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武南・栄残った!大混戦、高校総体決勝リーグ第2節

2006-06-24 19:29:43 | 高校・ユースサッカー
真夏のような暑さの中で行なわれたインタハイ決勝リーグ第2節。
西武台と大宮東が1勝しており、今日勝てば大阪行きが決定するところであったが、なんと4チームが横一線に並ぶ大混戦となってしまった。
これで明日の最終日に勝てば全国大会出場のチャンスが全ての高校にでてきた。
今日の試合を見たかぎり各校の実力差はほとんどないので、明日はどこが来てもけっしてサプライズな結果ではないと思う。


◇第2節までの結果

 ------ 勝点-得失点差
 1位 西武台  3   +1
 2位 大宮東  3    0
 2位 埼玉栄  3    0
 4位 武南   3   -1

◇最終節組合せ

 埼玉栄 VS 武南
 西武台 VS 大宮東

  埼玉栄→引分け以上
  武南 →勝つしかない!
  西武台→引分け以上
  大宮東→勝つしかない!

わずかに埼玉栄と西武台が有利だが、各チームとも明日は運を天に任せるしかないんだろうね。


日時:平成18年 6月24日(土)
場所:埼玉スタジアム第3グランド(天然芝)

◆第1試合(12:30~)

   埼玉栄   10 ( 1 : 0 )  西武台

いきなり栄の先制パンチが炸裂した。
前半2分 右サイドでスルーパスに反応した23番がDFを振り切りゴール左に流し込み先制。
序盤は完全に栄ペース。両サイドからの早めのクロスにゴール前で張っている牧田君が再三惜しいシュートを放つが追加点を奪えない。

後半に入ると予想通り西武台が攻勢にでてきた。
しかし運動量が落ちない栄の体を張った守備に対し、思うようにパスをつなぐことができずイライラする時間が続く。
終盤は栄の選手に足をつる選手が続出するが、何とか栄が逃げ切って明日に望みを繋いだ。


◆第2試合(14:30~)

   武南    21 ( 1 : 0 )  大宮東

序盤ボールが落ち着かずパスを繋げずに戸惑う武南イレブン。
前半は大宮東が、武南の左サイドを徹底的に攻めてチャンスを作っていた。
武南もようやく前半38分 右サイドに大きく振ったボールに対し、濱田君が前線のスペースに動きだした田中直君に絶妙のスルーパス。これを落ち着いてゴール左に流し込み武南が先制する。
後半開始1分 武南田中直君が左サイドを突破し、なおもDFを抜いてゴールに近づき決定的なマイナスクロス!これにエース苗代君が難なく合わせて2:0とする。(さすがに苗代君は柳○みたく外しません)
しかし、このあたりから大宮東の猛攻が始まる。後半5分 PKエリア内で武南米川君がスライディングでファールをとられPKを与える。これを大宮東9番が落ち着いて決めて1点差。
だが、私の見た感じではファールではなかったと思う。大宮東の選手の倒れ方がうまかったのかもしれない。それに2点差もあったから審判が、
この後も武南は試合終了まで危ない場面に晒されたが、1点差で辛くも逃げ切った試合だった。

武南は今日、苦戦した。得意のパスが繋がらず、攻撃の起点となるトップ下の田中直君までボールが渡らなかった。
言い換えれば大宮東の守備が冴えていたと言っていい。いつもなら武南はツータッチくらいで簡単に相手を振り切っているが、大宮東はその次のプレーまで懸命にプレッシャーをかけ続けた。
大宮東の最後まであきらめない「ナイスファイト」には好感が持てた。

埼玉サッカー:全国高校総体予選ブロック決勝

2006-06-17 18:06:40 | 高校・ユースサッカー
昨日午前中まで降っていた雨の影響でグランドのあちこちに水溜りが残るあいにくのコンディション。
プリンスリーグを中断して行われているインタハイ予選もブロック代表決定戦となり、いよいよシード校が登場してきた。


日時:平成18年 6月17日(土) 12:30~
場所:浦和東高校グランド(やや重)


◆Bブロック代表決定戦

   武南   41 ( 2 : 0 )  川越南

 ----BUNAN-start---------------------
  GK 12富居
  DF 2米川 3高橋 4幸田 5藤沼
  MF 6田中優 7濱田 8田中直 11海老名
  FW 10苗代 17松永
 ------------------------------------

4:1という点差以上に実力差があった試合。
ピッチ状態があまり良くない条件でも武南は細かいパス交換とサイドの海老名君、濱田君へのロングパスが効果的で序盤から川越南を圧倒する。
前半11分 ゴール前で松永君からのスルーパスに反応した苗代君が抜け出し先制。
26分には田中優君がゴール正面からのミドルを決めて2点差とする。
テクニックで大きな差があったが、残念ながら体力面でも能力の違いがあった。
前半残り10分間は川越南全員の足が止まり武南の猛攻を食らうがなんとかこれを凌ぐ。
後半20分 苗代君のミドルレンジからのボレーが炸裂し今日2点目のゴール。
しかし川越南も後半38分 ゴール正面でFKを得て2番伊藤君?が武南の虚をついて守備陣形が出来上がる前にシュートしゴールとなる。
猛烈に武南は抗議するが判定は覆らない。
この判定に怒ったように後半40分 カウンターから猪君?が抜け出しゴール前へラストパス。シュートしたボールに吉田君がきっちり詰めてダメ押し。




明日から8月に大阪府で行われる全国大会出場権を賭けて4強が激突する。
(たぶん切符は2枚だと思います)

Aブロック 浦和東 0-1 埼玉栄 (順当。大宮ユースを破った実力は本物か) 
Bブロック 武南  4-1 川越南 (順当) 
Cブロック 西武台 6-2 国際学院 (意外な大差、でも順当でしょう) 
Dブロック 所沢中央0-5 大宮東 (予想どおり) 

U-18北海道プリンスリーグ~第5節

2006-06-10 21:25:32 | 高校・ユースサッカー
日時:平成18年 6月10日(土) 12:15~
場所:札幌サッカーアミューズメントパーク(人工芝)

   札幌光星 0 [ 0:1 ] 1 室蘭大谷
           [ 0:0 ]


久々に光星サッカーを観戦した。
山の手高校戦のショックを引きずっていないか心配もあったが、強豪室蘭大谷との対戦を大変楽しみにしていた。

小雨が降るあいにくの天候だったが、人工芝なので水溜りもなくピッチコンディションはほとんど問題はなかったと思われる。しかし、後半少し雨足が早くなったためピッチ上で足を滑らせバランスを崩す選手も結構いた。

前半、室蘭大谷は相手ボールに対して速い寄せでボールを奪いサイドからのワンツーでチャンス作って攻め込む。
FW樋渡君はパワーとスピードがあり、その樋渡君を生かすべきロングボールで先制点を奪われてしまう。
前半21分、室蘭大谷DFからのロングボールが光星DF背後を襲う。そこを樋渡君が抜け出しシュート。何とかGK大橋君が横っ飛びでボールをはじくがそのボールを詰められてゴールを許す。
先制された光星も何度か攻め込むがシュートまでは持ち込めない。3度のCKのチャンスも生かせず膠着状態のまま後半へ。

後半に入り光星のパスが徐々に通り出しリズムがでてきた。
得点が入りそうな予感がしてきた後半20分過ぎ、光星に決定的なチャンスが訪れる。
室蘭大谷のDFラインでの不用意なボール廻しを、中央でFW岡田君が猛烈なダッシュでボールを奪取!
GKとの1対1もなおも抜き去り無人のゴールにシュートかなと思った時、DFに戻られていたため打つ事ができずやむなくセンタリング。
しかし誰も合わせられずゴール前をボールが素通りして惜しいチャンスを逃す。
その後もMF武藤君が相手DFを置き去りにし、ミドルを打つがクロスバーを直撃。
途中出場のFW武越君も3回くらいのリフティングで相手をかわし、そのボールを足の甲に乗せたような「いい感じ」で右足ボレーを放つがわずかにゴール上に外れる。

光星は最後まであきらめずに全員死物狂いでボールを追いかけていたが、室蘭大谷に逃げ切られてしまった。
敗れはしたが試合内容はナイスゲームだったと思う。次節に期待しましょう。


-----余談ですが-----

光星側応援場所で観戦していましたが、私の隣に緑色のウェアを着た軍団が。
何と今月釧路で開催されるインタハイ全道大会で初戦で対戦する「岩見沢緑陵高校サッカー部」の監督と選手達でした!
皆、紙と鉛筆を持って観戦しておりました。
何か複雑な気分でした。




人生の監督 清水商サッカー部 ~大瀧先生

2006-06-02 22:29:41 | 高校・ユースサッカー
楽しみにしていた番組 NHK総合『プロフェッショナル』を昨日見せていただいた。

[放映 6月1日(木) 午後10時00分~]
※北海道は6月3日(土)午前10時05分~

名門清水商サッカー部監督と選手とのドキュメンタリー番組だ。
高校サッカーの監督は熱い男が多いが、例外に漏れず大瀧先生も熱い男の一人である。
また好きでなければやっていられない職業でもある。
確かに清水商にはハイレベルな選手が集まるが、大滝先生が育てた日本代表は13人にものぼるそうだ。

大瀧先生の教えは一言で言えばサッカー技術ではなく、躾(しつけ)、礼儀など社会生活における生き方である。
自分で考える力を養う、サッカーを通じて人間を育成する、という教えである。

うまく言えないけど、サッカーにおいては相手を敬う気持ち、信頼感がないと激しいプレーもできないのではないだろうか。


やっぱり最後はこの言葉に辿り着くのだろう。


 サッカーは子供を大人にし、大人を紳士にするスポーツである


原点に返り、素直にならなければ人間は成長しないのだということを再認識した番組であった。



------番外編------

その1

清水商のことを私はずっと『シミショー』だと思っていましたが、『キヨショー』と呼ばれていることを初めて知りました。
失礼いたしました。皆さん、ご存知でした?


その2

この番組があることを知ったのはこのブログです。
実は、むっしゅさんのページでは大変お世話になっておりました。
あらためましてお礼申し上げます。
(サッカーの話題が書いてあってビックリしました)


むっしゅの戯言 SPEC-B3