小林美希の取材日記(つぶやき)

取材を通して思う素朴な疑問や、日々の出来事を紹介します。 

あんぱん

2008-01-29 22:54:46 | Weblog
 さて、今日もやってしまった・・・。
 忙しすぎて、朝からずっと外出。息つく間もなく次へと移動。
 朝ごはんも昼ごはんも食べる暇がなくて、今日は、移動中の地下鉄の駅でやってしまった。
 あと3分で電車がくるな、と思いつつ、午後3時、目の前にあった駅のホームで、あんぱんを買った。そして、待っている間に食べてしまった!
 いやー、やっぱり、張り込みにはあんぱん。というくらいだけあって、なんとなく疲れと空腹がおさまり、いざ、次のインタビューへ!
 あの方も、さすがに、自分への取材の前に地下鉄の駅で私があんぱん食ってたとは思わないだろう・・・。

 てな1日で、急いで帰宅して取材のアポとりとかしているうちに、こんな時間に。
 アポいれがうまくいって、なんとなくホットして、最近では珍しくコーヒーがすごく美味しく感じた。これぞ、一服だ。

大変だ・・・

2008-01-29 01:24:12 | Weblog
 参った。大変だ。
 っていうか、就労支援をビジネスにできてしまう社会は終わっているような気がする。それって、よーく考えれば分かることだと思う。
 
 いやー、大変だ。

 うーーーん。



限界越え

2008-01-26 10:42:30 | Weblog

 ここのところ、1日12時間くらいの連続取材となっている。
 今日はさすがに昼まで寝ていようと思っていたが、朝早く目が覚めてしまった。

 例えば、午前10時半に最初の取材がスタートして、最後の取材が終わるのが夜の10時半とか11時とか11時半とか。帰宅してからは、取材の準備をしたり。間は、取材と取材の移動。こないだは、なんと、あんまり時間がなくて、お昼ご飯は、移動中の新宿駅の構内でこっそり、おにぎりを食べた。
 いやー、駅の中で何かを食べるのはかなり勇気がいることで、でも、そうやって、こっそり物を食べられる場所を探していると、奥まったところのコインロッカー付近には、暗い顔をしてずーっと立ち尽くしている若い人もいる。これはきっと、ネットカフェ難民にもなれない人なのではないかと思った。

 ちょっと思ったのだが、以前よく、仕事もなく寒さをしのぐために山の手線に乗って1日中ぐるぐる回っている人ってクローズアップされてなかったけ。マスコミの無責任さには、そうした過去や歴史を振り返らないで、目の前にあるキャッチーなコピーに食いつくとことだと改めて思った。

 来年度の予算では、ネットカフェ難民の常用雇用化に1億5000万円の厚生労働省予算がつく。この意味を、もっと、重く考えていかなければならないと思った。ある意味、流行に乗じた予算は、必ずといっていいほど無駄に消えていく。

 私も、もう限界だよ、と思っても、次々に問題だと思うことが出てくるから、なかなか休んでもいられない。ただ、まだ成長期なのか(?)、以前だったら1日に12時間も連続で取材なんて心身ともに無理だったが、今は多少疲れはしても、大丈夫なのである。っていうか、やるしかない。
 むしろ、人は、限界にチャレンジしないと成長しないのかもしれない。

 
 

 

民主党・・・

2008-01-23 23:40:49 | Weblog

 
 ジョブカフェ日給12万円という金額が妥当なのではないかとある議員が思ってしまったらしい。まるで生活観というものを失くしてはいないか。

 もう、はやり、こうした問題はジャーナリストがやっていくしかないと確信した一瞬だった。

 が、よくよく話をいろんな人に聞くと、政治家が厳しい質問をした時の攻略マニュアルが霞が関にはあるらしい。業界はいろいろだなぁと思った。


チューリップ

2008-01-22 23:11:15 | Weblog

 幸せだと思う瞬間って、いろいろだ。

 ふと、なんだか最近、私って怒ってばかりいるなと思ったりした。(仕事で)

 でも、土曜の取材の帰り道、10本600円でチューリップが売っていて、珍しく荷物も少なくて買って帰れた時はちょっとごきげんだった。
 しかも、安いわりに、まだ元気に綺麗に咲いている。

 昼間は太陽の光に向かって、なんとなく窓のほうに傾いているのに気づいて、なんだか、あー、チューリップも生きてるんだなーと思ってしまった。
 夜は夜で、花びらがちょっとつぼむから、あー、昼と夜が分かるんだー、と思うと、なんだか、変に新鮮だったりする。

 ちょっと原稿がのってきて、気持ちが落ち着いてきたのであった。

 気構えないで買えるくらいの値段で花が売っていると、学生の頃から買って部屋に飾っていた。そういう時は、なんだか少し、優しい気分になるから不思議だ。

 しかし、取材のしすぎとキーボードの叩きすぎで、今、私の指と手が限界に近づきつつあったりして・・・
 
 なんか、キーボード打てるくらいの薄いゴム手袋とか指サックとかって売ってないんだろうか。。。

血管が・・・

2008-01-22 18:35:07 | Weblog

 なんだか、細かい作業や難しい作業をしているせいか、こめかみ近くの血管が切れそうだ。やばい、やばい。
 正確なものを書かなければいけないこの仕事に大雑把な自分の性格が自分を苦しめるのです。ドラマ、佐々木夫婦~のりっちゃん先生を見ていると、自分と重なって、笑えるというか、笑えないというか・・・。私の部屋もあんなもん。CDはケースに入れなきゃいいじゃん、なんて、そのまんま。さらに、私の場合、お皿を洗うのが面倒なら、たくさん買って、週に1回洗えばいーじゃん。っていう性格です・・・。


 ところで、NHK記者の株取引が問題になっているが、あるまじき行為だ。
 記者は、ある意味、インサイダー情報を得るのが仕事であるのだから、本当に組織的にも個人的にも自分を律さなければならない。
 私が以前いた株式新聞では、株を保有してもいいけれど6カ月は売買してはいけないルールがあり入社当時からきちんと説明された。私はこの仕事を続ける間は絶対に個別銘柄の株取引はしないと決めている。「別にいいんじゃない」という人もいるが、疑われるようなことはしないことが一番。ま、株を取引する原資もないのが実情だけど・・・。

 そんな折、ある業界の人と、大事な職業はやっぱり正社員にするか、暗黙の了解で自分を律することのできる相応の待遇が必要だと、かなりうなずきながら話をした。
 情報漏えいは致命的なことになることもある。

 いろいろ考えることは多いなぁぁぁ。

株価の下落

2008-01-22 17:07:52 | Weblog

 私は専門家ではないが、日本の実態経済からいったら、こんなもんじゃないかと思ってしまう。実態経済のなかみとは、今の私の立場からいえば、究極のところは労働者の雇用に通じるのではないか。

 あとは、なーんとなく、株式新聞時代の勘が、もっと株価が下落していくような気がしてならない。(たんなる勘です)
 
 よく思うのが、今の日本経済は、消費者金融からお金を借りてブランド物を買ったり、生活費に当てているようなものとなんら変わらないと思ってやまない。
 だからこそ、労働者の環境があまりよくならないのかもしれない。
 すると、労働条件が改善しないのもうなずけるし、株価が下げるのも不思議なことではない。
 ちょっと、この辺、つきつめてみたいと思う今日この頃だったりする。

 そこへ、税金の無駄遣いをしている場合じゃなんですけど。と、怒りたくなる。


つられる人

2008-01-22 12:33:13 | Weblog
 どうも、日本人の潜在意識のなかには「赤信号、みんなで渡れば怖くない」という変な伝統じみたことがあるのではないか。

 最近は「税金事業、みんなで掴めば怖くない」だろうか。
 委託事業に巣食う小者があまりに多すぎることに嫌気がさしている。
 これでは、真面目にやっている人に迷惑だ。
 と、真面目にやってない人も、これに乗じて言っているかもしれないと考えると、また、嫌気がさしてくる。

 事業の必要性は否定しない。しかし、税金の執行状況、使途の詳細を役所が把握してないなんて、結局は税金に巣食う輩を排出しているだけで、その事業は失敗したも同然ではないか。と、厳しい目で見ざるを得ない感じがしている。
 

 

仲間

2008-01-20 01:23:50 | Weblog

 人の力は百人力だ、と思った。
 応援してもらえることが、どんなに力になることか。

 昨日までの富山ではかなりの過密スケジュール。
 帰りの飛行機は爆睡。今日も、取材にでかける途中の電車で爆睡。取材の帰りの電車も爆睡。けれど、それぞれで、早く活字にして聞いてもらいたい(読んでもらいたい)内容で、テンションが上がっている。
 
 これでもかと思うくらい取材していると、すっごいリアルに瞬間、瞬間を生きている感じがして、ぞくぞくする。不思議と体も壊さない。楽しいことは疲れを忘れるというが、思えば、部活だったり恋愛だったり、すさまじいほどのパワーや時間をかけていても、充実していれば体なんて壊さない。精神が体を支えるのだ。
 そして、その精神を支えるのは、他人なんだと思う。

 フリーになって、もうすぐ1年。
 自分の信念や思いに忠実に今を一生懸命に生きていれば、怖いものなんてない。
 守ってくれる仲間がいる。
 そして、守ってくれる読者がいるのだ。

雪国

2008-01-17 02:12:23 | Weblog

 富山に来た。
 羽田を出る時は、雪の状況によっては小松空港に降りるか羽田に引き返すとアナウンスがあって、ちょっとひやひやしたが、着てみると、ぜんぜん雪はなかった。

 が、夕方から雨が雪になり、かなり降っている!
 もう積もっていく勢いと、しんしんとした雰囲気にちょっと興奮してしまう。

 思ったよりも寒くないが、やっぱり東京よりは少し寒いかな。

 転ばないように歩かないとと思うとちょっと緊張してしまう私。

 おや、なんだか東京も雪らしい。

 帰りは飛行機でいけるかなぁ。
 本当は、冬は電車で雪の日本海を見ながら移動するのがすきなんだけど、時間ないから飛行機で。もう少しよゆうのある取材がしたいなーーー。うん。