約2年ぶりに福岡入りされた杉坂研治さんによって、10月20日(日)KenCube九州フェスティバルが開催されました。
地元の愛知県以外ではネットショップ直販が中心なので、ユーザー対話中心のこのイベントにより全国行脚されています。
天気予報は雨でしたが、開催が近付くにつれて晴れ予報に変わるというミラクル、さすがです!
朝一から予想以上の人出で賑わいました。
ダブルハンド 15フィート5インチ #12、スイッチ#8、開発途中のLS #4等々目玉商品も試し振りできましたが、私的にはこのロッドが非常に気になっていました。
K・Bullet 極 8フィート 10インチ #11 ワンピース!
これで150ポンドターポンや100kgのシャークを獲っても折れず、フロリダの著名なターポンガイドも絶賛したというロッド。
誇らしげなMade in JAPANの刻印。車、精密機械等の優秀な工業製品はやはり日本製ですからね。
実際振った感想。
○#12用でいつも使っているラインシステムを乗せても全く違和感がない。やはり#11以上の番手指定はかなり許容度が高い。
○強靱なバット。現行のWT#12でもセイルフィッシュや15kgクラスのシイラをキャッチしましたが、さらに強力なバットパワー。余裕のリフティング能力です。
○ワンピースなので軽くて折れそうにもない(これは当たり前ですね)
○仕上げの塗装や各部はフラットでのターポンサイトフィッシング用に細やかにアレンジされている。
○強く折れない竿なので、カーボンの薄い軽い感じの竿ではない。ビッグゲームではこの感覚がアングラーに安心感を与えますね。さらに、日本が誇る最高級高弾性カーボンの混入と高い接着技術によって、キャスティング能力も極めて高く感じます。参考までに鮎竿のような長い竿を作れるのは日本の技術ですからね。
徹底的に釣ってテストをする杉坂研治さんのこだわりが具現された魂の入ったロッド!妥協されませんから、K・Bulletシリーズはアイスランドをはじめ、ヨーロッパやアメリカ等の世界でかなり需要が高いようですよ。
良い物をできるだけ安く、ユーザーに優しい杉坂さんの熱意とお人柄はいろいろと人間的にも勉強になります。
次回お会いできるのを楽しみにしてます。
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