追っかけタイ!

 
 
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本当は凄い 夏見円の快挙 ~ノルディックスキーW杯

2008-03-02 12:03:10 | スキー
笑顔の夏見円(右)=ストックホルム(AP=共同)




   
夏見 円

(なつみ まどか 1978年7月2日)

略歴
北海道網走市出身
網走市立第一中学校 - 旭川大学高校 - 日本大学 - チチヤス乳業 - 芸北国際 - JR北海道

クロスカントリーでは唯一のナショナルチームAランク入りを果たしている日本での第一人者。明るい性格とそのルックスで人気も高い。170cmの恵まれた身体を武器にした爆発力が持ち味である。
2008年2月27日、ノルディックスキーワールドカップシリーズクロスカントリー(距離)ストックホルム大会の女子スプリント・クラシカル(1㎞)で3位に入り、日本のクロスカントリースキー史上初となる表彰台に登る快挙を成し遂げた。


主な成績
2001年 - 日本選手権・スプリント:優勝、W杯アシアゴ大会・スプリント:11位
2002年 - W杯:2大会で10位、ソルトレイク五輪・女子スプリント(1.5㎞フリー):12位、30kmクラシカル:26位
2003年 - 世界選手権・スプリント:16位
2004年 - 日本選手権・スプリント:優勝
2005年 - 日本選手権・スプリント:優勝、W杯ラハティ大会・1.2kmスプリント:13位
2006年 - W杯デュッセルドルフ大会:21位、トリノ五輪・団体スプリント:8位入賞(福田修子とのペア)
2007年 - 世界選手権・スプリント:5位入賞(五輪・世界選手権を通じ、日本選手の最高順位)、チームスプリント:13位(福田修子とのペア)
2008年 - W杯ストックホルム大会:スプリント・クラシカル:3位

[出典:Wikipedia]


◆CrossCountrySkier *夏見 円*ブログ & natsu_mim♪

◆当日のレース動画は こちら (ブログサイトに記載されていました)



 「歴史を変えた」 「壁を破る」 「日本選手初の表彰台」 など翌日の紙面を夏見を賞賛するタイトルが躍る。

 ノルディック競技において発祥の地である フィンランド、ノルウェー、スウェーデンなどの北欧諸国が伝統もあり圧倒的な力を誇る。日本の柔道・剣道などと同じく、ノルディックで他国に負ける事はプライドが許さないのである。特にクロスカントリーの分野においてそれは際立っており、他を全く寄せ付けない雰囲気さえ漂う。
ノルディック複合においては、日本の荻原健司が前半のジャンプで2位以下を引き離し後半の距離において逃げ切る必勝パターンに欧州人が我慢ならず、荻原潰しのためジャンプのルール変更をした事はまだ記憶に新しいところ。

実は、スプリント競技(1㎞)なる種目があることを今回初めて知った。
市街地を走る短距離決戦で、今回の決勝は6人の選手によって争われた。(FINx2,SLO,GER,NOR,JPN)
6人を4つのレーンと少々の起伏があり急なカーブと狭いコースで観客が間近で選手を見ることができる。ちょうど、スノーボードクロスやスキークロスといった競技と似ており、スリリングなレースが期待できる。
レースの焦点はスタートダッシュとコース取り、およびコーナリングで全てが決まってしまうと感じた。

  ※上に記載してある動画をご覧いただいたほうが手っ取り早いと思います。


夏見円はライバルでもあり親友でもある福田修子とは美人アスリートとして共に名高く、一般にはあまり知られていないクロスカントリー競技の知名度アップに貢献している。

実は、夏見が3位に入った事に一番驚愕しているのは日本人ではなく、北欧諸国の人間であることは間違いないこと。

今回の快挙がどんなに凄いことかを実感していない人が多いと思い、あえて書かせていただいた。


男子国体コースに咲いた華 シイタケマン! ~シリーズ第2戦も尾瀬岩鞍

2007-02-13 17:47:47 | スキー

 シリーズ第2戦も前回と場所を同じく、尾瀬岩鞍はチャンピオンコース。
時折、雲の合間より太陽が顔を覗かせるが、降りしきる雪が容赦なく顔に吹き付ける。
大会参加選手は前回大会からの ジュウザとアクマ。
そして今回は特別に「紅一点」のシイタケマンがボードで登場し大会に華を添える。
シイタケマンは「スピードは大丈夫」と豪語するだけあって、なかなか ”ブッ飛ばす..” のがお好きなようです。 ←ボードの事です。
ちなみに次回参加する時には、オレンジ色のウェアを着てくるような事を。

  これで私以外の3人がおソ・・・


日  時  :平成19年 2月12日(祝)
場  所  :群馬県片品村 ホワイトワールド尾瀬岩鞍
参加選手  :♂ ジュウザ(Team北斗の拳)
       ♂ アクマ(SAKUMA Drop's)
       ♀ シイタケマン(Team Orange)
報道・写真 :♂ 追っかけタイ!(最初はgoo)
大会公式飲料:ホッピー(セットで。)


     《悪天候のコースを滑走するジュウザ選手》

前大会、僅差でアクマの後塵を拝してしまった王者ジュウザ。
是非とも栄冠を奪還したいところだが、唯一の弱点とも言われる
"女性"が参加していたため、もう大会どころではなく目も虚ろ。
 何とも悔やまれます。



     《連覇を狙うアクマ選手の華麗なスラローム》

前大会、二日酔い体調不良ながらも後半見事に逆転初勝利を奪い取ったアクマ。
残念ながら、今回も体調不良のようです。。全く懲りていません!
食事中に本番用板が紛失してしまうというトラブルに見舞われたが、
健気に頑張っている姿を見た時には、私も熱くこみ上げてくるものがありました。
 (戻ってきて ホントニ ヨ・カ・ッ・タ・ヨー。) ←片言のニホンゴでお願いします。



   《男子国体コースでも笑みを浮かべるシイタケマン》

ボードの腕前は、普段 男子と一緒に行動しているだけあって速いのなんのって。
急斜面で知られる男子国体コースをご一緒させて頂いた時にも

 「おもしろいっ!」

これを聞いた時には、私もタマゲテしまいました。



大会終了後は、やっぱり「お祭り広場」に集合。


埼玉を朝早く出掛けた甲斐あって、朝8時にはリフトに乗る事ができました。
そして滑り終えたのが、なんと午後4時。
私は、太ももパンパン、膝ガクガクで立っているのがやっとの状態。
帰りの関越道はもちろん連休最終日の大渋滞で家に帰り着いたのが深夜。
でも、すごーく楽しかったので何とも心地よい疲れを感じましたね。
往復の運転をしてくれたジュウザさん、本当にありがとうございました。
また、このメンバーで遠征できる事を大変楽しみにしております。

 またしても、内輪ネタで申し訳ありません。。







オマケ。

もうひとつの男子技術戦 シリーズ第一戦! ~ホワイトワールド尾瀬岩鞍

2007-01-20 23:30:15 | スキー
 

 今シーズンのオープニングは、群馬県の尾瀬岩鞍において熱き戦いの火ぶたが切って落とされた。
昨年のグランプリ覇者である ジュウザ(Team北斗の拳)が当然、軸となるであろう今大会。
対抗は最近メキメキと力を付けてきている 若手のホープ一番手のアクマ(SAKUMA Drop's)が最有力。
大会コースは、尾瀬岩鞍ではお馴染みのチャンピオンコース。
この時期としては、例年より少し雪が少ないが好天にも恵まれ、大会運営には全く問題がない絶好のコンディションのもと開催された。

 おそらく、この二人の一騎打ちとなったであろう気になる大会の結果は。

  違うチームで何故かウェアがおソロの二人。(←絶対変です)

        《急斜面を果敢に攻めるジュウザ選手》

今シーズン、既に埼玉から群馬に10回も遠征に来ているジュウザ。
ここ尾瀬岩鞍も完全に自分の庭化としていて調整も万全。
心配の種は、自分の力を過信するあまりの自惚れだけか。。



        《後半、カンを取り戻したアクマ選手の滑り》

今シーズン、初滑りとなる今大会(ホントですか!)
だが、大会本番にはきちんと間に合わせてくるあたりは、さすが若手ナンバーワンと言われる所以。
しかし、昨晩の不摂生がちょいと不安。(ホッピーを飲み過・・)


結果は・・・
この二人のショットをご覧いただけると分かる事と思います。
私も今日は、スキーを満喫し帰りの温泉も楽しんで大満足です!

 お二人さん、是非またお付き合いのほどを・・・