秋分の日の西が丘は、31℃とまだまだ残暑厳しく日差しも強く照りつけましたが、時折秋の爽やかな風も吹いて思ったよりも快適に観戦することができました。21日にひたちなかでガンバ大阪との死闘を制し、来年度の高円宮の九州枠を1つ増枠した事により九州プリンスリーグ1位の面目は保たれたと思います。それにしても強豪ガンバに対し大迫勇也のハットトリックで見事な逆転勝利。前評判通りの強さと言っていいでしょう。
今日勝てば憧れの国立競技場のピッチに立てる権利を得る準決勝の相手は優勝候補筆頭の浦和レッズユース。山田直輝、原口元気などトップチームにも合流しており、チームの総合力ではおそらくユース随一。ガンバ、レッズと撃破すればもちろん優勝候補でしょう。でも現実は厳しいものがありましたね。
◆高円宮杯全日本ユースサッカー選手権大会 準々決勝 | ||||||
日時:平成20年 9月23日(祝) 11:00 会場:西が丘サッカー場 | ||||||
鹿児島城西高校 |
0 |
0 |
前半 |
2 |
3 |
浦和レッズユース |
0 |
後半 |
1 |
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得点 |
前半14分 |
7高橋峻希(浦和) |
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前半36分 |
10田仲智紀(浦和) |
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後半44分 |
14原口元気(浦和) |
JFA公式記録(PDF)
<<鹿児島城西start>> 9大迫勇 11野村 12室屋 7大迫希 6河野 8横道 4松井 13前田 3藏薗 5成元 1神園 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 交替 HT 12室屋→ 14平原(鹿児島) 後半11分 6河野→ 19鮫島(鹿児島) 後半31分 11野村→ 20林 (鹿児島)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/4d/53f8486232422b717b0d469345520cc4.jpg)
序盤から正確なワンタッチパスとピッチを広く使った大胆なサイドチェンジを絡め、鹿児島サイドに攻め込むレッズ。
鹿児島はボールを繋いで攻めたいのだが、レッズの前線からのプレッシャーがきつくロングボールに頼らざるを得ない。
前半14分
レッズ カウンターから左サイド山田直輝より高橋峻希へのパスが通る。
左サイドをドリブルで駆け上がる高橋。
ペナルティエリア付近で中に切れ込みゴール右45度でゴールに向かう。
最後は相手ディフエンダーと倒れこみながらの放ったシュートがゴール左ネットに決まるファインゴール。
前半36分
レッズ 永田拓也からの浮き球パスがペナルティエリアの田仲智紀に。
胸で落としゴールに向かいドリブル。2つ前に突いてから角度のないエリアからの渾身の左足シュートは
ゴールバーを叩きながらもゴールに吸い込まれた。
鹿児島も惜しかった場面はあった。
前半36分
鹿児島 中央エリアで野村章悟が2度ほどのワンタッチのワンツーで右サイドへディフエンスの裏へ抜け出す。
ドリブルでゴール前まで攻め込み、ゴール45度の角度から放ったゴールファーを狙った
グラウンダのシュートは惜しくもゴールポストを掠めた。
ゴールキーパー柴田大地が判断よく前に詰めた事により、シュートコースを消すファインプレーだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/bc/6ff7de8e27a8cb6aa3fdddcc8c3c7792.jpg)
後半に入ってもレッズの猛攻は止まない。
後半15分まではシュートの雨を降らす。ゴールが決まらないのが不思議なくらい。
ようやく、20分過ぎから鹿児島も反撃に移る。
素早いプレスでレッズボールを奪取する。
しかし、如何せん鹿児島の駒不足の感は否めない。
頼みの綱は前線で張っているU-18日本代表候補の大迫勇也。
今日も厳しいマークにあっていましたね。
後半44分
レッズ 原口元気の個人技が炸裂。
ペナルティエリア中央付近で受けた原口がドリブルでディフエンダーを面白いように抜いていく。
ゴールエリアに近づいてもドリブル勝負し、最後はゴールラインまで抉って角度のないところからの
左足シュートがネットを揺らすスーパーゴーーーーール!
鹿児島が不幸だったのは、3人目の交代枠を使い切った後半30分過ぎ、
相手選手との接触プレーで前田正治が負傷してしまったこと。
ピッチ外で手当てを受けていたが、2度とピッチに戻ることはなかった。
1人少ないにも関わらず、最後まで試合を諦めないプレーには
見ていてアツくこみ上げてくものがありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/8c/de9ad46c175464c9dae71da8e0dcaf62.jpg)
やっぱり、レッズ強いですね。
実力はJリーグのサテライト並みでしょうか。
鹿児島城西もいいチームです。
また、来年来れることを願っています。
いよいよ、国立で4強がぶつかり合いますね。
・岡山作陽高校 vs 浦和レッズユース
・名古屋グランパスU-18 vs FC東京U-18
作陽高校がヴェルディを4-2で破ったのには正直ビックリしました。
う~ん。。
やっぱり私は高体連チームの岡山作陽高校を応援したいと思います。