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負けちゃったけど光が見えたゾ。 ~プリンスリーグ関東2010(第1節)

2010-04-11 20:22:31 | 高校・ユースサッカー
前半38分 同点弾を決めた河野(17)


 新人戦では県大会予選で敗退してしまったので、公式戦・フレンドリーマッチ等も含め新チームにお目に掛かるのは今日が初めて。最近は雨ばかりで花冷えが続きましたが今日はセーターもいらず初夏のような汗ばむ陽気。そして1年振りに復帰した1部リーグの対戦相手は一昨年の大会で屈辱的大敗を喫している憎きFC東京。今大会でももちろん優勝候補筆頭。今年の武南は仕上がりが早く期待が持てると聞いているが、まさか勝てるとは思っていなかったけれど心密かにドローで勝ち点1くらいはと・・・。イヤ、贔屓目かもしれないが、武南にもう少しツキがあればひょっとしたら勝てたかもしれないと思っている。

 何となく今年は期待が持てそうな気がする。




◆プリンスリーグ関東2010(第1節)
  日時:平成22年4月11日(日) 11:00   会場:東京ガス深川グランド
FC東京 U-18
3
1
前半
1
1
武南高校
2
後半
0
得点
前半26分
11 秋岡活哉(東京)
前半38分
17 河野直登(武南)
後半32分
22 村松知稀(東京)
後半41分
15 橋本拳人(7 武藤嘉紀)(東京)






     <<武南Start>>

        10山田    17河野

 7金子                  24吉永

         8平野    18小川

15宮野                   21毛利
         4石田     5橋本

            30片谷

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

交替 後半24分 17河野→19根岸(武南)
   後半28分  7金子→16谷口(武南)
   後半38分  4石田→20田代(武南)
   後半40分 15宮野→ 2松本(武南)






 3対1

スコアほど差はなかった。
後半30分までは、本当にどちらが勝つかわからないくらいだった。





前半は、ワンサイドになるだろうと見ていたが、ほとんど五分の状態で時間が過ぎていく。
若干FC東京の方がボールポゼッションは上回っていたのかもしれないが、
押していたのは点が入りそうな予感がしていたのはむしろ武南。
体格と運動神経に勝り、スピードとテクニックでグイグイ攻めていくFC東京。
特に、9番前岡、11番秋岡、10番佐々木が素晴らしい。
しかし、武南だってテクニックでは決して負けてはいなかった。
山田、河野の2トップにドリブルで勝負する吉永、金子らと見劣りはしていなかった。
でも、先制点はやっぱりFC東京。


前半26分

 FC東京自エリアからのカウンターで武南左サイドをドリブルで突破される。
懸命に付いていった5番橋本だったが、ペナルティエリア付近で振り切られる。
カバーに入った同じくセンターバックの4番石田が後ろからのチャージを反則
と見られ痛恨のPK。これを慎重に11番秋岡がGKと逆の左ネットを揺らす。





しかし、アッと驚く同点弾が飛び出す。

前半38分

 FC東京ボールをインターセプトしたボールを左サイド7番金子が突いていく。
ディフェンダー2人に囲まれ突破しようとしたがちょっと無理があった。
しかし、こぼれ球を後ろからかっさらっていったのが、17番河野。
ゴールに詰めて行く河野が選択したのは、ゴール前のパスではなくシュート。
豪快な弾丸シュートがGKを弾きゴール左へ吸い込まれた。
FC東京のサポータを沈黙させるに十分な一発だった。







後半に入ってもほとんど膠着状態。
FC東京もサイドを切り裂き、中央へ戻したりと何とか打破をはかる。
武南もピンチを何とか凌いでいたが、ややアンラッキーな形で失点する。


後半32分

 大きくサイドチェンジ繰り返し、2列目3列目がどんどん攻め上がる。
左深いところで22番村松がフリーになる。ゴール前に人数は十分。
やや、弾道の低いクロスをゴール前に上げる。
しかし、なんとこのボールは、ゴールキーパーのジャンプした手を掠めゴールイン。


武南も選手交代で、何とか同点に追いつこうとする。
惜しいチャンスもあったのだが、逆に連携ミスからボールを奪われダメ押し点を。


後半41分

 前がかりになった武南に対し、カウンターからアッという間に左サイドを抜かれる。
このときは、橋本君と毛利君のマークがズレてしまっていた。
ラクラク左サイドを抜けた7武藤が、ゴールファーへクロス。
どフリーの15 橋本が、簡単にゴール右へヘッドを突き刺した。






今日の試合を見ていて、選手間における意思の疎通があまり上手くいっていなかったと思う。
自分の欲しいところでボールがもらえない。
フォーメションディフエンスにおける、マークの受け渡しのズレ。等等、、、

でも、何度も言うようだが、上手く戦えば、運が味方してくれれば決して勝てない相手ではなかったと思う。

今後の試合に向け、選手は下を向くことなく胸を張って自信を持ってプレーしてもらいたい。



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11 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (真希命)
2010-04-12 00:07:25
奇遇な事に今日私も初でした 私、武南応援席の選手のお母さん(一人でうるさい人の隣!)で観戦 そういえば成田君のお父さんもいたような気が。 FC東京戦私も同じ意見です。もし2点目が武南に入ってたら負けなかったかもしれません。 終了後大山監督のコメントを聞いてると勝ちに行った試合(プラン)だったのが分かりました。相手は、プロ予備軍 こっちは、部活感覚という生徒達の考えがはらだたしかったのでしょう。やっぱり大山監督が激叱咤しないとJユースに対抗できないなあその事を武南の息子達が鵜呑みにしないで、それに対して選手が理解してどう考えてこれから取り組むかカギだと思う。 今年は、例年になく期待出来るメンバーだと思うので
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Unknown (Unknown)
2010-04-12 11:29:03
私も見に行きました。どのくらい差があるのか?興味津々で。え~!?逆にJのチームはあれでいいの?
と感じました。キーパーから繋げる感覚も少なく、コンタクトで倒れる確率も多いサッカー。
伸びしろあるのかしら?
武南の選手は高校生らしく戦っていましたね。
今後の活躍を期待します!!
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Unknown (真希命)
2010-04-12 12:30:05
内容は、ほぼ互角ですよ。2007年と2008年は大差で負けたけど、ひるまず前を向く姿勢で戦ってました。 ただ直登君(ちょっと上野選手っぽい)が抜けてから攻撃のリズムがなくなり、2点目の失点で気落ちした所、修正できずすぐ加点されちゃったけど。それとGKは前半は活躍してたけど上背がないのでハイボールの処理が?ポジショニングが2点とも前すぎて怒られてたけど。 結果は、個人のスキルの差でFC東京に軍配。決して武南の出来は悪くなかったがこれからも互角以上の相手ぞろいなのでちょっとした綻びが試合の明暗を分けると思います。 残留目指し諦めず前を向け武南イレブン
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期待してます (かつとし)
2010-04-12 19:28:31
昨年は期待してながらも選手権には惜しくも出場できず、その先輩が残してくれた一部昇格。今年は新人戦でよもやの敗戦。その後、春の遠征で高校チームには勝つが、Jユースにはまだまだ。不安が残る中プリンスがスタートした。同じ高体連のチームも桐光以外は敗れている。Jユースの時代に入ったのは否めないが、何とか、高円宮本大会、そして、インターハイ、選手権がんばって出場し、優勝してください。これから観戦に行きます。
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光が見えた! (パーピュア)
2010-04-12 21:57:09
 期待のプリンスリーグ始まりました。新人戦でまさかの2回戦敗退の時は不安になりましたが、FC東京との戦いは見事でした。昨年のラッキーボーイの河野君が力強い素晴らしいシュート!
 最初は河野君みたいな動きだなと見ていたらラッキーボーイの河野君でした。体が締まりキレが増したいたので、今度にさらに期待したいと思います。

 昨年のある意味個性的なチーム(個々の力が連携した時の試合展開は目を見張るものがありました。しかし確率が低すぎました。)から個々のレベルが同じような纏まり観のあるチームに変身したように私は感じました。
 少し不安と言えば、何度がコーナーなどでボールを奪いに人数を掛けた為ゴール前ががら空きになる場面がありました。多分修正してくるでしょう。

 応援は成田家は親子で来ていましたよ!あと卒業生は丸山君・田中君・石川君・千葉君など来ていました。
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今後に期待をこめて。 (追っかけタイ!)
2010-04-12 21:59:03
真希命さん

まとめて失礼します。
やはり大山監督も勝ちに行ったんですね。当然ですね。
でも、FC東京はU-18年代では無敵で太刀打ちできないと思っていたのが、
もう少しで手が届きそうなところまできたように思われます。
初戦がFC東京で逆に良かったのかもしれません。
今後対戦するクラブユースに対し怖気くことなく戦えるかもしれないので。
選手の連携ミスは今の時期は仕方ないのかもしれません。
でも、これは相手チームだって同じ条件。理由にはなりませんね。
ありがとうございます。
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また応援お願いします。 (追っかけタイ!)
2010-04-12 21:59:26
Unknownさんで失礼します。

Jユースの出来が悪かったのではなく、武南の出来が良かったのでしょう。
昨日の審判は確かに接触プレーで倒れたらすぐ笛を吹いていました。
たとえそのプレーが危険なプレーではなく、倒れた選手のファールであっても、
ワザと倒れたプレーであってもだ。
私の考えでは、高校生年代では決して審判を欺くプレーをしてはいけない。
勝つことよりも大切なことがあるんだから。
ありがとうございます。
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プリンスは真剣勝負。 (追っかけタイ!)
2010-04-12 21:59:49
かつとしさん

やっぱり真剣勝負は迫力がありますね。
特にクラブチームと部活チームとでは意地と意地がぶつかり合います。
でも、クラブチームの優位はこれからも変わらないと思います。
優秀な人材がクラブチームに偏ってしまい、高校でも一極集中ではなく
サッカーを広告に分散されてしまってる。
ですが、武南のサッカーは魅力的だと思います。
ありがとうございます。
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Unknown (真希命)
2010-04-12 23:49:30
今私の人生の楽しみと言ったら武南サッカー観戦とブログを通じて意見や思ってる事をいいながらお互い同士として関係を交流出来たらと思います。
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遅くなりました。 (追っかけタイ!)
2010-04-14 20:00:12
パーピュアさん

昨年のチームと比較するのはまだ早計かなと思いますが、この時期にしてはよく仕上がっていると感じましたね。卒業生が応援に来るのも選手にとって嬉しいでしょうね。そんな来やすい雰囲気があるのでしょうね、きっと。伝統というか武南スタイルがか変わらないというか。
ありがとうございます。
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