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番狂わせ? 悔しい緒戦敗退 ~埼玉県インタハイ予選3回戦

2009-06-13 19:42:41 | 高校・ユースサッカー
 
  インターハイと言えば 『汗』 と 『夏』 そして 『暑い』。。。

 今年も夏を感じさせる陽気の中開催された決勝トーナメント3回戦の会場はお馴染みの浦和東高校。最近、全国インタハイとはとんと縁がないというか、芝のグラウンドまで辿り着く前に敗退している感じの武南。今年もスーパーシードとなった緒戦の対戦相手は成徳深谷高校。県北では正智深谷、農大三、深谷第一など最近力を付けてきていたのは感じていたが失礼ながら成徳深谷は全くノーマークの存在。しかし、武南相手に「勝算あり」といった雰囲気がベンチからも漂っていました。

 案の定、嫌な予感が的中してしまった。


◆埼玉県インタハイ予選3回戦
  日時:平成21年 6月13日(土) 12:30   会場:浦和東高校
武南高校
0
0
前半
0
2
成徳深谷高校
0
後半
2
得点
後半14分
20大倉周(成徳)
後半39分
14粂翔之(成徳)






     <<武南start>>

        11藤井    9野溝

 7田中                    8東

        10成田    6平野

 3冨永                    14和氣
         4石田   5南原

             1丸山

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

交替 後半10分  7田中→18相内(武南)
   後半28分 18相内→15岡部(武南)






成徳深谷は長身のツートップを前線に並べる。
全体的にガタイが良く背が高いイメージ。
序盤から「タマ」が落ち着かなく蹴り合いでどちらもチャンスというチャンスは掴めない。
武南で気になったのは、運動量の割には攻め切れていないのと最終ライン、GKへのバックパスが多かった事。

成徳深谷のプレスが早かった為に微妙にパスがズレてしまっていた。
ゆえに苦し紛れの最終ラインからのロングフィードで凌いでいた感じ。
(当然楽々クリアされていたけど。。)
コートをワイドに、しつこくしつこくサイドを突いていく攻撃が見られなかった。
得点の臭いがしていたのは、むしろ成徳深谷だった。

武南の決定的なチャンスは、
前半30分過ぎ、藤井からの折返しにゴール前で放った成田のシュートはミートせずバーの上。

なんともイヤーーーな雰囲気を残し勝負は後半へ。





後半に入っても運動量が落ちない成徳深谷。
武南も前半あまり見られなかった右サイドを使って攻め込むがFWまで球が届かない。
選手交代で何とか打開したい武南は10分に相内を投入。


後半14分

 成徳深谷 右サイド突破から左へ展開し左45度から4新島がGKの前へ絶妙のクロス。
GK丸山の前に飛込んで行った20大倉がヘッドで後ろへスラし、ゴール右へ流し込んだ。


反撃にしたい武南だが、その後も攻め切れないイライラする時間帯が続く。
後半28分岡部を投入。
FWを3枚にしてパワープレーに移る。
やはり競合いに強い岡部は高さと強さで相手に勝っていたと思う。
しかし、決定的なヘッド、正面からのシュートがゴール枠を捉えられない。

武南のパワープレーの中でポストを叩く惜しいシュートもあったが、


後半39分

 成徳深谷 カウンターから抜け出した14粂がGK丸山と1対1となる。
最後は、GKを左へ交わし角度のない所からゴール右サイドネットを揺らす。


#同点に追い付くしかなかった武南のこの失点は仕方ないでしょう。





全くの第三者として観戦したとしても成徳深谷が勝つだろう予測はある程度ついていた。
サッカーに内容勝ちは無いし、なにしろ試合の流れが成徳ペースであった。


プリンスリーグでも1部昇格に向け崖っぷちの対戦を余儀なくされている。
一度ドン底に落ちるのも効果があるかも知れない。

負けた時の批判、勝った時の賛辞は言いたくはない。
個人的な感想を言わせて貰うなら、もう少し早い時間帯で岡部のプレーを見たかった。