小林美希の取材日記(つぶやき)

取材を通して思う素朴な疑問や、日々の出来事を紹介します。 

『看護崩壊』1月12日発売

2010-12-28 21:45:46 | Weblog
 もう少し先ですが、予告です。
 2011年1月12日にアスキー新書から『看護崩壊~病院から看護師が消えてゆく』が発刊されます。
 目次を紹介しますので、気に留めていただければ幸いです。


『看護崩壊~病院から看護しが消えてゆく』小林美希
(アスキー新書)
――2012年、看護師不足から本当の医療崩壊が始まる!

http://ascii.asciimw.jp/books/books/detail/978-4-04-870087-0.shtml


第1章 医療崩壊を加速させる「看護師不足」の深刻さ

 医師不足の陰に隠れる看護師問題
「2025年問題」を支えきれない
 看護師不足から生じた病棟閉鎖
「7対1」配置基準で起こった看護師争奪戦
 全国で病床が消えている
 国の甘い需給見通し
 看護師はどのくらい不足するのか
 毎年10万人が辞めていく理由
 社会損失は年間600億円
 2万人が過労死の危険
 働き方を激変させる4つの制度改正
 夜勤の規制緩和で産後復帰がより困難に
「特定看護師」は必要なのか
 波乱含みの労働者派遣法改正

第2章 夜勤と2交代勤務の増加が現場をむしばむ

 失われる母性保護
「職場流産」の実態
 院長から妊娠する時期を命令される
 妊産婦の3~4割が夜勤を経験
 権利があっても申請できないのが実情
 ストレスで不妊に
「休むな、倒れるまで働け」
 7割の看護師が慢性疲労、6割が健康不安
 過疎地域で過労死の予感
 相次ぐ若手の過労自殺
 表面化しない過労死の実態
 広がる2交代制の危険
 現場も2交代を望んでいる?
 長時間夜勤は過労死への入り口
 16時間夜勤で仮眠なしの現実
 患者の医療安全が守れない
 ニッパチ闘争の原点、新潟の今
 公設民営で人材流出の不安
 夜勤は病棟だけでない

第3章 制度に翻弄される看護師と患者の悲劇

 制度に左右される看護労働の実態
 点数のつかないオペ室の疲弊
 外来から看護師が消えた
「7対1」基準クリアのため「偽装勤務」も
「90日超え」患者のたらい回し
 不採算医療を切り捨てた結果
 地域を支える看護師の誇り
 災害医療を担った病院がなくなる
 DPC病院からの「患者追い出し」
 哲学のない大病院と受け入れ病院の苦悩
「最期は在宅で」の理想の陰で
 早く死ぬ方法を教えて……
 在宅看護で家族が崩壊
 社会的入院を引き受けるのは精神病院

第4章 やりがいと苦悩のはざまで―看護師が消える理由

 L字カーブの就業率
 激務の中、無力感――新人看護師の苦悩
 やりがいの前にバーンアウト――2年目の看護師
 良い看護ができない――中堅の悩み
 リストラがベテランの力を奪う
 放置されてきた「准看護師問題」
 安すぎる看護師の生涯賃金
 院内保育所の役割と問題
 ベテラン看護師の言葉が患者を変える
 忙殺されては異変を見逃す

第5章 命を守るため今こそ看護問題と向き合おう

 職場単位でできることは何か
 労使の新しい形を築く
 労働条件を改善する労組の役割
 勤務表は師長の腕次第
 夕張に見る「ケアによる医療再生」
 チーム医療で疾病予防
 短時間正職員は普及するか
 潜在看護師の掘り起こしは可能か
 国は看護問題に向き合っているか
 問題に答えない厚生労働省
 特定看護師は必要なのか
 現場の声は反映されないのか
 暗躍する人材紹介会社
 夜勤労働を守れ
 労働基準局は動くか
 ILOに倣う基準を
 歴史的な団体連携の始まり
 診療報酬改定は改善につながるか
 介護との役割分担も必要
 命を守るために


日経ビジネスオンライン連載26

2010-12-27 23:25:17 | Weblog
 
 朝からあっという間に時間が過ぎて、もう日付が変わりそうです。。。。

 本日から掲載で、日経ビジネスオンラインでの連載のお知らせです。




守るべき弱者はどこにいる?2010年12月27日(月)

内定が取れないのは、自己責任なのか?
就職氷河期に職を探す20代男性のケース


http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20101224/217712/?bvr

 もう7年も前からこの問題を取り上げていますが、依然として厳しい環境です。


Xmasケーキ

2010-12-24 00:11:45 | Weblog

 これも、ちょっと可愛かったのでアップしてみた。


ポインセチアのツリー

2010-12-24 00:10:31 | Weblog

 ちょっと可愛かったので、アップしてみた。


復活

2010-12-13 11:34:13 | Weblog

 最近、本当に忙殺されて、本当に死ぬかと思った。
 自分の気力・体力ともに結構自信があるほうだが、けっこうきつかった。
 普通の人が感じる忙しい、の3~10倍は平気なほうだと思い込んでいるが、
それでもきつかった。その成果は2011年に入ってから出る。

 仕事帰りにも、まるで高熱が出ているかと思うように、ふらふらして
帰宅後も仕事を続ける。そんな日々が続いていた。
 が、昨日、一昨日と睡眠時間をきちんととったら復活した。
 疲れたことばかり書いていては、いかんなぁ。。。
 でも、あとから振り返る時に、ブログに記録している。


 少なくても、取材に協力してくれた人は、そして、その背後にはたくさん、
私が書くことを必要としてくれる人がいる。それを仕事として続けられる
ことに感謝しなくてはいけない――。と、教えられた。

 取材の過程で、大事な人だと言ってくれた人たちがいた。
 そんな一言が、この強靭な(!?)気力と体力を培ってくれるのだろう。

 まだまだ頑張りますよ。


 

放心状態

2010-12-12 20:34:27 | Weblog

 昨日、校了作業のあと、しばし楽しい時間を過ごす。
 今日は朝から目が覚めて、二度寝、三度寝しながらやっと昼頃に
起きた。ちょっと放心状態になっていて、音楽聞いたりジムに行って
運動して、ようやく現実の世界に戻ってきたが、まだちょっと浸って
いたい感じがしている。
 けれど、まだまだ仕事があるんだなぁ。。。


燃え尽きた

2010-12-12 00:58:52 | Weblog

 やっと校了!
 燃え尽きた。。。

 

この1週間・・・

2010-12-11 10:13:14 | Weblog

 あまりの激務で、一時、最大で3キロも体重が減った・・・。

ここのところ連日・・・

2010-12-10 04:10:34 | Weblog

 気づかないうちに深夜の3時、4時になっている・・・。


全てを疑え

2010-12-08 12:01:07 | Weblog

 さて、ちょっと校正作業中だったりして、自分への戒めのためにも、こんな気分になっていることを記しておこう。
 自分が書いた原稿でも、信頼する人が言ったことでも、数字について校正する時は「全てを疑え」が鉄則だ。

 それでいいのか、見落とさないよう再確認、再確認。