私が書いている某原稿のなかに出てくる某教授のコメント。
「女子は命がけで出産するんだから、育児休業くらい男子がとれ!」
かなりお気に入りになっている。
出産は、確率が低いとはいえ母体死亡の可能性もある。そうでなくても、帝王切開となれば、オペすることになる。出産前も、健診やら、人によっては不妊治療やら、働きながらスケジュール管理して通うのは至難の業。同じことを男性にしてみてと言って想像してもらえば、いかに大変か分かると思う。
さらに、保育所の送りや皿洗いくらいをして育児参加した気になっている男性が多いことが女性側の大きな不満になっているように思う。話を聞いていると、「お迎え」をやってなんぼじゃないか?お迎えに行ってはじめて褒められると思う。送りは時間が決まっているから、いいだろう。残業や長時間労働が強いられるなかで、お迎えに行く男性は、素晴らしいと思う。でも、条件は女性だって同じ。なんで、女だからお迎え行かなきゃならないの???夫婦別姓が実現しないのと同じくらい疑問。
とはいえ、最近の子育て世代の男性には、本当にやってみたいという人も増えている。それを上司が邪魔することが多い。一時期の働き方くらい、工夫できる能力がある人を管理職に抜擢しなければいけないんじゃないか?そのうち、みんな介護する時代がくるんだから。
個人的な価値観で、社員の人生を邪魔するような働き方をさせる人が多い。
えてして、「家庭が居心地悪い上司」が会社にいたがり、部下のワークライフバランスを邪魔しているように思うことが少なくない。無駄に時間を浪費させる上司をなんとかできないものか。
お、今日は、なんだか、思いっきり書いてしまった