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追っかけタイ!

 
 
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揺れる KENDO ~朝日新聞(2006.12.26)

2006-12-26 19:43:42 | 剣道
やはり、おおごと だったのだ。
12月初旬に、台湾で開催された剣道世界選手権で日本が、団体で初の黒星を喫したことが。

(朝日新聞朝刊 2006.12.26)

剣道の競技人口

 日本    1300千人
 韓国     600千人
  フランス        6千人
  台湾        4千人
  米国    2千人
  カナダ    2千人

「柔道のてつ」を恐れる日本 (要約)

柔道は海外普及に成功した。だが、その結果失ったものも少なくなかった。
ポイント制、カラー柔道着など、完全なスポーツとして世界に認知されてしまった。
武道の精神を重んじる日本と海外普及に力を入れる全剣連。
互いに相反する欲求に対しての、今後の舵取りが難しいであろう。
(朝日新聞社 川崎治子)



  武道とは、「礼に始まり、礼に終わる」

 そこには、一番大切な相手への思いやり、尊敬の念があると思う。
剣道の試合に勝って、ガッツポーズをする奴なんかいない。
敗者への 「思いやり・気遣い・敬い」 があるからこその振る舞いであろう。

  果たして、この精神が外国人には理解できるのであろうか。


          素人がまた、生意気言ってしまいました

嗚呼。。剣道ニッポン お前もか・・  ~第13回剣道世界選手権@台北

2006-12-11 18:49:09 | 剣道
 日曜日、夜7時のNHKニュースを見ていて本当にビックリした。
スポーツコーナで、台北で開催されていた剣道の世界選手権の結果を報じていた。
何と、準決勝のアメリカ戦で日本が敗れたのである。
実は剣道の世界選手権があった事さえも知らなかったし、ましてや日本以外の国が剣道をやっていたというのも凄い驚きだが、まさかアメリカに負けるとは思ってもいなかった。
 
 剣 道

外国では、チャンバラ・忍者などが火付け役となり競技人口が増えたのであろうか。

柔道なんかは、フランス・韓国などに遅れをとり、昔の栄光は今はない。
背筋をピンと伸ばし勝負に挑む日本選手と違い、外国選手は思いっきり腰を引いて体力勝負というかレスリングに近いやり方で日本選手を凌駕した。
私に言わせたら、あんなのは柔道ではない。「JUDO」だと。勝手にやってろと。

しかし、剣道は 体力・パワー勝負の競技ではないと思う。

 「テクニック・スピード・氣・間合」

が勝負になるのではないか。だからますます気に掛かる。 

日本の国技である、相撲・柔道・空手 そして剣道までが外国人に席捲されようとしている。

   次は、さしづめ 「弓道」 の番といったところか。



 ヤバイぜっ、ニッポン!!!


Sankei WEB
■ついに剣道も…

 観客から大きなどよめきが起こった。ついに剣道も本家本元の立場を守れなくなった。米国との準決勝で日本は2-3の逆転負け。韓国と優勝を争うと思われた日本の13連覇は夢に終わった。

 大きな掛け声で気迫をみなぎらせてくる米国の選手に、日本の各選手は受け身に回る場面が多く、調子が出ない。2-2で迎えた大将戦で、清家(大阪府警)は面と小手を奪われ、2本負けを喫した。

 日本の選手は肩を落とし、ぼうぜんとした表情で防具をはずした。誰も何も話そうとしない。「すべては試合にかける執念。それが米国の方が勝っていた。チームワークも良かった」と梯監督は試合を振り返った。

 日本は第1回大会から12連覇を続けてきた。だが、ここ3大会はいずれも決勝で韓国と対戦し、大接戦の末に勝利を収めてきた。選手に「勝たなければいけない」という重圧があったのは間違いない。しかし“宿敵”韓国と戦う前に敗退した。

 梯監督は「韓国も米国も他国の総合レベルは上がっている。これからは全剣連(全日本剣道連盟)の強化も考えていかないといけない」と語った。(共同)

(2006/12/10 18:49)