小林美希の取材日記(つぶやき)

取材を通して思う素朴な疑問や、日々の出来事を紹介します。 

風邪ひいた

2012-09-29 00:54:23 | Weblog

 北国に行っていたら、寒かったからか、風邪をひいてしまった・・・。


遅い夏休み

2012-09-23 02:55:34 | Weblog

 9月23日~27日までお休みします。

 ネットのつながらないところに行きますので、ブログのメールもフェイスブックもチェックできません。

 いつも使っているパソコンのメールのほうは携帯に自動転送しているのでチェック可能ですが、返信できません。

 急なご連絡は、どこかから携帯電話を聞いてお電話いただければ幸いです。


 小林美希

記者の質の劣化

2012-09-23 02:21:02 | Weblog

 さて、本日から遅い夏休み。ちょっと気が緩んだので、久々のブログ更新だが、辛らつなこと書いちゃうかな。。。

 最近、人のふりみてわがふり直せ、と思うようなことばかり。


 つい先日も、大手新聞記者で同世代の中堅が私に取材に来てくれたが、記事が出るまでの過程がひどく、記事も微妙。アエラ風に器用に書いていたが、同業や詳しい人が読めば、勉強不足、取材不足、構成の未熟さが一発で分かる。

 まず、職場流産についてのレクチャーをした。それはいい。問題意識が広がるので、協力した。すると、実際に働きすぎで流産した人を探すのに苦労したようだ。それは当然だ。私だって、取材を重ねて信頼関係ができたなかで、たまたま打ち明けてくれたものを3年かけて本にしたのだから。
 その記者は、安易に、労働組合に対象者の紹介を頼んでいた。
 まぁ、それも、悪いことではない。
 が!!その記者は、会ったこともない労組の幹部に電話一本で頼んで、挨拶も取材もしないまま記事になるまで、一切、直接会っていなかったのだ。信じられない!!記者というのは、いろんな人に世話になって初めて記事が書けるのであって、礼節を重んじなければならない。謙虚さを欠いてはいけないのに、電話一本で・・・・・。

 それで紹介を受けたそうなのだが、途中で、私に、2人取材した1人は労働環境が良かったから使えない。もう1人は60代の人を紹介されちゃったどうしよう・・・・。最終的に、私に著書に出てくる人を紹介してと「メール」がきたので、叱ってしまった。
 だから、懇切丁寧に、労働環境が良くても、個人差があることだし、とか、60代になってはじめて他人に流産の辛さを言えることもあるから、後輩たちのためにアドバイスしているような話を聞いてみては?とアドバイスすると、そのとおり、アエラ風にきれいに記事におさまっていた。

 まー、記事のクオリティもそうだが、取材を頼む時の話を聞いて私は怒りすら覚えて、同業として恥ずかしいと思った。


 そして、他にも。
 絶対に私が読まない、ロハス系というか、なんというか、自然なお産とかそういうのが好きそうな月刊誌。
 やはり「ルポ職場流産」を読んだといって、インタビューに来た10歳くらい上のライター。
 問題意識も高く、いい人と思ったが、できた記事をみて唖然。。。

 言ってもいないことが書かれていた。問い詰めると、他の人への取材時に関連して話題になったので入れたと。法律の話で、私はちょっとあまり強くいえないというか、それってあったっけ?みたいな話が入っていて、法律をみても、そのライターが書いたことの根拠がない。私の勉強不足だと恥ずかしいので、「それを入れるなら、法的根拠を教えて」と連絡すると、根拠を示せない。だったら問答無用で削除だと思って、削除してもらった。
 法律の話で妊産婦の権利についてのQ&Aなのに、言ってもない、しかも、根拠がないことを勝手に書いたベテランライター・・・。恐ろしい。

 二度とその人の顔も名前も見たくないと思うほど、怒ってしまった。

 こわーい。こわーい。

 私も気をつけなきゃーーーー。

 こんな感じのことが多くて、しょっちゅう、怒ってしまう今日この頃。

 ブログに書いて、ちょっとスッキリ。

 本当に、初心に返って、私も気をつけなきゃ。

9月18日付け毎日新聞朝刊

2012-09-18 11:07:36 | Weblog

 本日の毎日新聞の朝刊「こうのとり追って」でコメント等をしています。

http://mainichi.jp/feature/news/20120918ddm013100029000c.html


反日デモに思う

2012-09-17 14:21:56 | Weblog

 2008年に発刊された「ルポ”正社員”の若者たち」(岩波書店)のなかで、中国に進出した日系企業のなかの雇用問題を書いた。

 人件費が安いことで中国にいくわけだが、現地の中国人や日本人の若者を現地採用して、同じ仕事をしながら大きな賃金格差をつけていた。日本から派遣される駐在員は、中国語もできず、日本では係長クラスでも中国法人では「社長」。そこに納得いかないでいる中国人は多く、さらに、その駐在員は現地で無礼な行動をとっていることが少なくなかった。

 私自身も体験したが、広州で某総合商社大手の駐在員が普通のバーで「自分は●●社の人間だ」と言って、大会社の看板を誇張し、若い中国人をナンパして泥酔させ、膝の上に乗せていた。私も日本語ができる中国人と間違われ、かなり、しつこい目にあって、頭にきたので、日本の記者だというと逃げるようにして去っていった。

 数年前も反日デモが起こったが、そんな素地があるから、何かのきっかけで暴発するのは当然だと思っていたのだ。

 海外に進出するなら、または外国人を受け入れていくなら、互いに尊重しあえる関係を築かなければいけない。

 利用する、される、ということに人間は敏感なものだ。真摯にやっていきたいものだ。

今週の東洋経済

2012-09-03 00:36:07 | Weblog

 本日から発売の週刊東洋経済の特集「貧食」時代のなかで、子どもの食物アレルギーについて書いています。

 乳児の10人に1人が食物アレルギー。成人で新たに発症するケースもあるので、他人事ではないです。。。。


http://www.toyokeizai.net/shop/magazine/toyo/docs/tachiyomi/t_9900111245.html

特別な日

2012-09-01 00:54:20 | Weblog
 今日は特別な日だ。

 午前中は仕事があるが、午後から明日にかけては、完全にプライベートな時間を過ごそう。