小林美希の取材日記(つぶやき)

取材を通して思う素朴な疑問や、日々の出来事を紹介します。 

朝日新聞・朝刊

2008-08-31 12:20:15 | Weblog
 本日の朝日新聞の朝刊で、著書「ルポ“正社員”の若者たち」(岩波書店)が書評欄で紹介されています。

http://book.asahi.com/review/TKY200809020139.html

少し回復

2008-08-25 17:47:03 | Weblog
 いろいろな人に心配してもらい、少し、回復した、と思う。

 8月に入ってから、「生」と「死」に向き合っていた。

 体調は回復したが、まだしばらく、何も考えないで、何かを考える、という複雑な時間が必要なので、たまの夏休みと思って、あと1週間くらい休養したいと思う。

 それでも原稿は書くので、記事はちゃんと世に出ていきます。


体調不良

2008-08-18 23:46:18 | Weblog
 体調不良で、しばし、ブログをお休みします(たぶん)。
 でも、気晴らしにブログを更新するかもしれません(たぶん)。
 

 あ、あれ?
 北牛さんのコメントは反映してもOK?しないほうがいい?
 承認しなかったほうが良かったら、またコメント入れてください。。。

 

音楽

2008-08-12 20:07:22 | Weblog

 今日は、とある自治体で行われていた音楽のイベントに行った。私が普段、お世話になっている人のバンドが参加していたからだ。市民のイベントで、ジャズや童謡など、いろんなジャンルの音楽を奏でていた。
 どうしても楽器が苦手な私にとって、サックスやドラム、トランペット、ピアノなどができる人が羨ましくてしかたない。かっこいーなー、と思ってしまう。
 たまに、こういう風に音楽を聴くのもいいもんだと思った。
 演奏している人たちも楽しそうで、あー、自分も楽器できたらなぁ。


読書の夏?

2008-08-10 22:36:25 | Weblog
 夏休みは、どちらかといえば、文学とか小説を読みたい気もするが、私も(夏休みではないが)ぼちぼち、読まなきゃなと思っていた本を読み出した。
 でも、仕事として読んでいるからか、あんまり面白いと感じられない。だから、純粋に感動できる読み物を読みたいなぁと思ったりしてしまう。
 小学3年生のころは文学少女で、小説家か画家になりたかった。
 けど、中学、高校、大学と、本よりも生の人生のほうが面白くて、全く読書をしなくなった。社会人になってからは、ビジネス書とか、仕事関連の本を仕事だから必要があって読んでいた。
 けれど、そんななかでも、社会人になってから私が感動したのは、以前、仕事の縁で知り合い、お世話になった永井のおっさん(愛称)こと、永井隆さんの雇用のルポだった。あれは、マジで泣けた。
 私は、自分のブログで特定の人について何か書くのは嫌いだが、あれは、読みながら泣いたので、すっごい記憶に残っている。あんな風に書けたらいいなぁ、と思うのだ。
 雇用の話って、難しく書こうと思えば、どこまでも難しくも書くことができる。あんまり法律の話とか政策の話ばかり続くと、読みながら居眠りしちゃうようなものになる。そうなってしまうと、読む人がかなり限定されてしまうから、微妙だ。実際、読みながら、居眠りしたという声はよく聞く。私も同様の経験がある・・・。
 原稿を書く過程で、いろいろ識者、学者、役人、その道の大御所たちにも取材したりして、実態ルポ以外にも、いろいろと取材しているが、全部は書けない。あえて書かないことも多い。
 最後に書くことの取捨選択で残るのが、読んだ人が、「よーし、私も頑張るぞ!」とか「私も何かが変わるきっかけを作りたい!」「権力者はなんてひどいことをするのか」「私も何か、いいたい」って思えるものになる。(もちろん、これは私一人の独断ではなく、雑誌なら編集者やデスク、編集長などいろいろな人の意見が反映される)
 で、実際に、何かを変えたい人は、政治家になったり官僚になったり、学者になったりしていくのだ。その人たちの原動力を作るのが、記者かもしれない。
 そこを上手く描き出しているフリーの先輩が、私的には永井のおっさんなのだ。

 ちょっと暑い夏にバテそうなので、今夏は落ち着いて、いろいろ本を読んで勉強してみようかなー。


 岩波の著書を、女性のひろば 2008年9月号、都市問題(第99巻第8号)2008年8月号が取り上げてくれた。
 取材に応じてくれた人たちの熱い想いが、少しでも多くの人に届くことを願いつつ。。。

情報公開

2008-08-09 00:53:53 | Weblog
 さてさて、今日は東京都にやっとのことで公文書開示請求の文書をとりにいった。
 っていうか、請求した時は特例特例で延期されまくり、肝心の時に文書をもらえず、かなり遅くなってから出てきたので、いざ、出た時にはたいして必要もなくなり。っていうか、マスキングだらけで使えない文書ばかりで、半ば写しをもらっても仕方ないかな、みたいな感じでもあった。なぜに、そこまで隠すのか。しかも、ずっと地方に出たり昼間なんて全く時間がなくて(郵送手続きにしても、小為替とか現金書留とか手配するには昼間に郵便局にいかねばならぬので無理)、けっこう、受け取りにいけなかったら、口調はやさしいが「これ以上遅くなると、公共料金の滞納扱いになる」と言われて、仕方ないので、いってきた。
 出すの遅いのに、こっちが行かないと最後は強行手段か・・・、って思って、実は、ちょっと理不尽さを感じている。
 で、これがまた、東京都はコピー代は1枚20円!!!
 え?って感じ。他のところはだいたい10円なんですが、なんで東京都だけ20円なんですか?合理的な理由は答えてもらえず。黒塗りべったりだし。しかも、担当課が手続きするから、へーきで、「何の目的で?」と聞いてくる。それじゃー、情報公開の意味がない。
 しかも、私はフリーでやっているのに、前職がエコノミストだとか、最近の記事だとか、ブログまで知ってる!!!ひえー!情報公開を求めた相手を調べているのだ!これは、東京都に限ったことではなく、霞ヶ関でもよく、担当の役人にブログを見ていることが伺える発言がある。ブログを見たと発言する担当官もいる。
 霞ヶ関では、情報公開くらいで、そんなにごちゃごちゃしないのだが、地方自治体に開示請求すると警戒されてちょっと面倒くさい。一方で、しっかりしているとことは「なんの隠し立てもしませんよ」と、かなり丁寧に対応してくれる。そういうところは、よくよく調べてもおかしなことがない。

 で、こないだなんて、都の職員、最初はいろいろ普通に取材や問い合わせに応じていたのに、どうも、私のことを調べたのか、普通なら普通に電話で問い合わせたって教えられる情報まで口をつぐむようになり「情報公開の請求してください」と!!!参った!いちいち、普通の問い合わせまで開示請求して、あげく、マスキングでしょ?と思った。

 都政に自信があるなら、ちゃんと答えてよ!
 って思った。
 


 
 

東京新聞・夕刊

2008-08-07 16:48:48 | Weblog
 今日の東京新聞の夕刊「自著を語る」で出ています。
 中日新聞エリアは明日の夕刊だそうです。
 写真、全身の提供といわれ、そんなものなくて、かなり微妙な写真を提供。。。

http://www.tokyo-np.co.jp/book/jicho/jicho20080807.html

宮崎駿

2008-08-06 00:31:12 | Weblog
 仕事しながら、ちらちらとNHKの宮崎駿の番組を見ていた。
 ナウシカが小学生の頃に映画化され、はまった。
 番組の途中で、宮崎氏が「理屈を並べ立てるオジサンたちのために作るんじゃない」というようなことを言っていた。
 おー、わかる、わかる!
 ただ、私の場合、そのオジサンたちにもうったえなきゃいけないのだが、その気持ちはすごくよく分かる!と思った。
 現実を見ないで、あるいは、夢を描こうとしないで屁理屈ばっかり言っている人の言うことは、気にするなということなのだろう。
 あと、数々の現在の作品が、最初にテレビ局に企画提案した時にはずっと通らなかったという場面にも、若者の雇用問題の特集の企画が長いこと通らなかった時のことを思い出して、これまた、あー、分かる分かると、うなずいてしまった。
 あとは、企画が通らなくても、そのこと自体をたいして大きなこととは思わないこと、っていうのも、最近の私には理解できる。
 ひとつ、ふたつの相手先で企画がダメだからって悲観することはない。
 同じ相手に粘るもよし。
 けれど、作り手や企画がたくさんあるのと同じで、媒体だってたくさんあるし、世の中にデスクや編集長という肩書きの人はいくらでもいる。マッチングの問題だから、探せば問題意識が合う人はいるものだ。

 そうかー、でも、宮崎氏も、いろいろあっての宮崎氏なんだと思うと、やはり、そうした人生もようや考え方を知ると、勇気づけられると思った。