クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

卒業実技試験 その6

2018-01-01 | 上の娘ごと

新年おめでとうございます。

2018年も、皆さまにとって、明るく希望に満ちた

1年となりますように。

今年も 「クラシックな音楽的生活」 をよろしく

お願いいたします。







フランス駐在時代の先生のお話からもわかるよう

に、上の娘はずっと自分の音楽性の乏しさを自覚

し、悩んできました。

年齢が上がっていくにつれ、先生のおっしゃる通

り、経験と学びからそれなりの音楽性は付いてき

ました。

今回卒試に選んだ曲のように、ただ弾くだけでも

非常に難しい曲であっても、娘なりに考えた音楽

を表現できるようにはなっていました。

Y先生からも、ある一定のレベルでオーケーは出

ていました。

それが、大ホールとなると、伝わり方が全く違っ

てしまうのですね。

スケールの違いということなのでしょうか。

大ホールの後ろの方の席に届く音が前の方の席に

比べて小さくなっていくのと同じで、届く表現も

小さくなっていくのです。

それは、音よりもはるかに小さくなってしまうよ

うです。

過剰なほどの表現力が必要なのだと、娘の演奏を

聴きながら、実感しました。








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