小林美希の取材日記(つぶやき)

取材を通して思う素朴な疑問や、日々の出来事を紹介します。 

勢い

2008-10-31 02:12:38 | Weblog

 人間、やるとなったら、勢いも大事だ。
 とりあえず、締め切りラッシュが終わり、やっと取材体勢に入ることができる。いろいろわけあって、ハードな取材は年内にやろうと思い、かなり強行スケジュールを組もうとしている私。。。
 
 今日は、夜、某氏と意見交換。気張らないで、ポンポンといろんな話ができるので面白い。勉強になった。
 出会うきかっけはさまざまだが、いろんな人に本当に助けられている。
 取材をきっかけに仲良くなった人も、次のテーマに向け、取材を進めるために、悪いなぁ、、、と思うくらい、手助けをしてくれる。
 その分、大事な問題を提起していかなきゃ。

 そうそう、最近、パソコンに向かうには椅子が硬くて、すっごく疲れていたので、家具屋お勧めのちょっと良い椅子を買ってみた。すると、これが、ホントに座り心地が良くて、何時間でも平気で座っていられるのだ!
 んー。それでついつい、夜中までPCに向かってしまう私。。。
 でも、椅子はある意味、仕事道具。本当に座りやすくて、ゴキゲンだったりする




追いつかない・・・

2008-10-30 02:32:32 | Weblog
 さてさて。やろうと思っていること&やらなければならないこと、などなど、たくさんあって、全く実務(?)が追いつかない・・・。

 これがまた、ちょっと頭も使わなければならない局面に入り、四苦八苦。
 数字とも睨めっこ。

 ふと、いろいろ思い返すとペンディング中の原稿もたくさんあって、んー。どこから手をつければいいのか。
 年内はフル稼働かな


ヘラルド朝日(29日付け)

2008-10-28 21:21:58 | Weblog

 11月29日付けのヘラルド朝日に、先日、朝日新聞のオピニオンで掲載された、ワークライフバランスで非正社員の存在を忘れるなという記事が英訳されて掲載されます。
 ゲラを確認した時、英語でこの問題を文章で読むのも、なかなか勉強になりました。長いこと連絡をとっていない同じ年のアメリカ人のペンパルに記事を送ってみようかと思います。

ふ~

2008-10-28 01:18:39 | Weblog

 やっぱり疲れていると、原稿もなかなか進まない。
 日程を無理するのは、ちょっと控えようと思ったりして・・・。
 しばらくは、取材に集中しようと思う今日この頃。

今日のTBS

2008-10-27 01:13:13 | Weblog
 今日(10月27日)のTBSのニュース番組「イブニングファイブ」の中で、キャバ嬢の特集があり、また、コメントをしています。(事件があったりカットされていなければ映っているはず)
 18時過ぎの放映予定らしく、ブログに気づき、なおかつテレビの前にいるようでしたら、見てください。
 女性の労働に詳しいということで、最近、キャバ嬢関係はよくお声がかかります。私は、夜の世界は好きなほうなので、キャバ嬢とかホステスには接客のプロでいて欲しいと思うし、決して甘くない世界だから、若い子が安易に就職かわりに進むのはどうかと思っており、そんな感じのコメントを寄せています。
 学生だったら、かなりの社会勉強になるかもしれないですね(勧めるわけでも否定もしないけど)。オジサンの習性を見るという意味では。。。政治家だって、けっこう、立派なことしてる有名な人でも、平気で記者に究極のセクハラを迫る人もいるし。。。あぁ、誰だかしゃべりたいくらい・・・!と、話が脱線。生きてれば、いろいろあるさ~。



今週の東洋経済

2008-10-20 00:46:57 | Weblog
 東洋経済(10月25日号)の特集「家族崩壊」で、記事を書いています。
 Part1 忍び寄る下流家族の拡大 にて、就職氷河期世代の「中流崩壊」という原稿を書きました。担当デスクから「記者の勘で」と言われ、現場を歩いて本当に書かねばと思っていた問題を書いております。そうした機会をいただいて、感謝です。これまでやってきたことで、特に、問題だと思うこと・・・過重労働から職場流産が起こっているということなどに触れました。

http://www.toyokeizai.co.jp/mag/toyo/index.html

 

 所要で月曜から数日間、ブログはお休みします。



小話

2008-10-19 02:58:09 | Weblog

 さてさて、ついこないだ、とある港町に行った時のことである。
 私は、前代未聞?の経験をした。

 東京に戻るには、遠いところで1泊するのに、インターネットの旅行サイトで予約を入れた。とても高いところか安いところしかなく、とりあえず、安いほう(5500円)を予約。ホームページを見る限り、綺麗な感じのホテルだった。ま、仮にHPがよすぎて騙されても、値段とのかねあいで、いっかーと思った。

 15時にチェックインして、ゲラをチェックしてまた出かける予定でいた。
 ホテルに入ると、HPとはまるで違う。なんだか臭いし、ぼろいし・・・。うーん、ま、仕方ないかと思って、フロントには誰もいないので呼び鈴を鳴らしても、20分くらい誰も出てこない。ホテルの中を見回しても、誰もいない様子。

 大丈夫かぁ・・・・?
 と、思っていたら、おばあさんが帰ってきた。
 「ネットで予約している小林ですが」、と言うと、「あれ、入ってないな」と。私は、その時点でもう、予約入ってないなら、出ていって他を探そうと内心思ったが、おばあさんは「内金を」と言ってくる。領収書が欲しいというと、「分からないから、とりあえず」と部屋に空いている部屋に通された。

 が・・・・
 あー、写真を撮ってくればよかった、と思うほど、やすっぽい民宿っていう感じで、部屋が臭い・・・。トイレは共同、風呂も温泉とあったが、3人くらいが定員くらいのお風呂で臭い。岩盤よくもあるといって、あるにはあったが、覗いてみたら、臭かった。部屋に電話もない!予約してから電話でインターネットが使えるかと確認していたのに、ネットどころでない。電話すらない。
 で、押入れに布団がたくさん重なって入っていて、シーツが一緒に挟まった状態。どうみても、クリーニングなんて出してなさそう。ここで寝たら、きっと体がかゆくなる!!!そう確信した。

 うーーーん、どうしよう・・・。
 そして、従業員は誰もこない。
 そこで、そのホテルに行く前にちょっと立ち寄ったホテルにすぐさま電話して、状況を説明。今からそっちに移って泊まれないかと頼んだら、宿泊代もディスカウントしてくれて、迎えにまできてくれたそのホテルマンが、白馬に乗ったナイトに思えたくらいだった!マジで!
 そして私は逃げるようにして、その宿を去ったのだ。

 移った先のホテルマンによると、地元の同業者の寄り合いにも来なくて、施設運営も同業者としてどうかと・・・と、いう話。その後、タクシー運転手に聞いても、あー、お化けが出そうなところだよね、まだつぶれてないんだ、と・・・。

 あー、怖い、怖い。
 インターネットに騙されないよう気をつけなきゃ。
 でも、最終的に泊まったホテルの従業員は皆、とても親切でしっかり教育されていて、とても田舎のホテルとは思えない感じで、ホント、多少、高い値段でも最初からそっちにすればよかったと思った。
 そのホテルにはずっと恩を感じることだろう。
 ホントに、名前を出して褒めたいくらいだが、そうすると、ヤバイ宿もどこだか見当ついてしまうので、営業妨害になるからやめておこう。

 あー、それにしても貴重な体験をした



おや?

2008-10-18 02:27:49 | Weblog
 おや?2日続けて閲覧が多かった。
 今週はAERAと東洋経済で書いているからか?
 と、思いきや、もしかしたら、ダイヤモンド・オンラインで書いた記事が、なんと、オンライン内の記事でプレビューが歴代1位を塗り替えたそうだったので、その影響か?
http://diamond.jp/series/analysis/10042/

 私はといえば、やっぱり、過労からか、脳がしびれた感じがしていて、本当は夜9時くらいからもう一件、人と会わなければならなかったが「もう無理だ」と思って、延期してもらって帰宅した。
 
 が、帰宅してからダイヤのPV数の多さを知り、ふと思ったのだ。
 もし、この記事が多くの人に読まれたとするなら、それは「普段、感じる素朴な疑問や矛盾」に近い記事だったからではないか。記者とは本来、そうした基本を心に感じながら現場を歩き、問題を発信していくものだと思う。今回、特別なことは全く書いていないが、たとえば「給与を時給計算したらアルバイト以下」というのは、けっこう、普段の会話に出てくるはずだ。そういうことを、つまらないことと見逃したり、企画が通らないことは記者や編集者として致命的なミスだと思う。
 最初は削られるかなと思っていたが、大手のダイヤモンドが、こういう地味な問題でも、きちんと載せてくれて、よかったなぁと思った。そして、ジャーナリストの原点を思い返した。


ひと息

2008-10-17 11:54:35 | Weblog

 ふー。
 ちょっと、ひと息。
 なんだか、ブログの閲覧が多く、参考にならない日記を更新しているので、申し訳ないが、私の知人だったり、良い関係にある人には、息抜きブログ、もしくは、私の安否確認ブログになっているみたいで、感謝です。


 ところで、ちょっと、ふっと思ったのが、なんだか、労働問題が難しく語られすぎというか、いわゆる学者ちっくな理論というか、小難しくしたがる人が多くないか、と、ちょっと思った。もしくは、一方的に「賃金上げろ」的なことしか言わないとか。
 どっちも、しっくりこないのだ。


 労働問題で頭でっかちになってしまったり、感情一辺倒になると、なかなか良い方向にいかない気がする。

 学生時代に一時、学者を目指そうとしたが、学会の手伝いにいくと、明らかに自分には合ってないと思ったし、オーバードクターのセンパイを見たりしてると、あまありにも道のりが遠すぎると思って、その道は選ばなかった。だが、ゼミは自由な感じで議論して、反対意見で戦っても仲良いという、いわゆる、文言をネチネチやるところではなかったので、すごく楽しかったのが、今に生きているような気がする。細かいことも大事だが、細かいことを気にすんなよー、ちょっとした間違いに目くじら立てるなよーってほうが私は合っているので、人の好みはいろいろだが。私は、おおらかな人のもとで育ちたい。


 どこかに私のゼミの先生みたいな学者がいるはずだから、根気強く探してみようと思っている。人材発掘も、記者の仕事のひとつだ。案外、院生増大で埋もれている優秀な若手はいるんじゃないかと思ったりしている。


 

ダイヤモンド・オンライン

2008-10-17 02:24:47 | Weblog

 ダイヤモンド・オンラインで、記事を書きました。
 正社員とはいっても、アルバイト以下の賃金や超長時間労働を強いられる若者の実態についてです。そうした現状を見ているアルバイトの学生の視点も書いています。

http://diamond.jp/series/analysis/10042/