どんな弱小チームであっても、エースナンバー10を背負う意義はそれなりに大きい。
ましてや全国的にも知名度の高い武南のこと、いやがうえにも注目度も高まる。
当然、相手チームのマークは厳しく、周囲からは常にゴールを求められる。
内外の重責を一身に背負うのだから本人のプレッシャーは計り知れないと思う。
しかし、内容ではなく「結果」が重要なのだ。
そしてチームを牽引する精神的支柱でもなければいけない存在。
過去4年間における歴代のエースストライカーを振り返ってみた。
<2006年度 苗代>

苗代泰地(駒澤大学)
武南史上1位2位を争うであろうチームのエース。
サッカーセンスに長け、キープ力、突破力もあるレフティモンスター。
何と言ってもボールが足から離れないドリブルでフェントも上手い。
プリンスリーグ昇格、選手権出場へと武南の夢を叶えた立役者でもある。
最後には日本高校選抜にも選ばれ高校生活の締め括りに花を添えた。
<2007年度 吉田>

吉田怜平(東京経済大学)
何と言っても力強いドリブルが魅力。
ゴールが見えたら迷わずシュートを選択するストライカー。
強引だが、もちろんテクニックもある。
2007プリンスリーグ、横浜Fマリノス戦でのドリブル突破が忘れられない。
<2008年度 甲田>

甲田真生(武南高校3年)
小柄ながらも左サイドを切り裂いていくドリブルには目を見張るものがある。
相手DFの狭い所を、足に吸い付くドリブルで突破していく。
武南の10番としては珍しくフォワードではなく左サイド。
武南史上最弱と言われながらも、3年生としてチームを引っ張っていった。
最後の大会、選手権のベスト8は立派だったと思う。
<2009年度 岡部>

岡部佑允(武南高校2年)
久々に出現した大型ストライカー。
1年の頃から見ているが、なんとも成長著しい。
体が大きいので空中戦にも強く、相手DFにもあたり負けしない。
シュートの力強さと小憎いばかりのテクニックで相手を翻弄する。
今回は、特別に10番にスポットを当ててみたが、もちろんその他にも優秀な選手が数多くいる事も忘れないでいただきたい。
上野選手はよく名前を耳にしますが、実際見た事はありません。
私は、ここ4年間くらいの武南しか知らないのです。
ごめんなさいね。
私の知らない色々な事を教えて頂いてありがとうございます。
>苗代クンの武南史上1位2位を争うであろうチームのエースは言い過ぎ。
私も書いた後に少しオーバーかなとは思いました。
でも、サッカー雑誌には当時のチームは武南でも上位に位置すると書いていたので。。。
山崎選手、申し訳ありません、存じてないです。
私は武南を語る資格がありませんね。
私はここ最近4年間に限って書いたことです。
だって、それより以前、私はわからないことですから。
「今」を見つめていたいと思います。
こちらこそすみませんでした。
高校生と中学生の娘を持つ親父です。
山崎さんはアントラーズのユース監督から
今はアントラーズの強化部にいると思います。住金時代からジーコとプレイしていました。
本太中時代のプレーは圧巻でしたよ。帝京の誘いを蹴って、まだ強くなり始めた武南に入ったんです。浦和南の水沼さんは一緒にプレイした先輩ですね。エースと言うなら古い順に、山崎、榎本、前原、上野ですかね。全員今のさいたま市出身ですね。個人的に4人とも中学時代の全中でのプレーの凄さが目に焼きついているので、、、。それと揃って武南で1年生から坊主頭で活躍していました。