先進国では日本くらい。民主的ではない。婚姻において別の名前の強制とは、戦時中の植民地支配で外国人に日本名を名乗らせることに匹敵するくらいだと私は思うが、長い慣習がそれを気づかせないだけではないか。選択できることに意味がある。例えば、私は小林美希であって、それ以外の何者でもない。そのくらい当たり前で普通のことが日本では通用しないのだ。
 年金の離婚分割の時も、自民党が「眠れる獅子を起こすな」とずっと言っていたと関係者は言っている。女性に権利意識を目覚めさせるなという意味だ。民主党も、けーっこう、そのタイプの議員がたくさんいる。どの議員がどの委員会でどんな発言をして感情的な意見を言って邪魔をしたか、実は、隠れたところで、いろいろ話題になっている。私が以前、その議員を調べたところ、金と女のスキャンダルを掴んだが、中途半端に小者で記事にならなかった。残念。ま、そういう記事は私のメーンでないので深追いもしなかったが。
 国際的にも女性差別につながると勧告を受けているのに、感情論で議論がいつまでも進まないのは、好ましくない。
 冷静に考えれば、例えば、多くの男性が女性の姓になることに抵抗感があるように、それは逆も一緒なのだから、選択して、今までのまま別の姓にすれば、すっきりする。じゃあ、子どもの姓はというのはまさに話し合いで、互いの価値観が分かるところ。多くの女性から、夫の本性は子どもが生まれてはじめて分かると後悔している声を聞くので(逆もあるだろうが)、子どもができてしまってから夫婦仲が悪くなり偽装夫婦を続けるくらいなら(これが、また多いこと、多いこと!)、最初から分かったほうがいいと思う。
 離婚の理由で多いのは価値観の相違や性格の不一致。家族を崩壊させるのは、そこであって、結婚前に不一致が分かれば別れて他の人を探せばいいことなので、ぴったりくる人と家族を作れば、崩壊を予防できる。
 私は大学時代、部活で無料法律相談の離婚担当だったので、言いたいことはたくさんあるなぁ
 離婚を想定した結婚前の自己防衛策もいろいろあるし。
 なんてことを、弁護士の友人とかと話すととても面白かったりする。




 

議員のクセ?

2010-03-03 01:40:38 | Weblog

 さて、ちょっとしたお願いがある。
 皮肉をこめて、きちんとした政治をして、なんて大それたことは言わない。

 今日も午前中は、ある場所で国会議員が集まった。
 民主党の国会議員は、勉強会とかでもそうだが、ちゃんと名乗ってくれー!
 全国区の議員がまだ少ないから、名前すら知らない人もいるし、有名でないため顔と名前がまず一致しない人が多い。自分は少なくても地元では有名だと思っているんだろうが、本人が思っているほど、知られていない人のほうが多い。

 それと同じようなのが、地方議員。名刺も市町村からいきなり始まるから、何県かさっぱり分からない地域もある。せめて、名刺交換する時には、何県のどこと言ってくれなきゃ、分からないこともある。

 だいたい、偉そうなだけの人にこういう人が多い。
 人柄の良い人は、けっこう、「知らないかもしれませんが」と丁寧に挨拶してくれることが経験上、多い。そういう人は印象に残る。しかも好印象で。

 狭い業界で有名でも、他人なんて気にしてないことが多いものだと思う。
 それを常に忘れてはいけないのだろう。



 

 

ところ変われば

2010-03-02 22:25:02 | Weblog
 今日は三田でシンポジウム。
 今日は・・・・とてもワクワクするくらい良いシンポジウムだった。
 あー、行って良かった。

 昨日の某大学は、同じ分野の研究でも、特定の人に向いた研究はやはりアカデミックに欠け過程と結論に無理が生じるからつまらないものになる。派遣会社の稼働率が高ければ(売り上げなど)生産性が高くなるなんて発表もあった・・・。当たり前すぎて大人を集めてわざわざ発表するレベルではない。

 今日の大学では、公益性の高い研究だからアカデミックと言う通り社会のためにとされた研究は聞いていて面白かった。もっと取材したくなった。

 こういう良いことがあるから、頑張れる。


 
 

ひとこと

2010-03-01 20:51:24 | Weblog
 今日、某労働系のシンポジウムに行った。
 あまりにつまらなくて時間の無駄だった。
 座った席がでずらく、中座もできず、最後まで聞いていれば何かは得るものがあるかと思ったが、なかった。あったといえば、主催者側とは関係のないパネラーが、ズシズシ主催者を批判していて、主催者側が焦っていた姿が面白かったことだけだった。
 3月はシンポジウムが多くて悩ましい。
 
 数年前のあるシンポジウムは心底いきたかったが、ノロウイルスに感染していけなかった。見事にスキャンダルを抱えた悪者ばかりが集まっていたので、何を話すが興味があったからだったが、行った人からの話には、「なんか、若者支援に予算ください」みたいな話で終わった。と、はやり、あまり得るものがなかったと聞いた。

 不正やモラルハザードを起こす人は、同様の人と仲が良い。
 それを分かって付き合っている人もまた、わりと、正義の味方のふりをして、同じ穴のむじなだったりするが、こと、雇用や結婚関係は聖域化しているので、素人が見分けるにはハードルが高い。うかうか信用できないな、というのが、また悩ましい。
 白と黒とグレーがあるならば、白と黒を行き来するグレーの存在は要注意だ。信用してはいけない。

 そんなことに思いが巡った1日だった。