追っかけタイ!

 
 
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白い恋人の復活とコンサドーレのJ1昇格と

2007-12-07 00:38:16 | サッカー全般
 
 今年8月お盆の真っただ中、コンサドーレ札幌のオフィシャルパートナーである石屋製菓の「白い恋人事件」が発覚した。がサッカー界のHP,Blogにおいては皆申し合わせたように、この話題には触れるような書き込みはあまりなかったと思う。
「白い恋人」はネーミングの勝利だという。食品業界にとってイメージは大変大切なもの。
ミートホープ社と石屋製菓は北海道の企業として連続で不祥事を起こしてしまった訳だが、その後の結末には両社大きく明暗を分けることになってしまった。

消費者側の心理としては、食肉偽装したことと菓子の消費期限を延ばす行為とでは、与えるインパクトが各段に違うと思う。

私の率直な意見としては食肉の偽装は許せないけれど、消費期限の引き延ばしは まぁ許せる範囲。ましてや私にとってはクッキーの消費期限などには全くもって無頓着。しかし結果的にはどちらの行為も消費者を欺いたことには違いはないのだが。

石屋製菓は同族企業であり、直売店の店舗は宮の沢工場だけで他は全て委託販売でまかなっている。ライバルの菓子メーカである帯広の六花亭では各市に直営店を持っており、社員自ら販売しているところが決定的に違うところだ。
つまり両社の違いは経営陣のお客様意識に対する差であり、一言でいうならば”驕り”以外の何ものでもなかったのではないだろうか。外部者によるコンプライアンス委員会を設立し同族企業の建て直しにやっきとなる石屋製菓。道庁・保健所への報告が済み、約100日でみそぎが終わって 11月22日にようやく販売再開に漕ぎ着けることができた。

一方コンサドーレは前半戦の勢いに翳りが見えたものの、終盤に入ってもまだJ1昇格には優位な位置につけていた。そんな昇格ムードが盛り上がる中、何とも絶妙なタイミングで販売再開された白い恋人。

11月18日 第50節 VS京都 引分けで昇格できず。
11月22日 「白い恋人」販売再開
11月25日 第51節 京都の結果待ち 京都勝利で昇格できず。
12月01日 第52節 VS水戸 勝利でJ1昇格

J1昇格のお祭り騒ぎと販売再開を待ちわびた北海道観光客との相乗効果で売り切れ続出となり、消費者の購買意欲を掻き立てるには十分なシュチュエーションだったといえる。また余談ではあるが販売中止の期間中にはオークションにまで出展されるというおまけまでついた。


白い恋人の人気の秘密を自分なりに探ってみた。

  1. ネーミングが北海道を連想させる
  2. 値段も手頃
  3. 箱の大きさもコンパクト
  4. 味もまぁまぁ
  5. 日持ちもする
  6. 数が多いのでたくさんの人に配れる
  7. お土産として外さない


いろいろ書いてしまったけれど

来期のJ1でも

胸に入った 白い恋人ユニを

期待しているんだけどなぁ


凄いぞッ!小野伸二 NIKEトリックプレー

2006-08-06 16:01:18 | サッカー全般
今回、日本代表に残念ながら落選してしまったファンタジスタ小野。

しかし最近、今何かと話題の動画配信サイト(You○ubu)で小野伸二のNIKE CMビデオを見てビックリしました。
[Search=小野伸二]

NIKEのCMといえば、ロナウジーニョがクロスバー相手にボレーシュートでリフティングしていたあのCMです。
小野伸二のCMは、トヨタカローラの外人少女相手のリフティングが有名ですが、今回の出来はそれ以上に素晴らしいと思う。


---CM概要

1. 夜の練習終了後のグランド

2. 一人、リフティング ドリブルをしてボール片付けをする伸二

3. ボールを入れるカゴに遠目からカーブをかけて次々と放り込むスーパーキック!!!



私の見た感じでは、恐らくノートリック。
はっきり言ってロナウジーニョの時より衝撃を受けた。

オシムが事前にこのビデオを見ていたら、代表入りは確実だったんだろうな。


    なんて考えてしまったよ。



新千歳空港出発ロビーにて:2006.07.30
(本文とは関係ありません)


中学から高校へのサッカー育成について

2006-05-27 15:23:18 | サッカー全般
九州プリンスリーグ1部でのルーテル学院の躍進が著しい。
昨年プリンス2部から昇格し、いきなりの首位だ。(6節終了時点、5勝1分)
なぜ2部から昇格したばかりで圧倒的に強いのかをネットで調べてみた。
ルーテル学院は中高一貫の私立校で平成15年頃から全国中学サッカーの常連となり平成16年、17年と連覇している中学の強豪校だ。おそらくその頃のメンバーが中心となり高校サッカーでも花開きつつあるのだろう。

昨年高校選手権で優勝した野洲高校がそうであるように、今や高校サッカー界では自ら種を撒いて6年間かけて選手を育成していかないと全国では通用しないとまで言われている。(3年間では期間が短く厳しい)
やはり6年間一緒のメンバー、一貫した指導方法で育成してきたチームと、いろいろな所から集まったメンバーでその学校の指導方法で3年間育成したチームとでは差がつくのは当たり前である。

中学から高校にかけて6年間の育成方法については次の3パターンがあると思う。


■中高一貫型(私立高)

  ※成果をあげている学校
  ・ルーテル学院(熊本) 
  ・桐蔭学園(神奈川)
  ・常葉学園橘(静岡)
  ・東海第一(静岡)
  ・暁星(東京)
  ・海星(長崎)
  ・渋谷教育学園幕張(千葉)

  ※現在強化中と今後強化に乗りだす学校
  ・青森山田(青森)
  ・帝京(東京)
  ・静岡学園(静岡)
  ・国学院久我山(東京)
  ・明徳義塾(高知)
  ・星稜(石川)


■地域一体型(公立高)

  ・丸岡中 → 丸岡高(福井)
  ・セゾンクラブ、野洲中 → 野洲高(滋賀)
  ・大津中など町内 → 大津高(熊本)
  ・国見中 → 国見高(長崎)


■高校主導クラブ育成型(公立・私立高)
 
  ・藤枝FC → 藤枝東高(静岡)
  ・四中FC → 四中工高(三重)
  ・アミザージFC → 多々良高(山口)
  ・武南Jr → 武南高(埼玉)
  ・ディアマントFC → 鹿児島実業高(鹿児島)



ざっと見た感じ全国高校サッカーでもおなじみの学校が揃っている。
しかも全国でも勝ち残れる実力を持ち優勝をも狙える学校である。

今後は普通の学校がたまたま全国大会に出場しても勝ちあがることが非常に困難な事になっていくのであろう。

「JFAアカデミー福島」 開校に思う

2006-05-17 19:31:41 | サッカー全般
少々旬を過ぎた感はあるが。

JFAは今年4月より、福島県と連携しサッカーエリート育成プログラムをスタートさせた。
(もちろん川渕会長の肝煎りで)
公立の中学校と高校に進学し、中高一貫指導で未来の日本代表ではなく世界TOP10を目指す選手を育成するという壮大な計画である。
モデルとしたのは、アンリら多くのフランス代表選手を輩出した 「フランス国立サッカー学院」

第一期生として北海道よりただ一人、山名真姫さんが合格した。
男子は中学1年のみで、455人が3次渡る選抜試験によって篩いにかけられた結果、17名が合格したが倍率は27倍ともちろん狭き門である。
選抜内容はサッカーのスキルテストとミニゲーム、最終選考には作文も加わりサッカーに対する姿勢、意気込み、情熱もチェックされる。

12,13才の子供を青田刈り選抜するわけだから選抜方法が気になるところである。
もちろん子供にとって試合での実績は殆どないのだから。

試験官が見るところは、おそらくはサッカー技術よりも将来性であろう。
では将来性とは・・・・

 足が速く運動神経に長けている子

これではどのスポーツでも共通である。
でもおそらくはこれしかないんだろうな。

サッカーテクニックは後から身に付くものだろうか。
スキー競技では幼少時における雪とスキーとの触れ合いが後のスキー技術に大きな影響を及ぼすという。
ストリートサッカーで培った技術、発想は後天的に身に付くのか疑問ではあるが。

フランス国立サッカー学院をモデルにしたというが、決定的に違うところがある。
費用(教育費)の問題だ。
"ハングリー精神"などという使い古された言葉は使いたくない。

アカデミー福島は全寮制で、アカデミーに支払う金額が年間およそ100万円。6年間で600万円かかる。
見えているお金がこれだけであって実際は、実家へ(から)の旅費とかまだまだの出費を余儀なくされる。
 ※しかし、合宿費・遠征費・用具はJFA負担である。(これは結構デカイ)

一方、フランス国立サッカー学院は個人負担は昼食代だけで経済的に恵まれない移民の子も多いという。
(アンリもカリブ海からの移民の子である)

日本のサッカーエリート教育は、ある程度お金を子供にかける勇気と財力がないと入学させることができない環境となっている。
フランスや南米などの子のようにストリートサッカーを興ずる才能豊かな子は、日本では活路を見出すことができるのであろうか。

Jリーグが各地域のサッカー育成に貢献してきたように、アカデミー福島が今後どのように地域、日本に対して貢献(還元)してくれるのかを見守っていきたい。

もちろん、すぐに結果を出して欲しくはない。
長い年月をかけて徐々に日本に浸透していってくれればと思う。

 それこそ、100年構想で。

 

ウソ?ホント? 驚愕のロナウジーニョ

2006-01-03 21:01:43 | サッカー全般
少し古い話題となってしまったが、元旦深夜の「やべっちFC」を見てビックリした人は大勢いたと思う。
NIKEのサッカーシューズCMビデオにブラジル代表のロナウジーニョが出ていたんだが。。。


~NIKE CMの概要~

ロナウジーニョがNIKEのシューズに履き替え、ボールをリフティングしながらペナルティエリアのライン沿いに進んでいく。
ゴール正面に来たとき、ペナルティエリアやや外からゴールに向かって強烈なボレーシュート!
しかし、ボールはクロスバーに阻まれた。が偶然にもロナウジーニョにノーバウンドで返ってきた。(あれっ失敗かな)
このボールを胸トラップ後またリフティングし、ボレーシュート。
が、しかしまたもやボールはクロスバーにあたりロナウジーニョの元へ!!!

これが何と4回連続で決まってしまう。

しかも、ロナウジーニョは一度もボールを地面に落とすことなく、殆ど動くこともなく。

~~~~~~


これを見たとき私は次のことを考えた。

ボールに透明なヒモみたいのが付いている。(そんなわけないか)
CG技術、合成映像。

私はどうしても信じたくなかったし、信じられなかった。


この後、番組のインタビュアーがロナウジーニョに質問していた。

『これは本当にやっているのか』





『本当だよ。見ていたでしょう』





今でも狐につままれた感じである。
(やっぱり信じられん!)

田中達也 ドイツW杯絶望

2005-10-16 12:12:15 | サッカー全般
田中達骨折…W杯もピンチ
2005年10月16日(日) 10時51分 デイリースポーツ


 日本代表の浦和FW田中達也(22)が右足腓骨(ひこつ)骨折で、今季絶望となり、来年のドイツW杯出場も極めて難しくなった。衝撃的なシーンは後半13分に起きた。左サイドのパスに走り込んだ田中達を、柏DF土屋が反則気味のスライディングタックルでなぎ倒した。
 踏ん張っていた田中達の右足首は折れ曲がり、倒れた直後に自らタンカを呼び寄せた。一目で分かる重症。倒した土屋も“涙目”になる中、すぐさま救急車が呼ばれ、田中達は病院に直行した。
 まさに天国から地獄だ。前半23分にMFポンテの先制点をアシスト。後半4分に難しいダイレクトシュートを決めて今季8点目。同9分はトドメの3点目の起点となり、日本代表の“FWサバイバル戦”で猛アピールの活躍だった。
 柏が退場者2人を出し、浦和が4―0とした直後に起こった悲劇。チーム最多タイの7得点圧勝劇にも、浦和の犬飼社長は「後味が悪い。プロの選手同士で一番やっちゃいけない。許せない。プレーする資格がない」と断罪した。
 骨折は判明したが、精密検査の結果が出るのは16日になる。森GMは「右足首がどうなっているか。参ったな。来年の開幕もダメかも」と心配した。今季絶望の田中達はW杯本番へ向けてアピールの場を失い、浦和も逆転優勝への貴重な戦力を失った。

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うーん。達也かわいそうだね。

しかし、倒した土屋の方が、これからもっと辛いだろうな。

読売ONLINE  スポニチ