今日の駒場の贔屓チームが勝ち抜く事を祈りつつ、さんざん迷った末に選択した埼玉スタジアム。やや風が強いものの、絶好の天気に恵まれた選手権一回戦。今日私が注目していたのは、3年前にJFAの肝煎りで発足したJヴィレッジのお膝元の公立富岡高校。福島県内の有望選手を集め、創部僅か3年で全国切符を手にした急成長株。同じく3年前に開校した「JFAアカデミー福島」の第一期生がいよいよ来春富岡高校に入学してくる。なにやら、新潟の開志学園JSCを彷彿とさせる。一方の宮崎代表の日章学園。下部組織である日章学園中で全国優勝を果たしたメンバーが顔を揃える九州の強豪。もちろん実力も折り紙つきである。
◆全国高校サッカー選手権大会一回戦 | ||||||
日時:平成20年12月31日(水) 12:05 会場:埼玉スタジアム |
||||||
富 岡 |
0 |
0 |
前半 |
0 |
2 |
日章学園 |
0 |
後半 |
2 |
||||
得点 |
後半20分 |
18梯 太己(日章) |
||||
後半39分 |
10早稲田 昂平(日章) |
<<富岡start>> 25鯨岡 9鈴木文 19橋浦 6高遠 21斎藤 7鈴木祐 8藤田 5渡辺 3本田 4三坂 12横山
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/f8/f14928a73451c2f9d340538d988cd4ee.jpg)
フィジカルで富岡高校が圧倒する。
早い飛び出しで日章学園のDFを寄せ付けず、分厚い攻撃で得点も時間の問題と思われた。
しかし、前半20分過ぎから富岡高校の選手が前を向いてプレーできなくなってしまった。
日章学園の中盤でのプレスがきつく、高い位置での守備で相手につき入る隙を与えない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/1d/dcc6d05b3b8c204c273c60bbb6c63b3e.jpg)
後半に入っても日章学園ペースは変わらない。
後半20分
カウンターからのスルーパス一本で18番梯太己がDFの裏へ抜け出す。
相手GKをよく見て冷静にゴール左へ流し込む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/99/36d8feff8633ee394f509acd0d1898f6.jpg)
日章学園の細かいパス廻しと大胆なサイドチェンジ、そして10番早稲田の決定的なラストパス。
後半39分
またしてもカウンターから、10番早稲田昂平がGKと1対1に。
GKの動きをよく見て落ち着いてゴール右へ。
やはり、チームワーク、連携の差だと思う。
中学からの息のあったプレーというか、この差はどうしようもないと思う。
富岡高校も、来春アカデミー生が入って来てからは全国大会の常連、強豪となっていくことでしょう。
でも、これが真の高校サッカーの姿なのだろうか。
福島県内の他の強豪校はどう思っているのだろう。
私の考えとしては、JFAが後押しするのであれば、高体連ではなくクラブチームでやってもらいたい。
何か弱いものいじめみたいな感じがするのは私だけであろうか。
今日は久しぶりのサッカー観戦。
でも、少し疲れました。
記事もこんなもんで許してくださいね。
次回の記事は1月2日の選手権です。