雑用をしていて、ふと、今までの主な記事一覧をチェックしていた。
新人~昨年夏の「ルポ職場流産」(岩波書店)までを掲載します。
―主な執筆実績―
2000年11月 株式新聞社にて「雪印乳業のそれから 食中毒事件後の株価の推移」の企画で、雪印乳業が会社側として買収される認識を持っていること、金融機関からコミットメントラインの設定を受けていたことなどをスクープ。
2002年1月 「エコノミスト」(2002年1月1・8日合併号)の「NTT資金のカラクリを暴く…」の中で、静岡県相良町の問題第三セクターを取材。
3月 「エコノミスト」(2002年3月5日号)で、闇金融の実態を直撃取材。掲載記事「風俗店に飛ばされる」は保身のために匿名で執筆。
8月 ナスダック・ジャパンの撤退について6月頃から取り組む。状況証拠が固まったものの、お盆の休刊にぶつかりスクープは打てなかった。「エコノミスト」(2002年9月3日号)で、撤退の経緯についてまとめた。
12月 ゲーム業界の再編についてスクープを狙い、セガ、ナムコ、京セラ(タイトーの大株主)、CSK(セガの大株主)などの取材を本格的に始めた。
2003年2月~ セガを巡る経営統合問題について集中的に記事化。関連記事を「エコノミスト」(2002年2月25日号、4月8日号、5月6日号、5月20日号、5月27日号)に掲載。
(◎掲載時期を忘れてしまったが「2007年団塊世代大量離職」を全国で初めて企画し、フォーブスや他紙が後追いして流行した)
2004年5月 エコノミストで初めて非正社員の悲惨な雇用実態を特集。
『お父さんお母さんは知っているか 息子と娘の“悲惨”な雇用』(2004年5月4・11日合併号)
この特集が、朝日新聞や日本経済新聞で学者に引用された。
11月 特集『子供を産めない職場の現実』を企画し、読者からの反響を受けた。
12月 伊藤忠商事・丹羽宇一郎会長インタビュー「中間層の崩壊」について。
朝日新聞・夕刊・論壇時評、「2004年私の3点」で慶応大学の金子勝教授に、特集『息子と娘の“悲惨”な雇用』が選ばれた。
27日、朝日新聞・夕刊・論壇時評、私が選んだ3点で、東京大学の児玉龍彦教授から、伊藤忠商事・丹羽宇一郎氏へのインタビューが選ばれた。
2005年2月 特集「結婚できない」男の現実(2月15日号)で、若者が雇用の不安定から結婚できない現実を指摘。
3月 第1特集で「娘、息子の悲惨な職場」(3月22日号)を企画・担当。第1特集の頭の原稿を初めて単独執筆。29日、朝日新聞・夕刊・論壇時評に取り上げられた。
5月 特集「娘・息子の悲惨な職場 PART 2」(5月31日号)を担当。就職活動中の大学生や、若者の雇用の実態について約9ページに渡り単独ルポ。反響があり、第3弾が予定された。同号では、理化学研究所の大森整研究員のナノテク技術についてインタビュー。
8月 夫婦の「2007年問題」・「離婚と年金」を巡る男と女の大戦争
9月 特集「娘・息子の悲惨な職場 PART 3」(9月20日号)を担当。非正社員から正社員へ脱出する姿をルポ。
12月 特集「娘・息子の悲惨な“結婚適齢期”」(12月6日号)を担当。忙しすぎて出会いがない20~30代。結婚相手情報サービス業のニーズについて。
2006年2月 特集「少子化対策~政府はやる気があるのか~」(2月21日号)を担当。育児休業中に職場復帰が破棄された派遣社員をルポ。
3月 特集「娘・息子の悲惨な職場 PART 4」(3月28日号)を担当。景気回復や雇用改善を受け、それでも残る問題として超就職氷河期の30歳前後世代の問題をルポ。特集について、日経新聞、朝日新聞、毎日新聞、読者のブログなどに取り上げられた。
7月 7月25日号にて、単発記事、出生率1.25ショック「働く女性が子どもを産まない本当の理由」
9月 9月12号にて「ホワイトカラーエグゼンプションに反対の声」、「男が育児休業を取れない理由」
特集「女と男が働きやすい職場」(10月3日号)で、資生堂の男性社員が育児休業取得後に職場で上手くいかないもようをルポ。
11月 特集「娘、息子の悲惨な職場 PART5」(11月7日号)を担当。正社員になっても果てしなき低賃金にあえぐ超就職氷河期世代に焦点を当てた。
(以下、独立後で主な執筆活動)
2007年1月 月刊「人材ビジネス」で、「先進的派遣先企業」の連載スタート。
3月 週刊エコノミスト(3月6日号)で、「障害者自立支援法に意義あり 切り捨てられる知的障害者たち」を執筆。
日本青年館の機関雑誌「The Seinen」で、若者の労働実態と、山形県新庄市の商店街活性化のルポを執筆。
4月 週刊AERA(4月30日-5月7日合併増大号)で「できたら婚という選択」、「ワーキングプアにしない子育て」を執筆。
5月 初めての書籍「ルポ 正社員になりたい~娘、息子の悲惨な職場」刊行。
「女性としごと」(労働大学出版センター)で、若者の雇用の実態をルポ。
6月 週刊エコノミスト(6月19日号)で特集「娘、息子の悲惨な職場PART6 HIKSカップル」を企画から担当、執筆。
「まなぶ」6月号(労働大学出版センター)の論壇に執筆。
7月 週刊AERA(7月30日号)で、子育て両立支援について「使えるのか目玉制度」を執筆。
8月 「経済セミナー」8月号(日本評論社)の特集=経済は現場で動いている!で、「取材の方法――社会で起こっている問題を見つけるには」を執筆。
日本インターネット新聞JanJanに著者インタビューが掲載された(動画付)
「しんぶん赤旗」(8月23日)人欄に、インタビューが掲載された。
月刊「ZAITEN」9月号に著者インタビューが掲載された。
9月 週刊「エコノミスト」(9月18日号)の問答有用で、多摩大学名誉学長の野田一夫氏をインタビュー。
週刊「エコノミスト」(9月25日号)で、中国で働く若者の労働現場をルポ「チャイナドリームの現実は甘くない」。
「社会新報」(社民党の機関紙)9月19日号に著書「ルポ 正社員になりたい」が紹介された。
10月 「まなぶ」10月号(労働大学出版センター)の、うしお、というコーナーでネットカフェ難民の問題について。
「女性のひろば」11月号(共産党)で受けたインタビュー記事が掲載。
月刊「人材ビジネス」10月号で、中国雇用リポート。
週刊「東洋経済」(10月6日号)非正規雇用-経験積んでもマイナス評価、 社民党の福島瑞穂党首のインタビュー。
週刊エコノミスト(10月30日号)で「日本企業よ!優秀な中国人を欧米企業に取られるな」にて、日系企業の人事戦略の課題を指摘。
11月 週刊エコノミスト(11月13日号)経営者インタビュー(JT社長)。
朝日新聞(11月29日)論壇時評で、「日本企業よ!優秀な中国人を欧米企業に取られるな」(エコノミスト10月30日号)が、「今月の注目論文」で紹介された。
「現代農業」(11月増刊号)の特集・脱グローバリゼーションにて、農村地域で働く若者についてルポ。
情報労連「REPORT」(11月号)の進言インタビューVol.1で派遣社員の組織化についてインタビュー記事が掲載された。
12月 週刊AERA(12月3日号、12月10日号)で2週に渡り、政府のジョブカフェ事業での税金無駄遣いを独占スクープ。「日給12万円の『異常』委託費」、「追及第2弾 時給2万900円のジョブカフェSE」。この問題が12月25日の国会(参議院厚生労働委員会)で、社民党の福島瑞穂党首、民主党の櫻井充議員に取り上げられた。
著書「ルポ 正社員になりたい」(影書房)が、2007年度の日本労働ペンクラブ賞に選ばれた。
2008年1月 日本青年館「the Seinen 秋号」にて、富山県で地域や学校が取り組む若者を育てる現場をルポ
2月 週刊エコノミスト(2月12日号)「人件費削減で儲ける企業に未来はない」ハブ社長・金鹿研一インタビュー。
週刊AERA(2月11日号)バリキャリもワープアも「20万円バッグ」
5月 週刊エコノミスト(5月20日号)「娘、息子の悲惨な職場 PART7」大量採用・大量離職の時代。みずほ銀行、ユニクロ、証券、就職支援会社など新卒大量採用の裏側をルポ。
6月 岩波書店から単行本「ルポ“正社員”の若者たち~就職氷河期世代を追う」が発刊された。
7月 週刊AERAで「医療貧困」を連載。第1回「薬剤師『10年後3割失業』(7月21日号)、第2回「歯科医師『月収20万以下』急増」(7月28日号)、第3回看護師「『燃え尽き離職』相次ぐ」(8月4日号)
インターネット新聞JanJanで「ルポ“正社員の若者たち」の著者インタビューがアップされる。
12日 読売新聞 夕刊14面「キャバ嬢に憧れて」でコメントが掲載
7月16日の日経新聞・夕刊の書評で取り上げられる。
7月25日の週刊読書人で金子勝氏に取り上げられる。
23日 テレビ朝日スーパーJチャンネル「キャバ嬢」特集でコメント。
8月 日経ビジネス(8月4・11日合併号)著者に聞く
東京新聞・夕刊(7日付)の「自著を語る」
朝日新聞・朝刊(31日付)の読書欄で紹介される。
週刊ダイヤモンド(8月30日号)「再チャレンジ支援策のウソ」
9月 ダイヤモンド・オンライン「派遣会社の『名ばかり正社員』悪環境に苦しむ特定派遣が急増中」が1日で9万プレビュー突破。
月刊「世界」(10月号)「誰のための再チャレンジだったのか」
朝日新聞(9月11日朝刊)オピニオン「ワーク・ライフ・バランス 非正社員を忘れるな」
10月 8日・テレビ朝日スーパーJチャンネル「キャバ嬢」特集弟2弾にて再びコメント。
週刊AERAで「『働く』が壊れる」連載スタート。第1回「名ばかり正社員<不安利用しワープア並み>」(9月29日号)、第2回「名ばかり管理職」(10月6日号)、第3回「雇い止めスパイラル・非正規は細切れ 3年目が怖い」(10月13日号)、第4回「やりがい漂流時代」(10月20日号)
週刊東洋経済の大学特集中「大学教員もワーキングプア」(10月18日号)
週刊東洋経済の特集「家族崩壊」中で総論以外の頭の原稿「就職氷河期の『中流崩壊』」(10月25日号)
ダイヤモンド・オンライン「アルバイト以下の待遇に喘ぐ若手社員の悲惨な職場事情」(10月16日)が1日で20万プレビュー。
27日 TBS「キャバ嬢」特集でコメント
12月 東洋経済(12月27日・1月3日合併号)「2009全解明」にて、「名ばかり正社員」「ポスドク問題」。ダイヤモンド(同号)「2009総予測」にて、「派遣動労者」について執筆。
ダイヤモンド・オンライン(25日)にて「『大失業時代』を逆手に、人手不足の農業に人材流入の動きも」を執筆。サイト内ランキング2位の閲覧。
25日FM東京で若年雇用問題についてコメント
2009年 1月 東洋経済(1月10日号)特集「若者危機」にて、「月平均150時間の残業、極限の『名ばかり正社員』」、「就職氷河期世代が求めた新天地・中国でも失業急増」を執筆。
日経ウーマン(2月号)にて「私は負けない!」を執筆。
2月 ダイヤモンド(2月7日号)特集「正社員vsハケン」にて、「『正社員=安泰』という幻想、名ばかり正社員の悲惨な実態」
「日経ウーマン」3月号の特集「不況を生き抜く!」でコメント掲載
「プレジデント」(3月16日号)「いる社員、捨てられる社員」の(5)配転・異動の記事中でコメント掲載
ダイヤモンド・オンライン(2月19日)「派遣切りは前哨戦!本格化する正社員切りの先にある危機」
「女のしんぶん」隔週で連載スタート
3月 月刊「世界」の別冊「世界経済危機と東アジア」(3月6日発売)で、中国での問題を執筆。
「まなぶ」(労働大学出版センター)で「“聖職”だからこそ待遇改善が必要」
週刊エコノミスト(3月24日号)「『非正規』全体を貫く法整備が必要だ-めざすは同一価値労働・同一賃金」
4月 アスキー新書「雇用崩壊」のなかで正社員雇用について執筆
週刊エコノミスト(4月21日号)「銚子の教訓、地域医療を崩壊させる自治体病院の危機」
東洋経済(4月25日特大号)の特集「変われない日本をぶち壊せ! 」のなかで「介護は良質な雇用を生み出せる」(青森県での先進例)
5月 ダイヤモンド・オンライン「賃貸物件でも値引きが本格化 “底打ち”まだ遠い不動産業界の苦境」(8日)サイト内2位のアクセス。
東洋経済オンライン「異色の介護施設「みちのく荘」、団塊世代の介護を見据えた新たな挑戦」(11日)
月刊「人材ビジネス」5月号「進行する若者層の「格差」固定」
7月 東洋経済の特集中「特集PARTⅢ 疲弊する看護師」(09年7月18日号)で6ページ、エコノミストは単発記事で「不足は医師だけではない、看護師不足による医療崩壊の深刻」(09年7月21日号)で3ページ
17日テレビ東京「たけしのニッポンのミカタ」のなかで、若者のキャバ嬢志向についてコメント。
8月 週刊エコノミスト「あなたの銀歯は大丈夫? 野放し輸入品が招く歯科崩壊」(8月25日号)
東洋経済の特集「老後を誰が看るのか?」(9月5日号)のなかで、「一向に進まぬ介護労働者の処遇改善」
日経ビジネスオンライン「名ばかり正社員に家族を養えるのか」(8月31日)
9月 週刊AERA「49病院が受け入れ拒否 神奈川の妊婦、首都圏全滅で長野へ」(9月28日号)※注:原稿では一切使っていない「拒否」の言葉を初校ゲラチェック後、編集部が筆者の許可なく書き換えた※
10月 週刊エコノミスト「娘、息子の悲惨な職場Part8~子どもを産めない日本~」過重労働などから「職場流産」が多発する問題を提起。
「医療白書2009年度版」で看護の問題について執筆
11月 「都市問題」巻頭言、日経ビジネスオンラインで連載「守るべき弱者はどこにいる?」(11月30日から隔週)スタート
FM東京でニュース解説(生活保護のワンストップサービス・17日)
12月 日経ビジネスオンライン「事業仕分けで廃止になった「若者支援」
事業の恩恵を受けていたのは誰だったのか?」(12月7日)当日アクセスサイト内最高2位、週間で9位。同オンラインの連載②「非正社員が努力しても、なしのつぶてだった」(12月14日)
週刊東洋経済「2010年全解明」(12月26日・1月2日号)で、子ども手当て、医師不足、介護の3テーマについて執筆。
2010年 1月 週刊エコノミスト「周産期医療の立て直しには女性の労働環境改善が必要 だ」(1月12日号)。NBオンライン連載③「職員も保護者も子供も、幸せをつかめない」(1月4日)NBオンライン連載④「正社員より派遣社員、派遣より独立」(1月18日)
2月 NB連載⑤「もうこれ以上、医療を支えられない(看護師)」(2月1日)、NB連載⑥「子ども手当て?そんな儲け口より稼ぎ口」(2月15日)
3月 NB連載⑦「お産難民・・・医者も妊婦も救われない少子化対策」(3月1日)、連載⑧「働きづめで得るもの失うもの」(3月15日)、連載⑨「介護業界で“男の寿退社”が相次ぐワケ」(3月29日)
4月 NB連載⑩「新生児集中治療室に見る、社会問題化する親子関係の縮図」(4月12日)、NB連載⑪「3年で職を失う不安を抱えたまま働く」(4月26日)
5月 「看護師の2交代制でさらに深まる医療の危機」(週刊エコノミスト5月18日号)、NB連載⑫「活かせぬ国家資格に、歯科“空洞化”の予兆」(5月10日)、NB連載⑬「講師の細切れ雇用で大学は教育できるのか?」(5月24日)、NBニュースを斬る「看護の日、ナイチンゲールの思いは受け継がれているか?」(5月12日)
6月 週刊エコノミスト問答有用・田中千恵子 日本医療労働組合連合会中央執行委員長 「人手不足で疲れ切った看護師に良い看護はできない」(6月15日号)、NB連載⑭「若者が地域再生を諦める時」(6月14日)、NB連載⑮「“働けない”同僚・部下をあなたは守れますか?」(6月28日)
7月 週刊エコノミスト「誤った少子化対策が産科医療を潰す」(7月20日号)、NB連載⑯「選挙戦を支える身分が不安定な裏方たち」(7月12日)、NB連載⑰「最期は自宅は幸せなのだろうか」(7月26日)
8月 NB連載⑱「伝承されない技術。製造現場だけでなく医療でも。」(8月9日)
NB連載⑲「看護師や医師を支える院内保育が軋む」(8月23日)
9月 NB連載⑳「自分の子どもを産めない助産師の矛盾」(9月6日)
日経ウーマン10月号「私たちが失業した日」
10月 NB連載21「患者にも医者にも感謝されていない」寂寥感・(医療事務)(10月4日)、NB連載22「財政破たんの夕張市に見る、過疎地におけるこれからの医療・介護」(10月18日)
11月 NB連載23「妊娠解雇が児童虐待の引き金になった」(11月1日)、NB連載24「診療補助者の無資格化でコスト削減する代償」(11月15日)
12月 NB連載25「寿退社に踏み切った“イクメン”たち」(12月6日)、NB連載26「内定が取れないのは、自己責任なのか?」(12月27日)
2011年 1月 NB連載27「雇用を生み出せない農村に救いの手はあるか」(1月11日)
NB連載28「定職を持たない働き盛りが見る未来」(1月24日)
新書『看護崩壊』(アスキー新書)発刊…予約が多く発刊日に在庫切れ
「現場無視の制度継続でお産難民がまた増える」(週刊エコノミスト1月18日号)
2月 NB連載・最終回「経済活動をリードする人材を失った20年」(2月7日)
「I 女のしんぶん」月1回、連載中
4月 月刊「ZAITEN」5月号 介護士の労働実態
TBSラジオ「ニュース探究ラジオ Dig」看護師不足問題で出演(4日)
5月 月刊「ZAITEN」6月号 看護師の労働実態
エコノミスト「大震災で浮き彫りになった医療過疎の現実」(5月17日号)
8月 『ルポ職場流産~雇用崩壊後の妊娠・出産・育児』(岩波書店)