小林美希の取材日記(つぶやき)

取材を通して思う素朴な疑問や、日々の出来事を紹介します。 

地方行脚

2009-09-27 23:29:27 | Weblog

 この2カ月の間、ほぼ1週間か10日おきに地方を行脚している。
 山形、長野、茨城、静岡、名古屋、京都、大阪、北海道、石川・・・・・。
 それぞれの地域で、もう少しゆっくり回れるといいのだが。。。
 短時間滞在なのに、しっかりと地域経済に貢献してしまうのが痛いところだ。。。



お礼

2009-09-23 19:36:54 | Weblog

 ブログを見て、心配と激励の連絡をいただき、ありがとうございました。
 なかには、あえてそっとしておいてくれた人もいるかと思います。



 悲しいなか、時間は私を待ってはくれず、落ち込んでいる暇がなくなってきました。「拒否」の件は、担当者によれば、ざっくりいえば「それでは問題が曖昧になる。患者を主語にすれば拒否だ」。ということでした。私も、それは全てを否定はできないと思うところもあり、しかし、病院も主語であっていいはずと思う、とても複雑な思いを抱えています。
 労働問題に取り組み始めた時も、いろいろと悩み、迷いながらやってきました。今後もきっと迷いながら、そして悩みながら、いろんな記事を書いていくのだと思いますが、常に、本気でぶつかっていることだけは確かです。そして、現場の声が一番という思いでそれを活字にしていく姿勢は今後も変わりません。

 今回、病院のなかには二度と協力しないとも言われました。
 しかし、表現は残念としながらも、激励の連絡をたくさんの関係者からいただき、それを支えに、そして、叱咤を重く受け止め、今後の自分の活動をより研ぎ澄ましていきたいと思います。
 原稿を書くのはたった1度ではない。
 引き続き、いろいろな角度から、バランスを欠かぬよう、問題提起していきたいと思います。
 私には、私の戦い方がある。
 それを、見ていて欲しいです。

 


 

ブルー

2009-09-21 13:12:02 | Weblog
 とにかくブルーだ。
 言い訳というのは限界があり、自分にもミスがあったことは否定できない。

 試合はたった一度ではないのと同じと思って、次の原稿で挽回するしかないが、とにかくブルーだ。

今週のAERA

2009-09-19 23:38:39 | Weblog
 5連休で週刊誌は変則日程なようで、本来なら週明けに発売のものが土曜から出ているような感じです。今週のAERA(9月28日号)で、原稿を書いています。
 中刷りや本日の新聞広告ではスクープと打ってありましたが、周産期医療の現状について書きました。医療全体の問題についても記述していたのですが、政権交代などもあり誌面の都合上、カットされましたので、改めて別の機会で書きたいと思います。
 ただ、発売された記事を見たら、誤植と現場を知るものにとっては大きな誤りを発見しました・・・・。
 本来、ブログなどに書くべき話ではありませんが、取材に協力していただいた方々への誤解を避けたいことと、読者にはこうした編集の過程が分からないと思い、あえて、書こうと思います。


 p38 2段目なかほど「胆嚢が見えた」は「胎嚢が見えた」の誤りです。


 p39 1段目の終わり「受け入れを拒否」は、もともとの私の原稿と初校では「受け入れは全滅」でした。
 
 周産期医療はどこも大変で、受け入れたくても「不可能」だということを知っているので、私は自分の原稿では受け入れ「拒否」という言葉は一切使っていなかったのですが、初校の段階でも「拒否」という言葉は使わず「全滅」と表現していたものが、編集部のほうで再校ゲラになる時に「拒否」とされていました。神奈川の救急システムの照会では、拒否いうのは明らかに違う表現なので、ここで訂正とさせていただきます。見出しについても、「拒否ではなく不可能」にできないかとお願いしましたが、見出しには編集権があり書き手は口を出せないルールがあり、「見出しだから・・・」と、編集部のほうで却下されました。それにあわせて、本文をゲラで拒否と書き換えられたと思われます。

 再校ゲラは、校了20分前にチェックせざるを得ない状況で、まさか本文が書き換えられているとは思わず、絶対間違ってはいけない数字のチェックに気を取られ、「全滅→拒否」を見逃した自分もプロとして最低だと自分が嫌になりました。

 

ワーク・ライフ

2009-09-10 03:00:01 | Weblog
 今週は、関西。久々の関西を楽しむ間もほとんどなく取材と原稿に追われてしまっている。んー。だいたい、1日14~16時間労働なのだが、私の場合はワーク=ライフかライフ=ワーク。誰か特定の上司から命令される仕事ではなく、社会にとって必要だと思う、主体的な労働だからこそ、できるのだと思う。
 ここのところ、心躍るような取材が多いのだが、ちょっと目が痙攣してきたので、そんな時は注意だ。さすがに、取材中に貧血か脳梗塞で倒れそうな感じがすることがある。そういう時だけは、今日できるとこまでやって、明日できることは今日やらない。でないと、体を壊してもともこもない。

 しかし、来月こそ休むぞ、と思いながら、休みが先送りになる・・・・。
 紅葉の頃、プライベート6割くらいでまた関西にきたい。


日経ビジネスのムック

2009-09-08 02:55:09 | Weblog

 日経ビジネスの臨時増刊号「徹底予測 民主党政権交代で経済 企業 仕事 こう変わる」のなかで、先日のオンラインの記事が再掲されています。
 
 入稿から製本までのスピードに驚いてしまいました。


官僚といっても

2009-09-04 21:56:06 | Weblog

 私は思う。脱官僚ってどうなんだろう?
 今日は特に、目が輝くような官僚と出会い、嬉しくなっている。
 いやー、参った。こんな真摯で良い人がいるんだ、しかも同世代。
 ハートのある人は、いるものだ。