背水の陣で挑む第4節は、千葉県柏市にある流経大柏高校グラウンドが会場。
大宮駅から東武野田線で小1時間。江戸川台駅下車、25分ほど歩くと左側に鬱蒼とした木々に囲まれた校舎が現れる。まず最初に目に付くのが校舎横のラグビー専用グラウンドでもちろん人工芝。流経柏はラグビーでも全国で強豪であり、経営陣の期待の大きさを物語っている。校舎の裏手に回ると、これまた人工芝を敷き詰めた立派なサッカー専用グラウンドがお目見えした。とても高校の施設とは思えないほど。
しかし、会場に着いて残念だったのは 『高いネット+金網』 と二重苦での観戦を余儀なくされた。なんとも観客には優しくない会場でしたね。でも、アウェーに関わらず武南ギャラリーがホームの観衆を上回っていました。
そう、見捨ててなんかいません。 まだまだ、みんな期待してるんですから。
日時:平成20年 4月27日(日) 11:00 会場:流通経済大学付属柏高校グラウンド(人工芝) 流通経済大学付属柏高校 1 : 0 [ 0 - 0 ] 武南<<武南start>> 11谷川 15岡部 10甲田 8清水 6成田 2保坂 4田中 25石田 5南原 22馬場 12丸山 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 交替 後半10分 5南原→13冨永(武南) 得点 後半25分 24福井(流経柏)
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昨年度の選手権チャンピオンに臆することなく堂々と真っ向勝負で戦いました。
流経はさすがに畳み掛けるような波状攻撃には十分迫力がありました。
フィジカルの強さというか、強引に相手の前に体を入れてくる。そして素早いプレスで攻撃の芽を摘む。
大きなサイドチェンジを混じえてのアーリークロスに3人くらいがゴール前になだれ込むド迫力。
武南も序盤からボランチの成田、保坂が交互にトップ下に位置してダイヤモンドの形となる。
前半10分には、甲田が中央までドリブルで切れ込み放ったファーストシュートはバーを直撃。
しかし、その後はこれといったチャンスもないまま流経ペースで前半を終える。
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後半開始直後から流経の猛攻が始まった。
20分過ぎまではいつ得点されてもおかしくない状況だったが、相手のミスにも助けられ何とか凌ぐ。
武南も黙って見ているわけではなかった。
左サイドを甲田、岡部、成田がパス交換で崩し、”らしさ”を魅せてくれた。
甲田のミドル、CKからの冨永、石田のヘッドと枠を捕らえたシュートはGKのファインセーブ。
引分けなんかいらない。最後まで貧欲に勝利を目指したのだが・・・・
後半ロスタイム、またしても痛恨の失点を喫してしまう。
武南の攻撃をボールカットされ、ロングフィードのボールを10番がポストになり胸で後ろに戻す。
右サイドに一旦はたき、弾道の低いクロスを逆サイドに流す。
左サイドに走り込んだ来たのが流経の2人。武南のDFは一枚。
GK丸山の必死のダイビングも及ばず、悪夢のシュートがサイドネットを揺らしてしまう。
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今日の敗戦は残念ですが、得点を・勝利を・勝ち点3を取りに行った結果です。仕方ありません。
でも、このチームは神に見放されたのか、悪魔に取り憑かれてしまったのかと思ってしまう。
1節のレッズ戦、2節のFマリ戦、そして今日の流経戦。全て試合終了間際のあまりにも残酷な結末です。
なんか、終わった瞬間、自然と涙がこぼれてきました。選手達が可哀想で。
一所懸命にやっても結果が出ない時もあるさ。
辛いかもしれないけど、これから社会に出てから きっとこの経験が役立つ時がくるはず。
そう信じたい。