マンツーマンで講評を伺ったのであれば、内容を
覚えていても良さそうなものですが、その場では
スーッと入ってきたものが、いざ思い出そうとし
てももはや断片的にしか出てこないのだそうで
す。
上の娘曰く。
なので、私が録音を聞いて文字起こしをしたもの
を読むと、新たに知ることが多いのだとか。
逆に私がどうしても聞き取れないところを、なん
ておっしゃってたの?と聞いても、全然覚えてな
いと言うのですから困ったものです。
もうお一人、A先生の講評。
「あんな難しいのね、とてもよく弾いていまし
た。」
「あの曲、あの楽章は、第3楽章も同じテーマな
んだけど、4度が大事なんだよね。」
「4度っていうのはたくさん出てくるじゃない?
あれ、もうちょっとね、印象深くっていうか、味
わい深く表現したほうがいいなっていう。 ああ
いう民族音楽のだからね、いわゆる3和音の音楽
じゃないじゃない。 そういう4度、4度っていう
のが、特に僕が重要に思ったのは、4度上がる前
の元の音を少しちゃんと、深く深く表現するって
いうのが割とほしい。
そうすると、なんていうか音楽のカラーがもっと
鮮明に出る気がするのね。」
「あとは、あの曲に限った話じゃないと思うんだ
けど、弾いて鳴り響く、音が鳴った時に、こうい
う音っていうのがポンと出てきてほしい。 ポン
っていう言い方はあれだけど、まあ、やわらかい
音にしても、力強い音にしてもね、100パーセン
トこの音を弾くんです! このような音がほしい
ですっていうのが、そこでスッと出るといいんだ
けど、それが技術的な問題じゃなくて、なんか78
パーセント位の気持ちで弾き始めてる感じがする
の。」
続きます。
いつぞやの、ディーン&デルーカでのお茶タイ
ム。
りんごマフィン。
バナナクランブルパウンドケーキ。
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