小林美希の取材日記(つぶやき)

取材を通して思う素朴な疑問や、日々の出来事を紹介します。 

今週のエコノミスト&サンデー毎日

2007-02-26 13:12:19 | Weblog

 今週のエコノミストでは、結婚・出産適齢期の人&その
親ごさんにとって、ちょっと関係ある原稿を書いています。

「障害者自立支援法に異議あり
  切り捨てられる知的障害者たち」 という記事を書きました。

 産婦人科医の減少、過労や雇用不安から出産ギリギリまで働く
女性が増えていることで、出産時のトラブルにあいやすい環境があり
知的障害者の問題は、誰にとっても人事ではなく・・・。


 それと、今週は、サンデー毎日でもインタビュー記事が掲載されて
います。相手は、なんと、徳川宗家18代で日本郵船の顧問をしている
徳川恒孝(つねなり)さん。
「江戸の遺伝子」という本が出版されました。

 また、よかったら、誌面を覗いてみてください。

 取り急ぎ。


今週のエコノミスト

2007-02-21 02:53:29 | Weblog

 そうでした。

 今週のエコノミストで、

 巻頭の経営者インタビュー・カルビー社長
 第1特集 危ない自治体 山形県新庄市のルポ

 を書いております。

 来週号でも、エコノミストとサンデー毎日で記事が掲載される予定ですので、また報告します。


in富山

2007-02-20 20:55:48 | Weblog
 昨日から富山に来ている。今回は、富山商業高校の取材。

 去年、1月の終わりに富山に来た時は雪が積もっていてかなり寒かったので覚悟してきたら、雪は全くなかった。しかも、今日はコートもいらないくらいの暖かさ。びっくりした。

 富商には何度かきていて、ちょっとづつ生徒の顔も覚えてきた。
 東京から来たというと「富山弁を覚えていってください」と言われ、ちょっと嬉しかった。

 前に14歳の挑戦で取材させてもらった芝園中学にも寄った。
 授業中、クラスをのぞくと、実習生だった生徒が私に気づいた。
 あー、この子たちを、ずっと追いかけてみたいなー。そう思った。

 単なる取材対象でなく、学生に触れると、その子たちの一歩一歩が気になってくる。先生って、こんな気持ちになるんだろうなぁ。

 ふらっと県庁にも寄った。
 突然いって、びっくりしていたが、いつもと同じく、親切で気さくな対応をしてくれた。なーんか、いいんだなー、この関係が。寄って良かった。たぶん、富山って、企業も学校も役所もひきこもり施設も、そこにいる人たちが好きなこともあるから、何度も来てしまうんだろうなぁと思った。もちろん、取材としてみても、すっごく面白いのだ。

 わくわくする。
 そういう気持ちになるのが富山の取材なのだ。

 たぶん、全国で、似たことはあるんだと思う。
 けど、それでも、来てしまう何かが富山にある。

 今回は、原稿の締め切りを抱えていて、十分にいろんなところを回れなくて、かなり残念・・・

 最近、「24時間闘えますか」状態なので、さっき、にんにくの丸揚げを食べてきた

 明日の取材相手に、ごめんなさい、だ・・・。
 

穴が開くほど

2007-02-17 12:34:12 | Weblog

 そうそう、私は、ゲラを見る時のクセがある。

 特に、思い入れのある原稿ほど、帰りの電車などで、何度も何度も、ゲラに穴が開くほど読み返す。
 昨日も、2月26日発売の週刊エコノミスト向けに書いた原稿のゲラを、帰りの電車で何度も何度も読み返した。

 フリーになって、今までと同じように、デスクだった人、同じチームで企画をやってきた人と原稿のやりとりをしているのだが、やっぱり、ちょっと感じが変わる。辞めてからも、平然と、もといた机に座り、原稿を直したり、問い合わせの電話をかけたりするのだが、なんとなく、フリーとなったからには、よりプロを目指す心構えができてきた。

 同じ原稿を出すにしても、緊張感が違ってくる。
 そして、デスクや先輩に編集してもらった原稿を見ると、今まではあまり気づかなかったのだが、やはり、10年、20年、30年とこの世界でやってきた人の編集って、違うなー、と、改めて思うのだ。表現を加えてもらったりすると、「ありがとうございました」と素直に思うようになった。

 昨日の鼻血ショックも少しやわらぎ、今日は、安静に、自宅で仕事することに。

 周囲の人に、もう少し、仕事のペースを落としたほうがいいのでは、と心配されたが、原稿のゲラを見ると、「もっと、もっと、社会問題について、書いていくぞ」と、またエンジンがかかってしまう。

 特に、26日に出る原稿は、昔からの取材先の人が「若者の雇用問題をやって、ああいう特集を作る小林さんなら、分かってくれるんじゃないか」と、いうことがきっかけで取り組んだ問題について、書いている。

 内容は、発売直前に予告したいと思うが、それまで、私は正直、あまり大きな関心がなかったテーマだった。しかし、そう言われては、取材してみないと。そう思って現場に行ったら、これは問題だ!と強く思ったのだ。

 おそらく、そうしたテーマについて、理解できる人とそうでない人は分かれるのだと思う。だが、そうした現場の声を敏感に察してくれ、原稿の企画を通してくれたデスクには、本当に感謝している。記者がいくら大事だと言っても、デスクや編集長と意見が違ってしまえば、紙面化は実現しないからだ。

 出した原稿の編集を見ると、編集した人の気概も見えるものだと改めて感じた。

 そんなことを感じながら、昨日は、電車のなかで、本当にゲラに穴が開くほど、私は読み返したのだった。

 こういう気持ちって、どんな仕事をしていても、本気でやっていると、同じ気持ちになると思う。

 自分の原稿を愛せる時、それは、とても充実した仕事だった証なのだ。

ヤバイかも

2007-02-17 00:38:53 | Weblog

 今日、取材を終えて、事務所についたとたん、大量の鼻血が・・・。
 1時間止まらず、かなりショック。
 仕事しすぎかしら

 来週発売のエコノミストには、フリー初の記事とインタビュー記事が掲載。
 再来週の別の週刊誌にも、インタビュー記事。

 また、報告しまっす!

あぁ

2007-02-11 19:06:56 | Weblog

 終わらない、終わらない、書いても書いても、終わらない・・・。
 3連休も全日お仕事。
 あぁ、終わらない。
 ちょっと辛くなってきて、ブログで一言。
 山形でひいた風邪もなんとか治り、机に向かう。取材に向かう。
 いや、辛くはないが、終わらない・・・。
 終わったら、またブログしよう

 
 

まちの声

2007-02-07 00:51:52 | Weblog
 今日は、昼間、山形県のあるまちで、市民の声を拾う取材をした。

 知らない人に声をかけていく。

 そうした取材は、やる前は、ちょっと緊張する。

 でも、どんどん声をかけていくと、なんとなく、まちに溶け込んでいく感じがして、いい。この街の人は、親切な人が多く、たくさん話が聞けた。

 自治体の政治について声を聞くのは、とても勉強になる。これぞ、現場の声だ。

 NPOの取材も良かった。
 私と同世代の人たちが、自分たちで、まちを再生しようとしている。

 記者が地方を見ないで、何がジャーナリストだ、と改めて思った。

 昨日、電話で、経済界で著名なある人が師匠と呼ぶある人に言われた。

 「記事に、人間のどろくささがあって、いい」

 今の私にとって、とても嬉しい言葉だった。
 その人には以前、こんなことも言われた。

 「これからも、地方にいくといい。地方を見ない報道はこの国の問題を見誤る」

 その言葉を肝に銘じたい。
  

in山形県

2007-02-05 21:39:55 | Weblog
 取材で山形県にきた。
 思ったより、雪が少なく暖かい。
 街はひっそりしているので、おとなしく、ホテルにこもって原稿書き。

 無音な部屋にいると気がめいるため、テレビをつけていたら、雇用問題や格差問題をやっている。なんか、よけい、めいる、というか、むかついてきた。

 なーんか、テレビで格差問題をやっているのを見ると、むかつくのは何でだろう。取材の甘さもある。芸能人とか、有名人とか、いろいろ出てきてコメントしているが、それが、薄っぺらいからだろうな。

 言い訳ばかりする政治家。

 うるさーい!って言いたくなる。

 うん。
 自分らの問題は、自分らで声をあげなければ。

 もっと、もっと、書いていこう。
 声をあげていこう。

  
 

興奮気味?

2007-02-03 22:17:43 | Weblog

 ここ数日、変な話、鼻血が出る。しかも大量に。
 以前、会社で鼻血が出て、トイレにかけこみ、トイレが血の海になったことがあるが、今回はそこまでではない。

 うーーーむ。

 今のところ、自宅やオフィスで一人の時だからいいのだが、どうか、取材中に出ませんように・・・

 

睡魔

2007-02-03 00:57:10 | Weblog
 フリーになったら仕事なんてしばらくないだろうと思っていたら、いろいろ仕事をもらって、寝る暇がない。
 睡魔に襲われる私・・・。
 眠い・・・。
 でも、書かなきゃ・・・。
 眠いよぉ・・・