駅に着いたとはいえ、大きなターミナル駅のた
め、目的の路線の改札まではさらに距離がありま
した。
大荷物を抱え、小走りを続け、改札を抜け、階段
を駆け上り、なんとか予定通りの電車に乗り込む
ことができました。
ホッとしたのも束の間、すぐに乗り換えのため下
車。
降りた駅も大きなターミナル駅のため、また小走
りで移動。
実は、あまりにタイトなスケジュール、行き慣れ
た場所でもないことに不安を感じ、1週間前の土
曜日に、当日と同じ時刻、同じ経路で目的地まで
行ってみたのでした。
おかげで迷うこともなく、最短距離で、時間のロ
スもなく、的確に動くことができました。
早朝から (もっと言うと前夜から) 気が張り続け
ていたし、一仕事 (室内楽の試験) 終えた後だ
し、大荷物で走り続けていたので、2本目の電車
に乗り込んだ時にはすでにぐったり。
「無事電車乗れたけど、体力使い果たして無理」
と、LINEが届きました。
「その電車の中では、もう焦らず、しっかり息を
整えて、試験のことに集中するように。」
と返信しました。
予定通りの電車に乗れて一安心かのようですが、
実はこの電車でさえも、間に合う電車ではなかっ
たのです。
つまり、遅刻ということ。
集合時間が一人一人違うのですが、そもそも娘は
自分の集合時間にどう頑張っても間に合わなかっ
たのです。
目的の音大のある駅に到着すると、すぐに緊急連
絡先に電話をかけました。
この時点で、集合時間の5分前。
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