小林美希の取材日記(つぶやき)

取材を通して思う素朴な疑問や、日々の出来事を紹介します。 

日経ビジネスオンライン連載⑮

2010-06-28 20:17:27 | Weblog
 本日から日経ビジネスオンラインで連載⑮が掲載されています。



 “働けない”同僚・部下をあなたは守れますか?
うつ病の会社員のケース


http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20100625/215149/


 
 私のほうは、先週末は体調が優れず、講演中にも3回くらい息が止まりそうになって(!?)おりましたが、なんとか回復基調に。やっぱり、手の酷使でキーボード打ちが辛く、爪を切るのも忘れていた、、、。私の場合は(組織人でないこともあり)うつ病にはならないけれど、人間、どこかで体が悲鳴をあげるな~と思ったりしています。

極限の状態

2010-06-23 20:52:30 | Weblog

 さて、人間は極限の状態の時に、力を発揮できるか否か。耐えて成長できるか試される気がする。

 フリーというのは、自分で自分を成長させなければいけない。

大先輩

2010-06-23 02:23:41 | Weblog

 ブログを書く暇があるなら、仕事しろ、と思うので、あんまり更新できないのだが、感慨深かったので、ひとこと。

 70代、80代で現役でいる人は少なくない。
 今日、そんな世代のある先生に会ってきた。

 視野が広く、志の高い言葉をいただいて、感謝した。

 これはどうなのだろう、と、いいことも悪いことも、迷う時もあり、良いと思ったことも、まだまだ視野の狭い思いであることが少なくない。

 そんな時は、大先輩にご意見を頂戴するのが一番だ。


 

夏のよう

2010-06-20 01:29:57 | Weblog

 梅雨のシーズンなのに、まるで夏のよう。
 移動だけで、日焼けしてしまった。

 ギリギリまで粘る性格で、ちょっとキツイ・・・。が、頑張ろう。

 それにしても悩む。それがゆえに、また、いつものように、手の指が腱鞘炎のようになってしまった・・・・。いよいよ今日は、シップご登場。

お疲れ模様

2010-06-12 21:50:15 | Weblog
 今日は午後いちでシンポジウムがあり、その後、帰宅しようと電車にのって、しばらくして、夕方から違うシンポジウムがあったことを思い出し、Uターン。最寄り駅近くまで行って、夕方からのは明日だったことに気づき、1時間くらい時間をロスしてしまった・・・。ちょっとお疲れかしら。明日、時間ないなぁ・・・。悩む。

 チラッとも含め、年間1000人くらいの人と出会うからか、そんな生活を10年もしていると、5~10分も話せば、その人のひととなりとか、意識の高さとかが、なーんとなく分かるようになった。えてして、良い人との出会いが多いから頑張ってこれたのだと思う。悪人に会ったとしても、それはそれで燃えるから、どのみちエナジーにはなっているのだが。でも、世の中には本当に政治や行政が存在しているのか疑問に思うくらい問題ばかりだ。取材すればするほど問題がでてくるので、参ってしまう。早く私の役割が終わらないかと思う。

 最近ちょっと辛いのが、自分の能力というか語学力とか決算を読む力が落ちてきて、恥ずかしい。英語も何年も使わねば、すっかり忘れてしまうもので、先日、医学系の国際学会で、面白そうな韓国人と出会ったのだが、かなり優しい英語を使って説明してくれたものの、半分くらいしか意味が分からず、分かったとしても英語で返せず、かなりショックだった。学生時代なら、違ったのに・・・。すごいショック。これは、この数年の努力不足のほかならない。決算についても、証券・経済記者だったのだから、社長や財務役員に厳しい質問をするのが当たり前だったのに、この数年、決算から離れてしまったら、かなり、忘れてしまっている。これも怠慢なのだ。たまには、仲良い企業の決算説明会に行こうかなと思いなおす。

 中国によく取材にいっていたが、結局、忙しいのを理由に中国語は全く覚えず、いつも現地でアテンドしてくれる人のご好意に甘えて通訳してもらってしまう。次こそは、多少の日常会話くらいできるようにしたい。

 人間は、現場を離れてはいけないし、離れたら離れたなりの努力をしないと、すぐにさび付いてしまうのだ。

 というわけで、夏からは基礎力を取り戻す努力をする時間を作ろうと思う。

新内閣

2010-06-08 23:19:00 | Weblog
 くるくる変わる内閣にコメントする気がないのだが、重大事件だと思うこと。
 それは、少子化担当相が兼務ということ。
 玄葉さんであってもなくても、少子化対策はどれだけ有能な人でも片手間でできるものではない。
 6年前、少子化問題で「今がギリギリのチャンス」と思って特集もしたし、学者の意見も一致していた。それは、人口ボリュームのある団塊ジュニアの出産適齢期が過ぎてしまうからだ。
 まるで1カ月単位で妊娠する力は落ちていく。
 本当に秒刻みでの対策が必要なのに大臣が兼務では、また一歩、少子化対策が減退する。

 とはいえ、今回の内閣では、とても腰が低く、明るく、気さくで真面目な人もいるので、その点はいいかな、とも思う。今のところ、そう思う。


今週のエコノミスト

2010-06-07 00:45:02 | Weblog

 6月7日発売(一部地域では8日発売)のエコノミスト(6月15日号)の問答有用というロングインタビューのコーナーで記事を書いています。


・問答有用[304] 田中 千恵子 日本医療労働組合連合会中央執行委員長 「人手不足で疲れ切った看護師に良い看護はできない」



学ぶべきこと

2010-06-05 19:17:00 | Weblog
 旧友と会い、いろんな話をする。
 結論として、ここのところの政権が国民に示しているのは、究極の自己責任の時代に入ってきたということを、政治家から学ばなければならないということ意見が一致した。(それでもまだ期待できそうな議員についても、意見は一致した)
 政治は真に国民を救ってはくれない、行政も大きくはあてにはならない。企業も社員を守りはしない。誰かを頼りにすることのリスクはとても大きい。自分で自分の身を守るしかないことを念頭に、将来設計をしなければいけない。
 そうした最悪のシナリオを予測しながら、ベストを尽くすしかない、厳しい時代に入った。
 
 ただ、暗い話ばかりでもない。
 まだまだ、わくわくするような知的好奇心を刺激される動きがあり、先日は、そうした出会いに、希望を見出したところでもあった。