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追っかけタイ!

 
 
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決戦を前に 2回戦の展望 ~埼玉新聞(2009.10.17)

2009-10-17 16:12:51 | 高校・ユースサッカー
  
 
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 埼玉新聞の武南に対する評価が当初より若干変わってきたような感じがします。やはり私の記事を目にして考えが変わったのでしょうか。 大会以前では武南の評価は確か2番手グループだったのが、今日の記事では勝負の行方はわからないと。希望的私感ではあるが、やはり武南に分があると思うのは少し都合が良すぎるのでしょうか。今季に関しては、高体連およびプリンスリーグでも両校の対戦はない。高体連の大会では浦和東と対戦する前に武南は自らコケているんだから。しかし、関東プリンス2部12チーム中で、武南は4位で1部昇格、浦和東は8位で2部残留と実力差はあると思うのだが。やはり勝負は時の運かもしれませんね。高校生活3年間の集大成の大会。使い古された言葉ですが、悔いの残らないように精一杯力を出し切ってもらいたいですね。個人的にはDF陣の頑張りに期待しています。






 ※IE以外はうまく表示されないかもしれません。あしからず。
  埼玉新聞 2009.10.17

 注目の顔合わせは、浦和東―武南。第1シードの浦和東は今季、
新人大会と高校総体予選を制した実績を持つ。武南は高校総体予
選3回戦で不覚を喫してノーシードに甘んじたものの、力量は県
内トップクラス。両校はプリンスリーグU―18(18歳以下)
関東2部に出場したが、武南だけが来季の1部昇格を決めたこと
からみても
、勝負の行方はわからない。

 浦和東は例年に比べ、体格に恵まれた選手は少ないが、豊富な
運動量を土台に人とボールがよく動くサッカーを展開している。
ただ、エース吉田が体調不良で1回戦を欠場するなど、チーム状
態にやや不安定な要素も。ボランチ中西を中心に、武南のパスワ
ークをしのぐ連動性を発揮できるかがポイントとなる。

 武南は1回戦で、川越南を4―0で圧倒。故障を抱えながらプ
レーする選手も何人かいるが、コンディションは上々のようだ。
ボランチ成田を軸につないで組み立て、身体能力の高い岡部、藤
井の両FWで仕留めたい。ただ、相手のハイプレスにパスが乱れ
て中途半端に失うようなことがあると非常に危険だ。

                       (田付智大)






    泣いても笑っても いよいよ明日


  
  
  



 


武南サッカー炸裂 4発快勝! ~選手権2次トーナメント1回戦

2009-10-10 20:06:55 | 高校・ユースサッカー
前半14分 先制弾を叩き込んだ 岡部(中央)に駆け寄る武南イレブン


 生きてます。(笑)


高校サッカーに限らず、サッカー観戦するのは本当に久しぶりのこと。前記事を書いてからほぼ3ヶ月が経つんですね。そして、あっという間に選手権・・・。 つい先日までは半袖で過ごしていたのに今日は長袖でも寒いくらいの陽気。今日はもう10月10日で昔の体育の日。選手権の声を聞くと冬は駆け足でやってきます。

高校生活のラストを締め括る大会「選手権」。
1次予選については、当然勝ち上がってくるだろうと高を括り結果速報を見て安心していました。しかし、2次トーナメントに入り俄然厳しさ増してきたように思われます。埼玉新聞の下馬評でも優勝候補は浦和東と西武台。武南はあくまで2番手グループに過ぎない。でも仕方ないと思います。インタハイ予選でノーシードにあんなだらしのない負け方をしたんですから。今日の相手、川越南は毎年決勝トーナメントには勝ち上がってくる実力校。決して楽して勝てる相手ではないしインタハイの頃の調子では危ういとも感じていた。

 しかし、どうやら私の杞憂に終わったようです。




◆選手権2次トーナメント 1回戦
  日時:平成21年10月10日(土) 12:30   会場:尚美学園大学
川越南高校
0
0
前半
3
4
武南高校
0
後半
1
得点
前半14分
15 岡部佑允(武南)
前半27分
 2 馬場敦大(武南)
前半35分
18 橋本 開(武南)
後半30分
11 齋藤 燿(武南)






     <<武南Start>>

        16藤井    15岡部

 9野溝                  10成田

         7田中     6平野

 4石田                    2馬場
        18橋本     5南原

             1丸山

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

交替 後半22分 10成田→ 8東 (武南)
   後半28分 16藤井→11齋藤(武南)
   後半34分 15岡部→24三浦(武南)
         4石田→ 3冨永(武南)
   後半38分  2馬場→14和氣(武南)





序盤

 夏の頃とは若干ポジションを入れ替えてきました。
FW野溝を左ウイング、ボランチ成田を右ウイング、センターバック石田を左サイドバック。
以前よりも攻撃に重きを置いたメンバー配置ではないでしょうか。
起ち上がりからボールポゼッションは川越南を圧倒する。
中盤をほぼ制しているので、サイドへ楽に展開していたように思う。

---
前半14分

 成田がペナルティエリア右でDF2人を粘りに粘ってかわす。
そして、岡部へのスルーパスが通りGKとの1対1へ。
岡部、冷静にGKを位置を見てゴール左へ流し込んだ。

---
前半27分

 またしても成田。
成田が中央右でボールキープ。右サイドを駆け抜けるSB馬場。
当然スルーパスを供給するものだと見ていたがタイミングがズレ馬場がスピードを緩める。
これを見た川越南DFも馬場へのパスはないと見切った。
だが成田がワンテンポずらして馬場へのスルーパスを送る。
これに素早く反応した馬場は一人を絶妙の切り返しでかわし左サイドを揺らした。

---
前半35分

 成田の右コーナーキック。
ゴールファーへ高く上がったボールに4人くらいの選手がヘッドで競り合う。
こぼれたボールに反応した橋本がゴール左へ。
※DF橋本はコーナーキックの時には高さを買われあがっていました。


試合をほぼ一方的に制し、危なげなく前半を終える。






 前半で目立ったのは、右サイドの成田、馬場の絶妙なコンビネーション。
2対2なら簡単にワンツーで突破する場面が数多く見られた。
逆に左のコンビは上手く噛み合っていなかったと思う。
(石田君はやはりCBが向いているのでは)

後半8分過ぎから、川越南も前線で激しいプレスをかけてくる。
しかも予想通り主審の笛も徐々に川越南に有利に吹いていた。
攻められてはいるのだが、キモを抑えているというか決定的な場面を許さない。
リスクマネージメントは万全だったと思います。

---
後半30分

 カウンターから、中盤で岡部がヘッドで競り合う。
このボールが前線で張っていた途中出場の齋藤に渡った。
見事な個人技で相手DF2人を振り切り、フィニッシュは右サイドネットに突き刺した。
斎藤、まだ1年生だという。
武南Jr出身の生え抜きであり、今後もこのような選手が出てくること願っている。
そう、武南Jr→武南高校への6年計画での育成が結実することを。




2回戦の対戦相手は、最初のヤマであろう浦和東。
埼玉の高校で関東プリンスリーグに出場している2校が早くも激突する。
くどいようだが、下馬評では浦和東が有利。

でも、ちょっと待っていただきたい。
クラブユース、高校の強豪が顔を揃える関東プリンスリーグにおいて武南は来季1部昇格となった。
(浦和東は2部残留)


関東プリンスリーグ1部昇格の実力がフロックではない事を是非魅せつけて欲しい。


エース意地の一発 決めた一部昇格! ~プリンスリーグ関東2009(4位決定戦)

2009-07-12 20:36:52 | 高校・ユースサッカー
 
まずは、二週連続でこのようなドラマティックなゲームを観戦できたことを幸せに感じます。どちらもロスタイムでのドラマでした。

今日は曇りの天候ながら、朝から蒸し暑く選手にとってはきついゲームとなることが容易に予想された。(湿度は120%くらい?あは。) 昇格決定戦は残留決定戦に負けず劣らずエキサイティングであり、観戦する者にとってはこんな面白いゲームはないのだが精神的にあまりよろしくない。

山梨と言えば県立の「韮崎高校」。しかし今日の対戦相手は他のスポーツでも最近台頭してきている「日本航空高校」。リーグ戦では、引き分けに終わっているだけにどちらも満を持して今日の一戦に懸けていたはず。しかし前週の佐野日大よりもきつい相手だったと思います。実力はほぼ互角と言っていいでしょう。

ホームという利もありましたが、最後まで諦めずに走りきった選手全員で勝ち得た勝利だったと思います。

おめでとう!


◆最終順位(2009.7.12)
1 位八千代高校1部昇格2 位湘南ベルマーレユース1部昇格
3 位市立船橋高校1部昇格4 位武南高校1部昇格
5 位日本航空高校2部残留6 位佐野日本大学高校2部残留
7 位桐蔭学園高校2部残留8 位浦和東高校2部残留
9 位國學院大學久我山高校プリンス降格10位鹿島高校プリンス降格
11位相洋高校プリンス降格12位桐生第一高校プリンス降格





◆プリンスリーグ関東2009 4位決定戦
  日時:平成21年 7月12日(日) 10:30   会場:埼玉スタジアム第4グラウンド
武南高校
2
1
前半
1
1
日本航空高校
1
後半
0
得点
前半 5分
8 成田悠人(10 岡部佑允)武南
前半43分
15 伊東拓也(8 赤塚知章)航空
後半44分
10 岡部佑允(8 成田悠人)武南






     <<武南start>>

        10岡部    21斉藤

       8成田
 13東                   9野溝

            14平野

 3冨永                   24和氣
         4石田   5南原

             1丸山

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

交替 後半19分 24和氣→ 2馬場(武南)
   後半22分 21斉藤→ 6細谷(武南)






前半

まだまだ互いに様子見という段階で先制点をものにする。



前半5分

 武南 遠くてあまりよく見えなかったので申し訳ない。
左サイドを成田がドリブルで突破し、ゴール前で岡部とパス交換。
最後は落ち着いてゴール右に叩きこんだ。

その後も武南ペースで試合は進んでいった。
冨永の惜しいシュートは、GKのファインセーブでチャンスをものに出来ず。

しかし、日本航空も30分過ぎより中盤を制しだしワンタッチで繋いで武南DFを翻弄する。
この時間帯、武南選手の足は止まっていた。そして、ついに・・・


前半43分

 日本航空 右サイドをあっけなく突破され、そのままシュートに持ち込まれた。
ゴール左サイドネットを揺らすナイスシュートで同点に。

なんとも悔しい時間帯に追いつかれてしまう。

前半終了直前の南原のクリーンヘッドは惜しくもGKのファインセーブ。





後半

残念ながら、日本航空ペースで試合は進む。

両サイドからの突破を幾度となく許し決定的なチャンスを与える。
でも、やはり気になったのは中盤の争いで負けていたこと。

武南の足が止まってきたと思った後半19分と22分に相次いで選手を投入。
馬場と細谷が入ってから流れは変わったと思う。


後半ロスタイム

 武南 ロスタイムは3分。
成田が、自陣で相手ボールを奪い一気にカウンター。
ドリブルで進み、右サイドより柔らかいクロスを前線に供給。
2人のDFの裏を取り、走り込んだエースの岡部。
ゴールキーパの直前でジャンピングヘッドで合わせたボールは、
ループシュートみたいな感じでゴールに吸い込まれた。





2部プリンスの戦いも厳しいものがありましたね。
私も一部昇格出来るとは思ってもいませんでした。
ラストツゥーの試合はまさにミラクル。
こんな面白い試合はプロでもなかなかありません。

これで後輩に武南の伝統を引き継ぐ事ができました。


一番喜んでいたのは、来年出場できない現3年生だったと思います。


ロスタイムに追いつき 延長で勝ち越し ~プリンスリーグ関東2009(6位決定戦)

2009-07-05 21:51:38 | 高校・ユースサッカー
決勝ゴールを決めた斉藤(中央)に対し手荒い祝福をする岡部(左)と成田(右)



 今日の会場は、FC東京の練習場でもある武蔵野苑多目的G。隣の人工芝コートではトップの選手が明治大学?と練習試合をしていましたが、そちらが全然気にならないほどアツイ戦いが繰り広げられました。今日勝ってやっと1部昇格への挑戦権が得られる絶対に落とせない大事な大事なゲーム。対戦相手は栃木県では唯一出場の佐野日大高校。印象としては全選手が身体能力とマリーシアで武南を圧倒していたと感じられました。


 本当に本当に苦しい戦いでした。



◆プリンスリーグ関東2009 6位決定戦
  日時:平成21年 7月 5日(日) 13:30   会場:東京ガス武蔵野苑多目的G
武南高校
2
0
前半
0
1
佐野日大高校
1
後半
1
1
延前
0
0
延後
0
得点
後半29分
11 小林大河(6 山崎)佐野日大
後半44分
 9 野溝怜央(3 冨永)武南
延前 9分
21 斉藤燿(24 和氣)武南





     <<武南start>>

     10岡部  22河野

 7田中          9野溝

     14平野  8成田

 3冨永           24和氣
      4石田  5南原


        1丸山


~~~~~~~~~~~~~~~~~~

交替 後半30分 22河野→21斉藤(武南)
         7田中→15石川(武南)
   延後 0分  8成田→ 6細谷(武南)






前半

 20分くらいまでは完全に佐野ペース。
サイドからのアーリークロスに対し、真ん中での守備選手が戻りきれず
数的優位を佐野に作られ何度も決定機を許してしまう。
武南も度々いい形には持っていけてた。

前半26分

中央からボランチ平野が右に展開。22河野に当てオーバラップした24和氣にボールを渡す。
右サイドを切り裂いた和氣はマイナスクロスをゴール前へ。
これにダイビングで飛込んだ岡部のシュートは惜しくもゴール右。

田中君のポストを叩く惜しいシュートもあったが、
やはり佐野の方が「イイ感じ」で前半を終える。





後半

 10分過ぎから佐野が前線からの強烈なプレスを仕掛ける。(勝負に出た)
18分には、佐野のコーナーから決定的なヘッドをGK丸山がファインセーブ。
しかし、、

後半29分

 佐野に先制点を許す。
気を付けていたはずのセットプレーから失点だった。
PKエリア外10メートルの右45度。
横一線に並んだ武南DFのマークをかいくぐり、11番小林大河が
GKの直前に滑り込んでゴールを決めてしまった。


ここから、武南も21斉藤と15石川を投入し反撃に移る。
如何せん、時間がないため焦ったプレーになり上手く噛み合わない。
残り10分を切ったあたりから、佐野も逃げ切りに入った。
佐野のキーマン10番藤田も選手交代で時間を稼ぐ。(これが佐野の敗因だと思う)

ロスタイムの表示はなんと「1分」!
誰もが佐野の勝利を疑わなかったと思う。
ロスタイムの悲劇はいつも武南の方だったし。


後半ロスタイム

 武南、左SB冨永が中央でボールを奪ってから強引に縦に切り裂く。
PKエリアに入ってきついDFに遭いながらもしぶとくゴールラインまで粘って、
中央に折り返した。
ここに飛込んだのが9番野溝。
ボレーで球を浮かしGKの頭上を越えるファインゴール。
起死回生の一発に沸きかえった武南サイド。


延長前半9分

 延長に入り押せ押せの武南。
右サイドで和氣が成田に当て、ワンツーでライン際を突破。
深く抉ってからのクロスはゴールファーで長いかな?思った。
しかし、しぶとく詰めていた21番斉藤が角度のない所から
ヘッドでゴール左隅に決勝ゴーーーーーール!

その後、佐野の怒涛の反撃を辛くも凌ぎ切り、価値ある勝利をもぎ取る。





会場の見学場所はゴール裏の金網デスマッチ。(見にくかった)
でも、選手がゴールに迫ってくる姿には迫力がありましたが。。

今日みたいな試合を生で見られるのも生きてるうちで何度もないでしょうね。
それほど感動した試合だったし両チームの選手はまさに天国と地獄だったと思う。

でも、今日の勝利に酔っていてはいけません。
本当の勝負は、来週1部昇格を賭けた本選で引き分けている日本航空高校戦。

また厳しい戦いが待っていると思います。


 健闘を祈ります。

番狂わせ? 悔しい緒戦敗退 ~埼玉県インタハイ予選3回戦

2009-06-13 19:42:41 | 高校・ユースサッカー
 
  インターハイと言えば 『汗』 と 『夏』 そして 『暑い』。。。

 今年も夏を感じさせる陽気の中開催された決勝トーナメント3回戦の会場はお馴染みの浦和東高校。最近、全国インタハイとはとんと縁がないというか、芝のグラウンドまで辿り着く前に敗退している感じの武南。今年もスーパーシードとなった緒戦の対戦相手は成徳深谷高校。県北では正智深谷、農大三、深谷第一など最近力を付けてきていたのは感じていたが失礼ながら成徳深谷は全くノーマークの存在。しかし、武南相手に「勝算あり」といった雰囲気がベンチからも漂っていました。

 案の定、嫌な予感が的中してしまった。


◆埼玉県インタハイ予選3回戦
  日時:平成21年 6月13日(土) 12:30   会場:浦和東高校
武南高校
0
0
前半
0
2
成徳深谷高校
0
後半
2
得点
後半14分
20大倉周(成徳)
後半39分
14粂翔之(成徳)






     <<武南start>>

        11藤井    9野溝

 7田中                    8東

        10成田    6平野

 3冨永                    14和氣
         4石田   5南原

             1丸山

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

交替 後半10分  7田中→18相内(武南)
   後半28分 18相内→15岡部(武南)






成徳深谷は長身のツートップを前線に並べる。
全体的にガタイが良く背が高いイメージ。
序盤から「タマ」が落ち着かなく蹴り合いでどちらもチャンスというチャンスは掴めない。
武南で気になったのは、運動量の割には攻め切れていないのと最終ライン、GKへのバックパスが多かった事。

成徳深谷のプレスが早かった為に微妙にパスがズレてしまっていた。
ゆえに苦し紛れの最終ラインからのロングフィードで凌いでいた感じ。
(当然楽々クリアされていたけど。。)
コートをワイドに、しつこくしつこくサイドを突いていく攻撃が見られなかった。
得点の臭いがしていたのは、むしろ成徳深谷だった。

武南の決定的なチャンスは、
前半30分過ぎ、藤井からの折返しにゴール前で放った成田のシュートはミートせずバーの上。

なんともイヤーーーな雰囲気を残し勝負は後半へ。





後半に入っても運動量が落ちない成徳深谷。
武南も前半あまり見られなかった右サイドを使って攻め込むがFWまで球が届かない。
選手交代で何とか打開したい武南は10分に相内を投入。


後半14分

 成徳深谷 右サイド突破から左へ展開し左45度から4新島がGKの前へ絶妙のクロス。
GK丸山の前に飛込んで行った20大倉がヘッドで後ろへスラし、ゴール右へ流し込んだ。


反撃にしたい武南だが、その後も攻め切れないイライラする時間帯が続く。
後半28分岡部を投入。
FWを3枚にしてパワープレーに移る。
やはり競合いに強い岡部は高さと強さで相手に勝っていたと思う。
しかし、決定的なヘッド、正面からのシュートがゴール枠を捉えられない。

武南のパワープレーの中でポストを叩く惜しいシュートもあったが、


後半39分

 成徳深谷 カウンターから抜け出した14粂がGK丸山と1対1となる。
最後は、GKを左へ交わし角度のない所からゴール右サイドネットを揺らす。


#同点に追い付くしかなかった武南のこの失点は仕方ないでしょう。





全くの第三者として観戦したとしても成徳深谷が勝つだろう予測はある程度ついていた。
サッカーに内容勝ちは無いし、なにしろ試合の流れが成徳ペースであった。


プリンスリーグでも1部昇格に向け崖っぷちの対戦を余儀なくされている。
一度ドン底に落ちるのも効果があるかも知れない。

負けた時の批判、勝った時の賛辞は言いたくはない。
個人的な感想を言わせて貰うなら、もう少し早い時間帯で岡部のプレーを見たかった。


ズバリ大山采配 ワンダーボーイの出現か!? ~プリンスリーグ関東2009(第3節)

2009-04-26 19:20:48 | 高校・ユースサッカー
 
 昨日の雨が嘘のように晴れ上がり、久しぶりに観戦に出掛けたプリンスリーグも早中盤の第3節。昨年1部から2部に陥落。前節の八千代高校戦では何と4対0の完敗を喫し、今日勝たなければ1部への昇格も危うくなる大事な一戦。対戦相手は、昨年度T1リーグから念願のプリンスリーグへ参入を果たした國學院久我山。実は昨年度東京都の選手権Aブロック決勝および正月の選手権でも私自ら圧倒的な強さを目の当たりにしている強豪校である。久我山サッカーの特徴は何と言っても、フットサルばりの細かいパス交換から相手を切り崩す攻撃サッカー。

しかも武南のスタメンはボランチ成田を累積警告で欠き、岡部もベンチスタートという何とも心細い布陣でしたが、どうやら私の杞憂に終わったようです。

選手交代後、即座に2得点を決めた河野直登(2年)。スターの予感が「ぷんぷん」しました。



◆プリンスリーグ関東2009 第3節
  日時:平成21年 4月26日(日) 13:30   会場:NACK5スタジアム大宮
武南高校
2
0
前半
0
0
國學院久我山高
2
後半
0
得点
後半20分
22河野直登(9野溝)武南
後半28分
22河野直登(11藤井)武南






     <<武南start>>

        11藤井    9野溝

      17橋本
 7田中                   13東

            14平野

 3冨永                    2馬場
         4石田   5南原

             1丸山

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

交替 後半17分 17橋本→22河野(武南)
   後半35分  9野溝→ 6細谷(武南)
   後半38分  2馬場→24和氣(武南)







前半

 同じようなスタイルのサッカーを展開する両チーム。
最初にペースを掴んだのは、ホームチームの武南。
田中を基点に、藤井、野溝が徹底的に左サイドを崩しにかかる。
SB冨永のオーバーラップも効果的に絡め、久我山ゴールに攻め入る。
一方の久我山も左サイドの松本が細かく繋いで完全に崩すが、詰めが甘いか。
前半武南が良かった点は、久我山の「足技」を徹底的に封じ込めたこと。
ボールへの素早い集散で、相手を2人3人で囲いボールを掠め取っていた。
藤井、野溝、東の惜しいシュートもあったが無得点のまま勝負は後半へ。





後半

 後半に入っても武南がペースを握る。
前半とは打って変わり、右サイドを使って武南が攻める。
サイドの東、SB石田、そしてFWへのスルーパスでDFの裏を突く。
待望の先取点は、選手交代後ピッチに入り3分で生まれる。


後半20分

 中央で野溝から、左サイドをフリーで待ち構えていた河野にパスが通る。
受けた河野はドリブルでペナルティエリアへ突き進む。
ゴール左45度の角度から左足を振り抜きグラウンダでゴールネットを揺らした。



 そして、その8分後またしても・・・



後半28分

 センターサークル付近で相手ボールをインタセプトした平野のドリブルから追加点が生まれた。
平野がPKエリア手前で左に待ち構えていた藤井に流す。
藤井は左サイド深く攻め込み、ゴールへクロスを供給する。
ゴールファーで待ち構えていたのは、またしても河野直登。
ドンピシャのヘッドはGK正面で一度はクリアされるが、
こぼれ球を河野自ら豪快にボレーを叩き込んだ。

30分過ぎからは、久我山も猛プレッシャーで反撃に出た。
しかし、今日の武南DF陣もリスクマネージメントはしっかりしていました。





今日の試合は、7割方武南がボール支配していたと思う。
登場してすぐさま2得点は思い掛けない得点かもしれない。
先取点を取った後の得点がどちらに入るかで今日の勝負は決したと思う。
決して楽勝なんかじゃない。。

次節(5月3日)の対戦相手はアウェーでの日本航空高校(山梨)。
1部昇格を賭けての天王山となる大事な一戦。


 健闘を祈る。




武南の10番を背負う意義

2009-02-28 11:43:49 | 高校・ユースサッカー
 

どんな弱小チームであっても、エースナンバー10を背負う意義はそれなりに大きい。
ましてや全国的にも知名度の高い武南のこと、いやがうえにも注目度も高まる。
当然、相手チームのマークは厳しく、周囲からは常にゴールを求められる。
内外の重責を一身に背負うのだから本人のプレッシャーは計り知れないと思う。
しかし、内容ではなく「結果」が重要なのだ。
そしてチームを牽引する精神的支柱でもなければいけない存在。

過去4年間における歴代のエースストライカーを振り返ってみた。





<2006年度 苗代>


苗代泰地(駒澤大学)

武南史上1位2位を争うであろうチームのエース。
サッカーセンスに長け、キープ力、突破力もあるレフティモンスター。
何と言ってもボールが足から離れないドリブルでフェントも上手い。
プリンスリーグ昇格、選手権出場へと武南の夢を叶えた立役者でもある。
最後には日本高校選抜にも選ばれ高校生活の締め括りに花を添えた。






<2007年度 吉田>


吉田怜平(東京経済大学)

何と言っても力強いドリブルが魅力。
ゴールが見えたら迷わずシュートを選択するストライカー。
強引だが、もちろんテクニックもある。
2007プリンスリーグ、横浜Fマリノス戦でのドリブル突破が忘れられない。






<2008年度 甲田>


甲田真生(武南高校3年)

小柄ながらも左サイドを切り裂いていくドリブルには目を見張るものがある。
相手DFの狭い所を、足に吸い付くドリブルで突破していく。
武南の10番としては珍しくフォワードではなく左サイド。
武南史上最弱と言われながらも、3年生としてチームを引っ張っていった。
最後の大会、選手権のベスト8は立派だったと思う。






<2009年度 岡部>


岡部佑允(武南高校2年)

久々に出現した大型ストライカー。
1年の頃から見ているが、なんとも成長著しい。
体が大きいので空中戦にも強く、相手DFにもあたり負けしない。
シュートの力強さと小憎いばかりのテクニックで相手を翻弄する。






今回は、特別に10番にスポットを当ててみたが、もちろんその他にも優秀な選手が数多くいる事も忘れないでいただきたい。




勝負には勝ったのだけど・・・ ~埼玉県U-17トップ2リーグ3位決定戦

2009-02-15 21:23:02 | 高校・ユースサッカー
 
先週の準決勝、野暮用があり観戦叶いませんでしたが、実は胸の内では対戦相手が志木高校だったので私も決勝進出は間違いないだろうと高を括っていました。(志木高校の皆さん失礼) しかし番狂わせなのか、3位決定戦を戦う羽目に。今日の試合もそうですが、プリンスリーグ開幕に向けての調整の場の位置付けであろうTOP2リーグ。だが昨年もそうですが、来季のプリンス出場が決定している訳ですからTOP2リーグでも真剣味に欠けると思うのは私の気のせいでしょうか。その雰囲気のまま本番に突入している訳でもないでしょうが。

しかし今日は勝たせてもらいましたね。
内容は伊奈学園の方が勝っていたと思います。



◆平成20年度埼玉県U-17トップ2リーグ3位決定戦
  日時:平成21年 2月15日(日) 12:00   会場:伊奈学園高校
伊奈学園高校
1
1
前半
1
2
武南高校
0
後半
0
0
延前
0
0
延後
1
得点
前半17分
3  (伊奈)
前半32分
11藤井悠太(武南)
延後10分
???(武南)






     <<武南start>>

     11藤井  23根岸

 13東    15石川   7田中

       26橋本

 3冨永           19和氣
      4石田  25近藤


        1丸山


~~~~~~~~~~~~~~~~~~

交替 後半 0分 23根岸→ 9野溝(武南)
   後半27分 13東 → 8成田(武南)
        15石川→24岩田(武南)






背番号も大きく、おそらくはベストメンバーではなかったはず。
序盤からペースは伊奈学園だったと思う。

前半17分 伊奈学園
ショートコーナーからのクロスをファーで待ち構えていた
DF3番が叩きつけるようなボレーでゴール左ネットを揺らす。
(伊奈 1-0 武南)


前半32分 武南
右サイド7番田中より展開し中央の15番石川へ。
石川が右へ叩き左SBの冨永へ渡る。
冨永のクロスは中央の藤井へ。
一旦は伊奈ボールになるが藤井がしぶとく粘りゴール左へゲット!
(伊奈 1-1 武南)





後半に入っても伊奈学園ペースは変わらない。
特に両サイドバックの上がりを悉く許し、決定的なクロスを供給させていました。
やや伊奈学園が優勢に試合を進めるが、試合は延長戦へ。

武南がワンチャンスをものにした。

延後10分 武南
おそらくラストプレーとなるであろう右CKをものにする。
ほぼ両チームの全員がペナルティエリアに集結した。
CKのボールは武南選手のヘッドにドンピシャでゴールを襲った。
しかし、GKがファンブルしこぼれ球を泥臭く押し込み勝ち越し。
そして直後に試合終了のホイッスル。
(伊奈 1-2 武南)





伊奈学園には本当に気の毒な試合だったと思う。
武南コーナーキック最後のワンプレーの直前に伊奈学園はGKを選手交代した。
おそらくはPK戦を睨んで監督が指示したこと。
しかし、この采配が完全に裏目に出てしまった。
GKが代わって、最初のワンプレーで勝負が決してしまったのだから。


これで春休みの遠征、浦和カップ後に来年度の本番プリンスリーグを迎えます。
今日の試合は真剣勝負だと思いませんが、イザの時に実力を発揮できるか不安でもあります。

精一杯、力の限り。

陰ながら応援しています。





岡部 豪快ハットトリック! ~埼玉県U-17トップ2リーグ第3節

2009-02-08 21:13:44 | 高校・ユースサッカー
 
寒風吹き荒ぶ武蔵野の地。まるで風が雲を吹き飛ばしたかのように空は雲ひとつなく澄み渡っていた。昨年度プリンス1部から陥落し、4月から始まるプリンスリーグの2部のからのスタートに向けての調整の場のトップリーグでしょうか。今日の対戦相手および会場でもある南稜高校は今日初めて足を運び観戦いたしました。最近、武南の試合からも足が遠ざかり今日は重い腰を上げて試合を観に来ましたが、イイモノを魅せて頂きました。

久々ですね。
最近サッカーを観戦して、これぞエースだ、これぞストライカーだというプレーを見せてもらったのは。


◆平成20年度埼玉県U-17トップ2リーグ第3節
  日時:平成21年 2月 8日(日) 12:00   会場:南稜高校グラウンド
南稜高校
1
1
前半
1
4
武南高校
0
後半
3
得点
前半 8分
8 ?(南稜)
前半19分
10岡部佑允(武南)
後半15分
10岡部佑允(武南)
後半25分
8成田悠人(武南)
後半37分
10岡部佑允(武南)






     <<武南start>>

        10岡部    18割田

      15石川
 8成田                   13東

            14平野

19和氣                    2馬場
        17岡本   5南原

            12久下

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

交替 後半 0分 18割田→11藤井(武南)
        15石川→ 7田中(武南)
   後半19分 17岡本→26橋本(武南)
   後半22分 14平野→25近藤(武南)
   後半30分  5南原→20大西(武南)

※選手名については新人戦登録メンバーで記載しております。
 おそらく間違っていると思われますのでご指摘願います。






南稜高校。
もちろん初めてお目に掛かりますが、U-16の成績が良くてTOP2リーグに来たのだから実力は大したものでした。
序盤の運動量は、むしろ南稜が上回っていた。
突破力ある10番とテクニックとキープ力がある8番が危険な存在。
そして、その8番が先取点を生み出す。

前半 8分 南稜
スルーパスから8番が中央左を抜け出す。
そしてテクニックでDF一人をかわし角度のない所からグラウンダでネットイン。
(南稜 1-0 武南)

前半19分 武南
左45度30M付近からのFKのチャンス。
19番和氣のFKは、ゴール右の前を狙う。
GKのジャンピングクリアする手前に岡部が飛込んだ。
GKが手を伸ばした手前で岡部がヘッドでスラし気味にゲットした。
(南稜 1-1 武南)

前半30分過ぎからはようやく武南らしいパスサッカーが見られたが、
いい雰囲気で終わったのは、むしろ南稜だったと思う。





後半に入っても南稜は相変わらずリズムが良い。
ボールへのヨセが早かったと思います。
しかし、武南もようやく逆転に成功する。

後半15分 武南
馬場の右CK。ショートコーナーで東にパスしてワンツーで馬場。
馬場の高速クロスはゴール中央の岡部へ。
このクロスを直接右足ボレーでゴールに突き刺す。
(南稜 1-2 武南)

後半25分 武南
またしても馬場からのチャンスメーク。
右サイドからロングボールをDFの裏を狙う。
抜け出した藤井がゴールライン沿いかろうじて追いつきクロスを供給。
ファーで張っていた成田が少しカブりながらヘッドでゴールクロスへ。
(南稜 1-3武南)



この辺でようやく武南も余裕がでてきたみたい。
続々選手交替を試みる。
しかし、やっぱり武南は選手層が厚い。
選手交替による戦力低下は見られなかった。





そして凄いゴールシーンに出遭うことになる。

後半37分 武南(下図参照)
ゴールやや左でFKのチャンス。
ナント岡部がキッカーだった。
右アウトサイドでカーブをかけたボールは5枚の壁の横を巻いてゴール左へ。
ギャラリーからも感嘆の声が漏れる。
まさにワールドクラスのフリーキック。
ガンバの遠藤をも完全に上回っていましたね。
(南稜 1-4武南)





今回は中盤がダイヤモンドでした。
そして、成田が左サイドにコンバート。
まだまだテスト段階ですよね。
でも、成田はサイドを駆け上がるタイプではない。
中盤での豊富な運動量と正確なパス供給でこそ彼の良い所が出ると思う。


南稜の選手の背番号はとにかく大きかった。
まるでアメフトの選手みたく、82番とか55番とか。。。


まさかのPK勝ち 明日は大丈夫なの? ~埼玉県新人大会決勝トーナメントR16

2009-01-17 20:58:17 | 高校・ユースサッカー
 
 交通機関の乱れにより、会場に着いたのが試合開始前の円陣を組んでいるところ。息を切らしながら試合観戦。(間に合って良かった。。)
本日の試合、完全に負け試合だったと思います。失礼ながら深谷第一高校はサッカーでは初めて耳にした学校でした。県北の学校では、正智深谷、児玉あたりが有名ですね。どちらかといえばサッカーよりもラグビー、バレーボールで有名ですからね。本来であれば、10対0くらいで圧勝しなくてはいけない相手。しかし、あわやという展開。前回の試合の内容が良かっただけに今日は本当にがっかりしました。おそらく深谷第一も勝ちに来ていたと思います。

 武南もだらしないです。

◆埼玉県新人大会県決勝トーナメント
  日時:平成21年 1月17日(土) 12:30   会場:浦和東高校
武南高校
1
0
前半
1
1
深谷第一高校
1
後半
0
0
延前
0
0
延後
0
5
PK
4
得点
前半25分
13老田秀人(深谷)
後半 8分
 7田中大(武南)






     <<武南start>>
         
         10岡部   11藤井
       
  7田中                 9野溝
       
          8成田  14平野

 3冨永             2馬場
       4石田   5南原    


              1丸山


~~~~~~~~~~~~~~~~~~

交替 前半36分   5南原→26橋本(武南)
   後半 8分   8成田→ 6細谷(武南)
      後半32分   7田中→13東 (武南)
      後半36分   2馬場→22高木(武南)
      延後 0分  10岡部→23根岸(武南)






 両チームともパスが繋がらず、蹴りあいという感じ。
武南もDFラインから繋ぐ意識が見られず、ロングボールを蹴ってしまう。


前半25分

 深谷第一 武南DFのハンドによりFKを得る。PKエリア外5m。
13番老田の蹴ったボールは壁に当たりルーズボールに。
それをしつこく追って自らシュート。ゴール右ネットを揺らし先制。


やってはいけない先制点を与えてしまう。
それも、もっとも注意しなくてはいけないセットプレーから。



前半はほとんど深谷第一ペースで試合は進んでいった。

武南は、ボールを繋いでいなく簡単にクロスを上げ、悉く深谷第一DFに跳ね返されていましたね。





後半 8分

武南 右CKから、深谷第一DFのクリアボールのルーズを7番田中がゴール左へ蹴りこんだ。


この辺りから武南が攻勢に出てきた。
ボールポゼッションは武南が圧倒的。
しかし、最後のツメで正確さを欠いてしまう。
岡部、藤井の2トップが全然機能していなかった。





武南の掲示板にも書かれていましたが、今日の試合内容は大いに反省すべきだと思います。
とにかくパスが雑。
単独でドリブルで打開できる選手がいない。
DFラインから闇雲にボールを放り込み過ぎ。
クリア以外はDFラインから前線に丁寧に繋いでいきましょうよ。

早く、武南伝統のタッチライン際を際どくワンタッチパスで突破していくファンタスティックなプレーを魅せて欲しいですね。


明日は浦高と対戦みたいですね。
今日みたいな試合だと足元を掬われます。
インターハイ予選のスーパーシードを勝ち取る上でも明日の試合は重要です。


 しかし、私は勝敗よりも内容に期待したいと思います



2009 NewBUNAN 初観戦 ~埼玉県中央大会最終日

2009-01-11 21:05:32 | 高校・ユースサッカー
 
昨年の11月 選手権予選で敗退して以来約2ヶ月振りの武南を観戦した。最初選手の顔を見た時びっくりしましたね。だって、全員が坊主頭なんですから。昨年からのメンバーでは、知っていたのは数人でしょうか。でも風貌が変わっていたので私が気付かなかっただけだったかもしれません。(成田君は元と変わっていないのですぐ分かりましたが)県中央大会は昨年の選手権ベスト8がリーグ戦として開催されている。まもなく開催される新人戦に向けて試金石となる大会でもある。最終結果はAブロック1位抜けです。新人戦、期待したいと思います。




◆埼玉県新人大会県中央大会
  日時:平成21年 1月11日(日) 13:00   会場:大宮東高校
浦和東高校
1
0
前半
0
1
武南高校
1
後半
1
得点
後半 5分
オウンゴール(浦和東)
後半25分
9??(武南)






     <<武南start>>
         
         11      9
       
  7                   13
       
          8  14

 3             2
      4    5    


              1


~~~~~~~~~~~~~~~~~~

交替 後半 0分 13→18(武南)
   後半18分 18→10(武南)
      後半32分 11→23(武南)
      後半37分  2→26(武南)


※メンバーについては数名知っていましたが、公平を期すため
 全員背番号のみの記載とさせていただきます。






序盤から激しいプレスで動きが良かったのは浦和東。
武南のパスサッカーが序盤機能しなかったのは、スペースに動き出してパスを受けていない。
パスが雑。DFラインから簡単にロングフィードするが、当然の如く繋がらない。
クリアする時とフリーで蹴る時とは区別が必要かと思う。

前半30分までは、ほぼ一方的に浦和東主導権で試合が進んだ。
しかし、ようやく武南も調子が上がってきてシュートまで持っていけるようになる。





後半 5分

浦和東 左コーナーFKからのチャンス。
 武南守備陣の痛恨のヘッドクリアミスでオウンゴール。


後半25分

 武南 右コーナーキック。
 ニアで合わせた9番のボンバーヘッドがゴールネットに突き刺さる。



後半で武南にもリズムが出始めた。
その基点になったのが、ややトップ下に位置していた成田君だった。
ゴール前でもワンツーを駆使し相手DFを翻弄する場面が度々見られるようになる。
後半18分に岡部君が入った後は前線でのタメが出来るようになった。
貫禄さえ見えましたね。





しかし、気になったのは相手ゴールエリアでの細かいパス交換。
武南としては、より確実に相手を崩しゴールの確実性を狙っていたのかもしれない。
だが、ラストパス以前に悉く相手にパスカットされていた。
私感だが、そのパスの前に少し無理メでも強引にシュートして欲しかった、というのが正直な感想。
柳沢みたく、ゴールが見えているのにパスは選択して欲しくはない。
ストライカーだったら・・・・


 そこは、シュートだろぅーーー!


激勝、國學院久我山(画像のみ) ~全国高校サッカー選手権大会二回戦

2009-01-04 18:16:36 | 高校・ユースサッカー
 

 お詫び。


1月2日の記事アップを予告していたにも拘わらず約束を破ってしまい誠に申し訳ありません。

実際、試合観戦に行ったのですが記事を書く気力がありませんでした。

 

 試合は、東京B代表決勝で観戦した、國學院久我山がどうしても気になったから。

でも、さすがに強かったですね。


記事には書きませんが、遅らばせながら画像だけをアップさせていただきます。

ご勘弁願います。


    ※ちなみに1月3日は観戦しておりません。




◆全国高校サッカー選手権大会二回戦
  日時:平成21年 1月 2日(金) 12:05   会場:西が丘サッカー場
國學院久我山
7
2
前半
1
1
松山北
5
後半
0
























何卒ご勘弁願います。




富岡高校 高かった初戦の壁 ~全国高校サッカー選手権大会一回戦

2008-12-31 23:00:26 | 高校・ユースサッカー
 
 今日の駒場の贔屓チームが勝ち抜く事を祈りつつ、さんざん迷った末に選択した埼玉スタジアム。やや風が強いものの、絶好の天気に恵まれた選手権一回戦。今日私が注目していたのは、3年前にJFAの肝煎りで発足したJヴィレッジのお膝元の公立富岡高校。福島県内の有望選手を集め、創部僅か3年で全国切符を手にした急成長株。同じく3年前に開校した「JFAアカデミー福島」の第一期生がいよいよ来春富岡高校に入学してくる。なにやら、新潟の開志学園JSCを彷彿とさせる。一方の宮崎代表の日章学園。下部組織である日章学園中で全国優勝を果たしたメンバーが顔を揃える九州の強豪。もちろん実力も折り紙つきである。


◆全国高校サッカー選手権大会一回戦
  日時:平成20年12月31日(水) 12:05   会場:埼玉スタジアム
富 岡
0
0
前半
0
2
日章学園
0
後半
2
得点
後半20分
18梯 太己(日章)
後半39分
10早稲田 昂平(日章)






     <<富岡start>>
         
       25鯨岡      9鈴木文
       
 19橋浦                  6高遠
       
        21斎藤  7鈴木祐

 8藤田           5渡辺
      3本田    4三坂    

             12横山






 フィジカルで富岡高校が圧倒する。
早い飛び出しで日章学園のDFを寄せ付けず、分厚い攻撃で得点も時間の問題と思われた。
しかし、前半20分過ぎから富岡高校の選手が前を向いてプレーできなくなってしまった。
日章学園の中盤でのプレスがきつく、高い位置での守備で相手につき入る隙を与えない。





後半に入っても日章学園ペースは変わらない。

後半20分

 カウンターからのスルーパス一本で18番梯太己がDFの裏へ抜け出す。
相手GKをよく見て冷静にゴール左へ流し込む。





日章学園の細かいパス廻しと大胆なサイドチェンジ、そして10番早稲田の決定的なラストパス。


後半39分

 またしてもカウンターから、10番早稲田昂平がGKと1対1に。
GKの動きをよく見て落ち着いてゴール右へ。



やはり、チームワーク、連携の差だと思う。
中学からの息のあったプレーというか、この差はどうしようもないと思う。
富岡高校も、来春アカデミー生が入って来てからは全国大会の常連、強豪となっていくことでしょう。
でも、これが真の高校サッカーの姿なのだろうか。
福島県内の他の強豪校はどう思っているのだろう。
私の考えとしては、JFAが後押しするのであれば、高体連ではなくクラブチームでやってもらいたい。
何か弱いものいじめみたいな感じがするのは私だけであろうか。


今日は久しぶりのサッカー観戦。
でも、少し疲れました。
記事もこんなもんで許してくださいね。

次回の記事は1月2日の選手権です。

駒澤大学高校 遠かった全国切符 ~東京都高校サッカー選手権Aブロック決勝

2008-11-15 20:53:11 | 高校・ユースサッカー
 
 縁あって、東京都の決勝を観戦することができました。今回注目していたのは、選手権で初の決勝進出を果たした駒澤大学高校。記録を見てみると、最近はベスト4までは結構勝ち残っている。しかし、決勝戦への高いカベに阻まれていたが、今回ようやく全国大会への出場切符を得る権利を勝ち取った。対戦相手は、全国大会の常連である國學院大學久我山高校。ラグビーも強いがサッカーも文句なく強豪である。最近は附属中学からサッカー育成に力を入れており、久我山中出身も数人名を連ねる。予想通り、久我山のテクニックとフィジカルに圧倒されて残念ながら、悲願叶わず。

 でも、ファイナルまで残れたし 来年また頑張りましょうよ。


◆東京都高校サッカー選手権Aブロック決勝
  日時:平成20年11月15日(土) 13:00   会場:西が丘サッカー場
國學院久我山高
1
1
前半
0
0
駒澤大学高校
0
後半
0
得点
前半 9分
2高橋拓也(久我山)






     <<駒澤start>>
         
       10藤原     19後藤卓
       
      13長澤
  7豊田                 11乗松
       
           9南出

 5森田   3大畠    6水野    2後藤寛

             1石田

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

交替 前半35分 19後藤卓→ 8橘内(駒澤)
   後半16分 11乗松  →18稲富(駒澤)
   後半32分 10藤原 →14高橋(駒澤)



※選手の名前が間違えているかもしれません。ご指摘ください。





序盤

久我山のスピード溢れる攻撃の前に浮き足立つ駒澤イレブン。
ボールを奪っても久我山のプレスがきついためパスを繋げることができない。
そんな状況のなか、先制点を許してしまう。

前半9分

 久我山 右コーナーキック。ゴール中央で待ち構えていた、
2番高橋拓也がGKと競り合いながらもジャンピングヘッドを叩きこんだ。


交通事故のような1点だったが、後々重く圧し掛かることになる。


前半11分

 駒澤 ハーフライン付近でFKを得る。6番水野の蹴ったボールはペナルティエリアに走り込んだ
7番豊田に一直線。ドンピシャのヘッドは惜しくもGK正面でセーブされる。


その後は駒澤にチャンスらしいチャンスもなく、久我山のハーフコートゲームとなってしまう。
個人技に勝る久我山は、特に両サイドから切り崩しにかかる。
DFが1対1では簡単に抜かれてしまう。1対2でも下手したら抜かれてしまうんだからきつい。

しかし、何度もゴールポストなどに助けられながらも最小得点差で凌いだのだから望みはある。

同点、逆転を信じ、ゲームは後半へ。





後半

後半に入っても久我山の猛攻は止まらない。
中盤というか、全般を支配されてる感じ。
トラップの差なのだろうか。久我山はまるでフットサルのように、狭いエリアでも細かくパスを通してくる。
ボールの奪い合いでも悉く久我山がボールをキープしていた。
そして、DF裏へのスルーパスが効果的に決定的場面を作っていた。

中盤を支配されてた理由は、駒澤の選手の出だしの一歩が久我山の選手に比べ遅い。
ボールを待って受けているため、久我山の選手にカットされる場面が相次いだ。


8番の橘内、18番の稲富がピッチに入ってから、右サイドを切り崩す場面が見られるようになる。
深く抉ってからのクロスも中央に一人しかいないため合わせることができない。
駒澤に勝つチャンスがあるとすれば、この攻撃パターンしかないと思った。

最後は長身FWの14番高橋を投入しポストプレーからのチャンスを狙うが、万事休す。






力の差はあったと思います。
でも駒澤の選手も懸命にボールを追っていて、清々しいものを感じました。

1,2年生の方は来年を目指してくださいね。






実は駒澤に注目していた理由はもうひとつあった。
駒澤大学高校の監督は大野祥司。
武南高校サッカー部出身で第68回高校選手権全国準優勝を果たし、
「和製マラドーナ」と言われたストライカー。
今大会は87回なので、もう19年前の話になる。

駒澤の監督に就任し今年で11年目だそうである。



2008 Team武南を追いかけて ~最終成績

2008-11-09 13:43:04 | 高校・ユースサッカー

<<>
<№1 VS市立船橋 2008.5.3>


画像の上にマウスを置いてください。画像が変わります。(全部で5枚)
ただし、IE(Internet Explorer)以外はうまく表示されないかもしれません。あしからず。






やはり厳しい結果が待っていましたね。

でも、2008チームも愛着がありましたよ。

最後には選手の顔と名前も一致しましたし。笑



 今年も感動をありがとうございました。



  公式戦通算成績  6勝14敗 5分  得点 30 失点 49

 まとめサイトはこちら → ユース世代を追いかけて